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公開番号
2025014789
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117619
出願日
2023-07-19
発明の名称
温度測定装置
出願人
日本光電工業株式会社
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
G01K
3/14 20060101AFI20250123BHJP(測定;試験)
要約
【課題】熱源を覆う基準面に配置されて当該熱源の温度を測定する装置の測定精度を高める。
【解決手段】温度測定装置10は、熱源Hを覆う基準面Sに配置される。第一温度センサ11は、基準面Sから第一方向D1へ第一距離だけ離れた第一位置P1における第一温度を検出する。第二温度センサ12は、基準面Sから第一方向D1へ第一距離よりも長い第二距離だけ離れた第二位置P2における第二温度を検出する。温度特定部は、第一温度と第二温度に基づいて熱源Hの温度を特定する。第一温度センサ11と第二温度センサ12の各々は、第一方向D1と交差する第二方向D2に沿って配列され、かつ熱的に結合された複数の温度検出素子を含んでいる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
熱源を覆う基準面に配置される温度測定装置であって、
前記基準面から第一方向へ第一距離だけ離れた第一位置における第一温度を検出する第一温度センサと、
前記基準面から前記第一方向へ前記第一距離よりも長い第二距離だけ離れた第二位置における第二温度を検出する第二温度センサと、
前記第一温度と前記第二温度に基づいて前記熱源の温度を特定する温度特定部と、
を備えており、
前記第一温度センサと前記第二温度センサの各々は、前記第一方向と交差する第二方向に沿って配列され、かつ熱的に結合された複数の温度検出素子を含んでいる、
温度測定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記複数の温度検出素子は、電気的に並列接続されている、
請求項1に記載の温度測定装置。
【請求項3】
前記第一方向について前記第一温度センサと前記第二温度センサの間に位置する部分を含む断熱層を備えている、
請求項1に記載の温度測定装置。
【請求項4】
前記第一方向について前記基準面と前記第一温度センサの間に配置される部分を含んでおり、前記断熱層よりも低い熱抵抗値を有する第一熱伝導層を備えている、
請求項3に記載の温度測定装置。
【請求項5】
前記第一方向について前記第二温度センサよりも前記基準面から離れた位置に配置される部分を含んでおり、前記第一熱伝導層よりも低い熱抵抗値を有する第二熱伝導層を備えている、
請求項4に記載の温度測定装置。
【請求項6】
前記第一方向に沿う向きから見て前記第一温度センサと前記第二温度センサを包囲するように配置されており、前記断熱層よりも高い熱抵抗値を有する枠体を備えている、
請求項3に記載の温度測定装置。
【請求項7】
前記熱源は、前記第一方向および前記第二方向と交差する第三方向に長尺な形状を有している、
請求項1に記載の温度測定装置。
【請求項8】
前記基準面は、生体の体表面であり、
前記熱源は、前記生体の血管である、
請求項7に記載の温度測定装置。
【請求項9】
熱源を覆う基準面に配置される温度測定装置であって、
前記基準面から第一方向へ第一距離だけ離れた第一位置における第一温度を検出する第一温度センサと、
前記基準面から前記第一方向へ前記第一距離よりも長い第二距離だけ離れた第二位置における第二温度を検出する第二温度センサと、
前記第一方向について前記第一温度センサと前記第二温度センサの間に配置された部分を含む断熱層と、
前記第一温度と前記第二温度に基づいて前記熱源の温度を特定する温度特定部と、
を備えている、温度測定装置。
【請求項10】
前記第一方向について前記基準面と前記第一温度センサの間に配置される部分を含んでおり、前記断熱層よりも低い熱抵抗値を有する第一熱伝導層を備えている、
請求項9に記載の温度測定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱源を覆う基準面に配置されて当該熱源の温度を測定する装置に関連する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、対象者の手首に装着可能な温度測定装置を開示している。当該装置は、基準面の一例である当該対象者の体表面に接して当該対象者の体温を検出するセンサを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-240511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
熱源を覆う基準面に配置されて当該熱源の温度を測定する装置の測定精度を高めることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示により提供される一態様例は、熱源を覆う基準面に配置される温度測定装置であって、
前記基準面から第一方向へ第一距離だけ離れた第一位置における第一温度を検出する第一温度センサと、
前記基準面から前記第一方向へ前記第一距離よりも長い第二距離だけ離れた第二位置における第二温度を検出する第二温度センサと、
前記第一温度と前記第二温度に基づいて前記熱源の温度を特定する温度特定部と、
を備えており、
前記第一温度センサと前記第二温度センサの各々は、前記第一方向と交差する第二方向に沿って配列され、かつ熱的に結合された複数の温度検出素子を含んでいる。
【0006】
上記のような構成によれば、第二方向に沿って配列された複数の温度検出素子同士が熱的に結合されているので、第二方向についてより長い感温面積を有する疑似的な単一の温度検出素子として第一温度センサと第二温度センサの各々を機能させることができる。したがって、熱源に対する温度測定装置の第二方向に係る位置決め精度への要求を緩和できる。換言すると、温度測定装置と熱源の第二方向への相対位置変化に伴う熱源の温度の測定精度の低下を抑制できる。結果として、熱源を覆う基準面に配置されて当該熱源の温度を測定する温度測定装置の測定精度を高めることができる。
【0007】
本開示により提供される一態様例は、熱源を覆う基準面に配置される温度測定装置であって、
前記基準面から第一方向へ第一距離だけ離れた第一位置における第一温度を検出する第一温度センサと、
前記基準面から前記第一方向へ前記第一距離よりも長い第二距離だけ離れた第二位置における第二温度を検出する第二温度センサと、
前記第一方向について前記第一温度センサと前記第二温度センサの間に配置された部分を含む断熱層と、
前記第一温度と前記第二温度に基づいて前記熱源の温度を特定する温度特定部と、
を備えている。
【0008】
上記のような構成によれば、第一温度センサにより検出される第一温度と第二温度センサにより検出される第二温度とが、第一温度センサと第二温度センサが熱的に結合されることによって相互に影響を受けることを抑制できる。これにより、第一温度と第二温度の測定精度を高めることができるので、熱源を覆う基準面に配置されて第一温度と第二温度に基づいて当該熱源の温度を測定する温度測定装置の測定精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る温度測定装置の機能構成を例示している。
基準面に配置された温度測定装置を当該基準面の法線方向から見た外観を例示している。
図2の線III-IIIに沿って矢印方向から見た温度測定装置の断面構成を例示している。
図3の第一温度センサの回路構成の一例を示している。
図3の第一温度センサの回路構成の別例を示している。
別例に係る温度測定装置の外観を例示している。
別例に係る温度測定装置の断面構成を例示している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例について詳細に説明する。各図面においては、説明対象の各要素を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
(【0011】以降は省略されています)
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