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公開番号
2025012165
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114790
出願日
2023-07-12
発明の名称
流体除菌リアクター
出願人
スタンレー電気株式会社
代理人
弁理士法人山王坂特許事務所
主分類
A61L
2/10 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ウォーターハンマーが発生した場合でも、紫外線を透過する透光板の破損を防止することのできる流体除菌リアクターを提供する。
【解決手段】光源ユニット100の透光板101とリフレクタ104は、本体10のフランジ13と支持部材105との間に挟まれて支持されている。透光板101と、フランジ13との間には、Oリング50が配置されている。透光板101の本体10側の面101aと、フランジ13の透光板101と対向する面13aとの間には、第1空隙60が設けられている。リフレクタ104の透光板101よりも外側に張り出した部分104aの面104bと、フランジ13の面13bとの間には、第2空隙70が設けられている。よって、フランジ13は、透光板101とリフレクタ104に対して非接触である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
除菌すべき流体を流入させる流入口および流出口を備えた管状の本体と、前記本体内の流体に光を照射して除菌する光源ユニットとを有し、
前記本体の一端の開口の周囲には、鍔状のフランジが設けられ、前記光源ユニットは、前記フランジに取り付けられ、
前記光源ユニットは、前記開口を覆う透光板と、前記透光板を通して前記本体の内部に光を照射する発光素子と、前記発光素子を搭載した基板と、前記発光素子の周囲を取り囲むように配置されたリング状のリフレクタと、前記基板を支持し、前記フランジに固定される板状の支持部材とを含み、
前記透光板とリフレクタは、前記フランジと前記支持部材との間に挟まれて支持され、
前記透光板の直径は、前記開口よりも大きく、前記フランジの直径よりも小さく、前記透光板の前記本体側の面と、前記フランジとの間には、前記開口の外周に沿ってリング状の弾性部材が配置され、
前記リフレクタの直径は、前記透光板の直径よりも大きく、前記フランジの直径よりも小さく、
前記透光板の前記本体側の面と、前記フランジの前記透光板と対向する部分との間には、第1空隙が設けられ、前記リフレクタの前記透光板よりも外側に張り出した部分の前記本体側の面と、前記フランジの前記リフレクタと対向する部分との間には、第2空隙が設けられ、前記フランジは、前記透光板の前記本体側の面および前記リフレクタの前記本体側の面のいずれに対しても非接触であることを特徴とする流体除菌リアクター。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の流体除菌リアクターであって、
前記リング状のリフレクタは、前記本体の中心軸方向の高さが、前記発光素子よりも大きく、
前記リング状のリフレクタは、周方向に沿って空洞を有することを特徴とする流体除菌リアクター。
【請求項3】
請求項1に記載の流体除菌リアクターであって、
前記支持部材は、前記フランジに対し、段付きねじで固定され、
前記段付きねじは、ねじ溝が設けられていない円筒部と、前記円筒部の先端に備えられた、ねじ溝が設けられたねじ部とを有し、前記円筒部の直径は、前記ねじ部の直径より大きく、前記円筒部と前記ねじ部との境の段差が、前記フランジの前記支持部材側の面に接触し、前記第1空隙と前記第2空隙の高さを所定の高さで設定していることを特徴とする流体除菌リアクター。
【請求項4】
請求項1に記載の流体除菌リアクターであって、前記流入口は、前記本体の他端の開口に備えられ、前記流出口は、前記本体の側面に設けられていることを特徴とする流体除菌リアクター。
【請求項5】
請求項1に記載の流体除菌リアクターであって、前記本体の内側には、前記本体よりも直径が小さい流路管が配置され、
前記流路管は、前記流入口から流入した流体を前記透光板まで導いた後、前記流路管の端部と前記透光板との間から、前記流路管と前記本体との間に導き、前記流出口から流出させることを特徴とする流体除菌リアクター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水等の流体に紫外線を照射して除菌する装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
水等の流体に紫外線を照射して除菌する装置としては、例えば特許文献1のように、直管の両端の開口にOリングを介して窓部材を固定し、窓部材の外側に紫外光を照射する光源を配置した構造のものが知られている。直管内に流体を流入させる流入口と流出口は、直管の側面に設けられている。
【0003】
一方、特許文献2には、管状の筐体の一端に流入口を、他端の開口に窓部材を固定し、窓部材の外側に紫外線を照射する光源を配置した構造の装置が開示されている。流出口は、窓部材近傍の筐体側面に設けられている。また、筐体内の流入口の近傍には、流体の流れを均一にする整流板が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-121009号公報
特開2019-141292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
流体除菌装置は、水道管等に流入口が接続されて用いられるため、水道管等に急激な圧力変化(ウォーターハンマー)が発生すると、流体除菌装置内の流体にも大きな圧力(衝撃)が掛かる。そのため、特許文献1や特許文献2に記載されている窓部材には、流体から大きな圧力(衝撃)を受け、破損する可能性がある。
【0006】
本発明の目的は、ウォーターハンマーが発生した場合でも、紫外線を透過する透光板の破損を防止することのできる流体除菌リアクターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の流体除菌リアクターは、除菌すべき流体を流入させる流入口および流出口を備えた管状の本体と、本体内の流体に光を照射して除菌する光源ユニットとを有する。本体の一端の開口の周囲には、鍔状のフランジが設けられ、光源ユニットは、フランジに取り付けられている。光源ユニットは、開口を覆う透光板と、透光板を通して本体の内部に光を照射する発光素子と、発光素子を搭載した基板と、発光素子の周囲を取り囲むように配置されたリング状のリフレクタと、基板を支持し、フランジに固定される板状の支持部材とを含む。透光板とリフレクタは、フランジと支持部材との間に挟まれて支持されている。透光板の直径は、開口よりも大きく、フランジの直径よりも小さく、透光板の本体側の面と、フランジとの間には、開口の外周に沿ってリング状の弾性部材が配置されている。リフレクタの直径は、透光板の直径よりも大きく、フランジの直径よりも小さい。透光板の本体側の面と、フランジの透光板と対向する部分との間には、第1空隙が設けられている。一方、リフレクタの透光板よりも外側に張り出した部分の本体側の面と、フランジのリフレクタと対向する部分との間には、第2空隙が設けられている。フランジは、透光板の本体側の面およびリフレクタの本体側の面のいずれに対しても非接触である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、フランジは、透光板の本体側の面およびリフレクタの本体側の面のいずれに対しても非接触であるため、ウォーターハンマーが発生した場合でも、紫外線を透過する透光板の破損を防止することができる。
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態の流体除菌リアクター1の断面図。
実施形態の流体除菌リアクター1の一部の拡大断面図。
実施形態の流体除菌リアクター1を構成する各部品の斜視図。
実施形態の流体除菌リアクター1を構成するねじの斜視図。
実施形態の流体除菌リアクター1を構成するリフレクタ104の正面図。
本発明の実施形態の流体除菌リアクター1内の流体の流れを示す図。
(a)~(d)実施形態の流体除菌リアクター1内の流体にウォーターハンマーが発生した時の透光板101とリフレクタ104等に加わる力の伝達を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態について以下に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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