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公開番号
2025011949
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114417
出願日
2023-07-12
発明の名称
空調装置
出願人
パナソニック株式会社
,
三井ホーム株式会社
代理人
個人
主分類
F24F
1/022 20190101AFI20250117BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】空気の流れに適した運転を実行しながら、構成の複雑化を抑制する技術を提供する。
【解決手段】本体ケース200の第1側面206aには、第1吸込口220a、第2吸込口220b、第1吹出口222a、第2吹出口222bが配置される。シャフト300の中空空間310は分割部320により上部風路330と下部風路332に分割される。上部風路330は、第1吸込口220aと第2吹出口222bに接続し、下部風路332は、第2吸込口220bと第1吹出口222aに接続する。制御装置500は、第1吸込口220a、第1吹出口222a、第2吸込口220b、第2吹出口222bのそれぞれに対する開口または閉口を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
底面と、前記底面に対向する天面と、前記底面と前記天面とに接続する複数の側面とで形成される本体ケースと、
前記本体ケースの内部空間に内蔵される空調機と、
前記本体ケースの一側面を挟んで前記内部空間とは逆側に設けられ、前記一側面に対応する部分に鉛直上下方向に延出する中空空間を有する1本のシャフト風路と、
制御装置とを備え、
前記本体ケースは、
前記一側面の天面側に設けられ、前記中空空間の鉛直上方から搬送された空気を吸い込むための第1吸込口と、
前記一側面の底面側に設けられ、前記第1吸込口から吸い込まれた空気を前記中空空間の鉛直下方へ搬送するための第1吹出口と、
前記一側面の天面側に設けられ、前記中空空間の鉛直下方から搬送された空気を吸い込むための第2吸込口と、
前記一側面の底面側に設けられ、前記第2吸込口から吸い込まれた空気を前記中空空間の鉛直上方へ搬送するための第2吹出口と、を備え、
前記シャフト風路は、
前記中空空間内を上部風路と下部風路とに分割する分割部を備え、
前記上部風路は、
前記第1吸込口と前記第2吹出口に接続して前記中空空間と前記内部空間とを連通し、
前記下部風路は、
前記第2吸込口と前記第1吹出口に接続して前記中空空間と前記内部空間とを連通し、
前記制御装置は、前記第1吸込口と前記第1吹出口と前記第2吸込口と前記第2吹出口のそれぞれに対する開口または閉口を制御する、空調装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記分割部は、
前記中空空間内において前記第1吸込口と前記第2吸込口との間かつ前記第1吹出口と前記第2吹出口との間に位置して前記シャフト風路の内壁に内接する分割板と、
前記分割板の上端から前記第2吸込口よりも上方に延出し、延出先端が前記シャフト風路の内壁に内接する上端延出部と、
前記分割板の下端から前記第2吹出口よりも下方に延出し、延出先端が前記シャフト風路の内壁に内接する下端延出部と、を備える請求項1に記載の空調装置。
【請求項3】
前記シャフト風路は、
上側端が前記天面よりも鉛直上方に延出し、下側端が前記底面よりも鉛直下方に延出して設けられ、
前記上部風路は、
前記本体ケースよりも上方の空気を授受し、
前記下部風路は、
前記本体ケースよりも下方の空気を授受する、請求項1に記載の空調装置。
【請求項4】
前記空調機は、
運転モードとして前記本体ケースに吸い込まれた空気を加熱するための暖房運転モードを備え、
前記制御装置は、
前記空調機に設定された前記運転モードが前記暖房運転モードである場合、前記第1吸込口と前記第1吹出口とを開口し、前記第2吸込口と前記第2吹出口とを閉口する、請求項1から3のいずれか1項に記載の空調装置。
【請求項5】
前記空調機は、
運転モードとして前記本体ケースに吸い込まれた空気を冷却するための冷房運転モードを備え、
前記制御装置は、
前記空調機に設定された前記運転モードが前記冷房運転モードである場合、前記第1吸込口と前記第1吹出口とを閉口し、前記第2吸込口と前記第2吹出口とを開口する、請求項1から3のいずれか1項に記載の空調装置。
【請求項6】
前記本体ケースは、
前記内部空間における騒音の発生を抑制するための吸音部をさらに備える請求項1から3のいずれか1項に記載の空調装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、空調技術に関し、特に暖房運転と冷房運転を実行する空調装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
温度差のある空気の自然の流れを考慮すると、冷房運転では、冷気を上から吹き出して冷気を自然降下させながら室内を冷やし、下から吸い込んで循環させることが好ましい。また、暖房運転では、暖気を下から吹き出して足元を温めつつ暖気を上昇させながら、上から吸い込んで循環させることが好ましい。このような運転を1つの空調機に実行させるために、上側に延びるダクトD1と、下側に延びるダクトD2とが空調機に接続される。空調機は、冷房運転においてダクトD2から空気を吸い込み、ダクトD1から空気を吹き出す。また、空調機は、暖房運転においてダクトD1から空気を吸い込み、ダクトD2から空気を吹き出す(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-44434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
2つのダクトが空調機に接続されると構成が複雑になる。空気の流れに適した冷房運転と暖房運転を実行するためであっても、構成が複雑になることを抑制することが求められる。
【0005】
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、空気の流れに適した運転を実行しながら、構成の複雑化を抑制する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の空調装置は、底面と、底面に対向する天面と、底面と天面とに接続する複数の側面とで形成される本体ケースと、本体ケースの内部空間に内蔵される空調機と、本体ケースの一側面を挟んで内部空間とは逆側に設けられ、一側面に対応する部分に鉛直上下方向に延出する中空空間を有する1本のシャフト風路と、制御装置とを備える。本体ケースは、一側面の天面側に設けられ、中空空間の鉛直上方から搬送された空気を吸い込むための第1吸込口と、一側面の底面側に設けられ、第1吸込口から吸い込まれた空気を中空空間の鉛直下方へ搬送するための第1吹出口と、一側面の天面側に設けられ、中空空間の鉛直下方から搬送された空気を吸い込むための第2吸込口と、一側面の底面側に設けられ、第2吸込口から吸い込まれた空気を中空空間の鉛直上方へ搬送するための第2吹出口と、を備える。シャフト風路は、中空空間内を上部風路と下部風路とに分割する分割部を備える。上部風路は、第1吸込口と第2吹出口に接続して中空空間と内部空間とを連通し、下部風路は、第2吸込口と第1吹出口に接続して中空空間と内部空間とを連通し、制御装置は、第1吸込口と第1吹出口と第2吸込口と第2吹出口のそれぞれに対する開口または閉口を制御する。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、空気の流れに適した運転を実行しながら、構成の複雑化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施例に係る住宅の構成を示す図である。
図2(a)-(b)は、図1の空調装置の構成を示す図である。
図3は、図2(a)の制御装置に記憶されるテーブルのデータ構造を示す図である。
図4(a)-(b)は、図2(a)-(b)の空調装置による暖房運転と冷房運転を示す図である。
図5は、変形例に係る住宅の構成を示す図である。
図6は、図2(a)-(b)の空調装置による運転手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施例を具体的に説明する前に、実施例の概要を説明する。本実施例は、住宅等の施設に設けられ、施設に対する全館空調を実行する空調装置に関する。暖かい空気は下から上に上昇し、冷たい空気は上から下に下降する。このような空気の流れを考慮すると、空調装置により暖められた空気が施設の下方から吹き出され、空調装置により冷やされた空気が施設の上方から吹き出されることが望ましい。このような空調を実現しながら構成の複雑化の抑制が求められる。
(【0011】以降は省略されています)
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