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公開番号2025012127
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114718
出願日2023-07-12
発明の名称中継装置、中継方法、中継プログラム及び中継システム
出願人ソフトバンク株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信を効率化する中継装置、中継方法、中継プログラム及中継システムを提供する。
【解決手段】第1経路選択部14は、撮影装置との間の複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択する。第1通信部11は、第1経路選択部14により選択された第1通信経路を用いて撮影装置20から映像データを取得する。AI処理部12は、第1通信部11により取得された映像データを用いて第1処理を実行する。第2通信部は、AI処理部12により第1処理された映像データを映像解析サーバ3へ第2通信経路を用いて送信する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
撮影装置との間の複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択する第1経路選択部と、
前記第1経路選択部により選択された前記第1通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する第1通信部と、
前記第1通信部により取得された前記映像データを用いて第1処理を実行する処理部と、
前記処理部により前記第1処理された前記映像データをデータ処理装置へ第2通信経路を用いて送信する第2通信部と
を備えたことを特徴とする中継装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1経路選択部は、前記撮影装置の情報に含まれる前記映像データのデータ量を規定する情報を基に、前記第1通信経路を選択することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
【請求項3】
前記第1経路選択部は、前記映像データのデータ量を規定する情報として画質を表す情報を基に、前記第1通信経路を選択することを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
【請求項4】
前記データ処理装置との間の複数の通信経路のそれぞれの優先順位を基に前記第2通信経路を選択する第2経路選択部をさらに備え、
前記第2通信部は、前記第2経路選択部により選択された前記第2通信経路を用いて前記映像データを送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
【請求項5】
前記第1経路選択部は、設定変更の指示を前記撮影装置に対して送信することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
【請求項6】
前記第1経路選択部は、前記撮影装置の情報に基づいた前記複数の通信経路の中からの前記第1通信経路の選択が困難な場合、前記複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報に基づく前記第1通信経路以外の第3通信経路を選択して、前記第3通信経路で映像データを送信するように前記撮影装置の設定を変更し、
前記第1通信部は、前記第1経路選択部により選択された前記第3通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
【請求項7】
撮影装置との間の複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択する第1経路選択工程と、
前記第1経路選択工程により選択された前記第1通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する第1通信工程と、
前記第1通信工程により取得された前記映像データを用いて第1処理を実行する処理工程と、
前記処理工程により前記第1処理された前記映像データをデータ処理装置へ第2通信経路を用いて送信する第2通信工程と
を含むことを特徴とする中継方法。
【請求項8】
撮影装置との間の複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択する第1経路選択ステップと、
前記第1経路選択ステップにより選択された前記第1通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する第1通信ステップと、
前記第1通信ステップにより取得された前記映像データを用いて第1処理する処理ステップと、
前記処理ステップにより前記第1処理された前記映像データをデータ処理装置へ第2通信経路を用いて送信する第2通信ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする中継プログラム。
【請求項9】
撮影装置、中継装置及びデータ処理装置を有する中継システムであって、
前記撮影装置は、前記中継装置と複数の通信経路で接続され、
前記中継装置は、
前記複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択する第1経路選択部と、
前記第1経路選択部により選択された前記第1通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する第1通信部と、
前記第1通信部により取得された前記映像データを用いて第1処理する処理部と、
前記処理部により前記第1処理された前記映像データを前記データ処理装置へ第2通信経路を用いて送信する第2通信部とを備え
前記データ処理装置は、前記第1処理された前記映像データを基に第2処理を実行する ことを特徴とする中継システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、中継装置、中継方法、中継プログラム及び中継システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、映像を撮影するためのカメラ等の撮影装置と、撮影した映像データを分析するためのコンピュータシステムとが融合したAI(Artificial Intelligence)カメラの利用が増えている。AIカメラは、深層学習ベースのAI等の高速計算処理をするGPUと無線や有線の通信モジュールを搭載する。このようなAIカメラを利用することで、映像データからの特徴検出やアノテーションなどの処理をAIカメラ側において行うことができ、業務の効率化等が期待できる。
【0003】
AIカメラの構成の1つとして、映像解析処理をネットワークのエッジにあたるコンピュータが行う構成がある。こうした構成を採用したAIカメラには、映像データをAI処理したうえでネットワークを経由してアプリケーションが動作するサーバ等へ伝送するEAB(Edge Artificial-Intelligence Box)を備えたものが存在する。
【0004】
このようなAIカメラでは、利用者のネットワーク環境に接続された撮影装置から映像データをEABが取得し、EAB内でAI処理した結果がインターネット経由でサーバ等に送られる。ただし、利用者毎に撮影装置やネットワーク環境が異なるため、撮影装置の情報や生成される映像の情報に基づいてEABとカメラと間の通信を最適なネットワーク環境で行うことが望ましい。
【0005】
なお、映像データの配信技術として、撮影装置が同一の映像信号から生成した低画質データを管理サーバに記録し且つ高画質データを撮影装置の記録装置等に記録し、ユーザ操作に応じて低画質データと高画質データとを切り替えて配信する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-58994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、撮影装置毎に解像度等の画質や通信環境が異なり、適切なネットワーク環境を撮影装置毎に選択することは、利用者の指示に応じて通信経路を切り替える手法では作業負担が大きく、容易に実現することは困難である。また、高品質のデータにまで対応できるように通信経路を選んだ場合、低品質のデータを送信する撮影装置ではネットワーク資源の無駄が発生してしまう。逆に、ネットワーク環境を維持するために低品質のデータに対応した通信経路を選んだ場合、高品質のデータを送信する撮影装置が送信するには負荷が高くなり通信自体が困難となるおそれがある。このように従来の中継技術では、ネットワーク資源の無駄の発生やネットワーク負荷の増大のおそれがあり、通信の効率化を図ることは困難であった。
【0008】
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、通信を効率化する中継装置、中継方法、中継プログラム及中継システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の中継装置は以下の各部を有する。第1経路選択部は、撮影装置との間の複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択する。第1通信部は、前記第1経路選択部により選択された前記第1通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する。処理部は、前記第1通信部により取得された前記映像データを用いて第1処理を実行する。第2通信部は、前記処理部により前記第1処理された前記映像データをデータ処理装置へ第2通信経路を用いて送信する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、通信を効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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