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公開番号2025011848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114214
出願日2023-07-12
発明の名称業務管理システム
出願人株式会社エコー総合企画
代理人個人,個人
主分類H04B 1/04 20060101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約【課題】市販や既存の椅子をそのまま使用して、簡単且つ容易に着席と離席に伴う発電により検出信号を無線送信して所望の業務管理を行う業務管理システムを提供する。
【解決手段】業務管理システムにおいて、無線スイッチ装置14は、椅子10の座面1010の前側に配置され、着席した場合に発電して着席検出信号を送信し、離席した場合に発電して離席検出信号を送信する。処理装置18は、受信機16により着席検出信号を受信した場合、所定の空き時間が経過した時に、使用中の情報機器の画面をロック画面に切替えてセキュリティーを確保する。処理装置18はまた、ロック状態で受信機16により無線スイッチ装置14から着席検出信号を受信した場合、所定の空き時間が経過した時に、画面ロックを解除する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
椅子の座面に配置され、前記椅子に人が着席した場合に発電して固有の着席検出信号を送信し、前記椅子から人が離席した場合に発電して固有の離席検出信号を送信する無線スイッチ装置と、
予め対応付けされた前記無線スイッチ装置から送信された前記着席検出信号と前記離席検出信号を識別して受信する受信機と、
前記受信機で受信した前記着席検出信号と前記離席検出信号に基づいて所定の業務処理を行う処理装置と、
を備えたことを特徴とする業務管理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
請求項1記載の業務管理システムにおいて、
前記無線スイッチ装置は、
磁気発生部材及び又は電磁誘導コイルとの相対移動により発電する発電部と、
前記発電部による前記発電を整流して電源を供給する電源部と、
着席による押圧と離席による押圧解除の各々で前記発電部を作動して発電させる発電機構と、
前記発電機構の押圧による前記発電部の発電正極性と前記電源部からの電源供給に対応して前記着席検出信号を送信し、前記発電機構の押圧解除による前記発電部の発電逆極性と前記電源部からの電源供給に対応して前記離席検出信号を送信する信号処理部と、
を備えたことを特徴とする業務管理システム。
【請求項3】
請求項1記載の業務管理システムにおいて、
前記発電機構は、
前記発電部が中央部に載置された横長矩形状のベースプレートと、
前記ベースプレートの上側に固定され、上向きの湾曲形状を有し、着席による押圧を受けて上向きの湾曲状態から扁平状態への変位により前記発電部で発電させ、離席による押圧解除を受けて扁平状態から上向きの湾曲状態への変位により前記発電部で発電させる湾曲スイッチプレートと、
着席による前記湾曲スイッチプレートの変位を前記発電部に伝達して作動させ、前記湾曲スイッチプレートの内面から下向きに突出された発電作動部と、
着席による前記湾曲スイッチプレートの扁平状態への変位を所定位置に規制し、前記湾曲スイッチプレートと前記ベースプレートの内面の両方又は何れか一方から突出されたストッパ部と、
を備えたことを特徴とする業務管理システム。
【請求項4】
請求項3記載の業務管理システムにおいて、
前記発電機構は、前記ペースプレートと前記湾曲スイッチプレートの間に、両者間を開く方向に付勢するばね部材が配置されたことを特徴とする業務管理システム。
【請求項5】
請求項1記載の業務管理システムにおいて、
前記無線スイッチ装置は、前記椅子の座面に配置した場合の前後幅に対し横幅の長い矩形形状であり、前記椅子に座る人の両足大腿部に対応した座面の前側に配置して使用されることを特徴とする業務管理システム。
【請求項6】
請求項5記載の業務管理システムにおいて、
前記無線スイッチ装置は、前記椅子の座面に敷いて使用される座面クッションの内部の、前記椅子に座る人の両足大腿部に対応した前側の所定位置に設けられたことを特徴とする業務管理システム。
【請求項7】
請求項5記載の業務管理システムにおいて、
前記無線スイッチ装置は、前記椅子の座面カバー内の、前記椅子に座る人の両足大腿部に対応した前側の所定位置に設けられたことを特徴とする業務管理システム。
【請求項8】
請求項1記載の業務管理システムにおいて、
前記処理装置は、前記受信機により前記離席検出信号を受信した場合に所定の空き時間を設定し、前記着席検出信号を受信することなく前記空き時間が経過した場合に画面表示をロック画面とするロック状態に切り替えることを特徴とする業務管理システム。
【請求項9】
請求項8記載の業務管理システムにおいて、
前記処理装置は、前記ロック状態で前記受信機により前記着席検出信号を受信した場合に所定の第2空き時間を設定し、前記離席検出信号を受信することなく前記第2空き時間が経過した場合に前記ロック状態を解除することを特徴とする業務管理システム。
【請求項10】
請求項1記載の業務管理システムにおいて、
椅子と机が複数組配置された作業環境の前記椅子の各々に固有の前記着席検出信号と前記離席検出信号を送信する前記無線スイッチ装置が配置されており、
前記処理装置は、
前記作業環境の席使用の有無を画面表示して管理しており、
前記受信機で前記着席検出信号を受信した場合に所定の空き時間を設定し、同じ送信元から前記離席検出信号を受信することなく前記空き時間が経過した場合に、前記着席検出信号に対応する前記無線スイッチ装置を配置した椅子が使用中にある旨を表示し、
前記受信機で前記離席検出信号を受信した場合に所定の第2空き時間を設定し、同じ送信元から前記着席検出信号を受信することなく前記第2空き時間が経過した場合に、前記離席検出信号に対応する無線スイッチ装置を配置した椅子が使用可能である旨を表示することを特徴とする業務管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、椅子に対する人の着席と離席に伴う自己発電により無線スイッチ装置から検出信号を無線送信して情報機器のセキュリティーの確保や席の利用状況等を管理する業務管理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、オフィス等の業務環境での在職者の着席と離席を検知して情報機器の画面を制御し、また、コールセンターなどでオペレータの離席を管理するようにした業務管理システムが知られている(特許文献1,2)。
【0003】
このような業務管理システムにあっては、人の着席と離席を検出して無線送信する無線スイッチ装置を椅子に設ける必要があるが、このような無線スイッチ装置は電池電源を必要とし、電池の寿命切れに対し電池交換が必要となり、維持管理に手間がかかり、恒久的な運用が困難である。
【0004】
この問題を解決するため、直流発電機と無線送信機を内蔵した在席センサを、椅子の脚部と座席部の結合部に設け、着席動作と離席動作により座席部が上下することで発電機が発電して着席と離席の検出信号を無線送信するようにした装置が提案されている(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-035696号公報
特開平11-296478号公報
特開2006-237911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献3の発電により電池電源を不要として着席と離席を検出する装置にあっては、椅子の脚部と座席部の結合部に発電機を設け、着席動作と離席動作により座席部が上下することで発電する構造としており、オフィス等の業務で使用している既存の椅子や市販の椅子に適用することが困難であり、電池電源を不要とした無線スイッチ装置により着席と離席を検出して所望の業務管理を行う業務管理システムの構築を困難としている。
【0007】
本発明は、市販や既存の椅子をそのまま使用して、簡単且つ容易に着席と離席に伴う発電により検出信号を無線送信して所望の業務管理の構築を可能とする業務管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(業務管理システム)
本発明は、業務管理システムであって、
椅子の座面に配置され、椅子に人が着席した場合に発電して固有の着席検出信号を送信し、椅子から人が離席した場合に発電して固有の離席検出信号を送信する無線スイッチ装置と、
予め対応付けされた無線スイッチ装置から送信された着席検出信号と離席検出信号を識別して受信する受信機と、
受信機で受信した着席検出信号と離席検出信号に基づいて所定の業務処理を行う処理装置と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】
(無線スイッチ装置の構成)
無線スイッチ装置は、
磁気発生部材及び又は電磁誘導コイルとの相対移動により発電する発電部と、
発電部による発電を整流して電源を供給する電源部と、
着席による押圧と離席による押圧解除の各々で発電部を作動して発電させる発電機構と、
発電機構の押圧による発電部の発電正極性と電源部からの電源供給に対応して着席検出信号を送信し、発電機構の押圧解除による発電部の発電逆極性と電源部からの電源供給に対応して離席検出信号を送信する信号処理部と、
を備える。
【0010】
(発電機構の構造)
発電機構は、
発電部が中央部に載置された横長矩形状のベースプレートと、
ベースプレートの上側に固定され、上向きの湾曲形状を有し、着席による押圧を受けて上向きの湾曲状態から扁平状態への変位により発電部で発電させ、離席による押圧解除を受けて扁平状態から上向きの湾曲状態への変位により発電部で発電させる湾曲スイッチプレートと、
着席による湾曲スイッチプレートの変位を発電部に伝達して作動させ、湾曲スイッチプレートの内面から下向きに突出された発電作動部と、
着席による湾曲スイッチプレートの扁平状態への変位を所定位置に規制し、湾曲スイッチプレートとベースプレートの内面の両方又は何れか一方から突出されたストッパ部と、
を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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