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公開番号
2025011980
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114472
出願日
2023-07-12
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラムおよび非一時的コンピュータ可読媒体
出願人
日本光電工業株式会社
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
A61B
5/00 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】医療従事者が被検者の容態変化に素早く気付くことを支援することが可能な情報処理装置等々を提供する。
【解決手段】被検者の生体情報が入力される入力インターフェース21と、プロセッサ232と、プロセッサ232が実行可能な命令を記憶するメモリ231と、を備える情報処理装置20である。命令がプロセッサ232により実行されると、情報処理装置20は、入力インターフェース21に入力された生体情報を、少なくとも第一期間における生体情報を含む第一生体情報群と、第一期間とは異なる第二期間における生体情報を含む第二生体情報群と、に分類し、第一生体情報群および第二生体情報群と、時間軸である第一軸AX1および生体情報に関する値を示す第二軸AX2と、を含む表示データを生成する。表示データは、第一軸AX1が重なり、かつ第二軸AX2が共通である状態で第一生体情報群および第二生体情報群が表示される形態で生成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被検者の生体情報が入力される入力インターフェースと、
少なくとも一つのプロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な少なくとも一つの命令を記憶するメモリと、を備える情報処理装置であって、
少なくとも一つの前記命令が前記プロセッサにより実行されると、前記情報処理装置は、
前記入力インターフェースに入力された前記生体情報を、少なくとも第一期間における前記生体情報を含む第一生体情報群と、前記第一期間とは異なる第二期間における前記生体情報を含む第二生体情報群と、に分類し、
前記第一生体情報群および前記第二生体情報群と、時間軸である第一軸および前記生体情報に関する値を示す第二軸と、を含む表示データを生成し、
前記表示データは、前記第一軸が重なり、かつ前記第二軸が共通である状態で前記第一生体情報群および前記第二生体情報群が表示される形態で生成される、情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第一生体情報群に含まれる各前記生体情報の大きさを示す第一グラフオブジェクトおよび前記第一軸で囲われる第一部分と、前記第二生体情報群に含まれる各前記生体情報の大きさを示す第二グラフオブジェクトおよび前記第一軸で囲われる第二部分と、が重複する部分である重複部分の表示態様は、前記第一部分と前記第二部分が重複しない部分である非重複部分の表示態様と異なる、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第一期間と前記第二期間は同じ長さであり、
前記第一生体情報群に基づく第一の値と前記第二生体情報群に基づく第二の値の比較値を算出し、
前記比較値が閾値以上である場合、前記被検者の容態を確認することを促すアラート情報を生成する、請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第一部分における前記非重複部分には、第一色が着色され、
前記第二部分における前記非重複部分には、前記第一色とは異なる第二色が着色され、
前記重複部分には、前記第一色および前記第二色とは異なる色が着色される、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第一期間は前記第二期間よりも時間的に後の期間であり、
前記第一生体情報群の変化傾向から前記閾値を設定する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記被検者の既往歴情報、属性情報、容態情報および投薬情報の少なくとも一つに基づいて、前記閾値を設定する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
直前の前記生体情報の変化値を算出し、
前記変化値が所定値以上である場合、前記被検者の容態が急変したことを示す急変情報を生成する、請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第一生体情報群が、前記第一期間の少なくとも一部分において前記生体情報が欠損していることを示す欠損情報を含んでいる場合、前記入力インターフェースに入力された前記生体情報に基づいて前記欠損を補うための補充生体情報を生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記生体情報と、前記生体情報の品質を評価するための品質基準値と、に基づいて、前記生体情報の品質を判断し、
前記第一期間の少なくとも一部分における前記生体情報の品質が所定レベル以下である場合、前記所定レベル以下である品質の前記生体情報を前記生体情報が欠損していることを示す欠損情報に置き換え、前記入力インターフェースに入力された前記生体情報に基づいて前記欠損を補うための補充生体情報を生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記補充生体情報に対応する表示態様は、前記入力インターフェースに入力された前記生体情報に対応する表示態様と異なる、請求項8または請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラムおよび非一時的コンピュータ可読媒体に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、経時的に変化する被検者の生体情報と、生体情報の値の増減を示す矢印と、を表示する装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-150560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、被検者の容態変化に素早く気付き、被検者の容態が悪化する前に適切な処置を行うことが医療分野では求められている。一方で、被検者の容態は急激に変化することが多いが、このような場合であっても、被検者の容態が急激に変化する前における被検者の容態は徐々に変化していることが多い。このため、被検者の容態が徐々に変化していることを早期に認識できることが好ましい。
【0005】
本開示は、医療従事者が被検者の容態変化に素早く気付くことを支援することが可能な情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラムおよび非一時的コンピュータ可読媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するための一態様に係る情報処理装置は、
被検者の生体情報が入力される入力インターフェースと、
少なくとも一つのプロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な少なくとも一つの命令を記憶するメモリと、を備える情報処理装置であって、
少なくとも一つの前記命令が前記プロセッサにより実行されると、前記情報処理装置は、
前記入力インターフェースに入力された前記生体情報を、少なくとも第一期間における前記生体情報を含む第一生体情報群と、前記第一期間とは異なる第二期間における前記生体情報を含む第二生体情報群と、に分類し、
前記第一生体情報群および前記第二生体情報群と、時間軸である第一軸および前記生体情報に関する値を示す第二軸と、を含む表示データを生成し、
前記表示データは、前記第一軸が重なり、かつ前記第二軸が共通である状態で前記第一生体情報群および前記第二生体情報群が表示される形態で生成される。
【0007】
また、上記の目的を達成するための一態様に係る情報処理方法は、
情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、
前記情報処理装置の入力インターフェースに入力された被検者の生体情報を、少なくとも第一期間における前記生体情報を含む第一生体情報群と、前記第一期間とは異なる第二期間における前記生体情報を含む第二生体情報群と、に分類するステップと、
前記第一生体情報群および前記第二生体情報群と、時間軸である第一軸および前記生体情報の値の大きさを示す第二軸と、を含む表示データを生成するステップと、を含み、
前記表示データは、前記第一軸が重なり、かつ前記第二軸が共通である状態で前記第一生体情報群および前記第二生体情報群が表示される形態で生成される。
【0008】
また、上記の目的を達成するための一態様に係るコンピュータプログラムは、
情報処理装置のプロセッサにより実行される少なくとも一つの命令を含むコンピュータプログラムであって、
少なくとも一つの前記命令が前記プロセッサにより実行されると、前記情報処理装置に、
前記情報処理装置の入力インターフェースに入力された被検者の生体情報を、少なくとも第一期間における前記生体情報を含む第一生体情報群と、前記第一期間とは異なる第二期間における前記生体情報を含む第二生体情報群と、に分類させ、
前記第一生体情報群および前記第二生体情報群と、時間軸である第一軸および前記生体情報の値の大きさを示す第二軸と、を含む表示データを生成させ、
前記表示データは、前記第一軸が重なり、かつ前記第二軸が共通である状態で前記第一生体情報群および前記第二生体情報群が表示される形態で生成される。
【0009】
また、上記の目的を達成するための一態様に係る非一時的コンピュータ可読媒体には、
上記のコンピュータプログラムが記憶されている。
【0010】
上記構成に係る情報処理装置によれば、第一期間における第一生体情報群および第二期間における第二生体情報群と、時間軸である第一軸および被検者の生体情報の値の大きさを示す第二軸と、を含む表示データを生成する。表示データは、第一軸が重なり、かつ第二軸が共通である状態で第一生体情報群および第二生体情報群が表示される形態で生成される。このため、医療従事者等のユーザは、このような表示データを用いることで、第一期間における第一生体情報群と第二期間における第二生体情報群の差分に容易に気が付くことができる。その結果、当該ユーザは、このような表示データを用いることで、例えば、被検者の容態が徐々に変化している場合でも、僅かな生体情報の変化に気づくことができる。したがって、上記構成に係る情報処理装置によれば、医療従事者が被検者の容態変化に素早く気付くことを支援することができる。また、上記構成に係る情報処理方法、コンピュータプログラムおよび非一時的コンピュータ可読媒体においても、同様の効果を奏することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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