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公開番号2025011754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114053
出願日2023-07-11
発明の名称染毛用組成物
出願人彩資生株式会社
代理人個人
主分類A61K 8/41 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】従来のカラーシャンプーやカラートリートメントでは実現できなかった染着性を上げるばかりでなく、白髪やブリーチ毛の黄ばみを抑制しながら綺麗に染める染毛用組成物を提供する。
【解決手段】HC青12を配合した毛髪組成物にHC染料、塩基性染料、直接染料を配合することで、従来のカラーシャンプーやカラートリートメントよりも綺麗な発色を表現できる染毛用組成物である。白髪やブリーチ毛の黄ばみをHC青12によって抑制しながら他の染料を組み合わせることで、従来よりも綺麗に染め上げることの出来る染毛用組成物を提供する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
下記成分Aを黄ばみ消しを目的として含み、pH6.0以上である染毛用組成物。
成分A:HC青12
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
下記成分Aの染料を含み、かつ、下記成分Bから選択された1種類の以上の染料を含む、染毛用組成物。
成分A:HC青12
成分B:HC青2、塩基性青124、塩基性青75、塩基性青99、及びHC青16
【請求項3】
下記成分Aの染料を含み、かつ、下記成分Cから選択された1種類以上の染料を含む、染毛用組成物。
成分A:HC青12
成分C:HC黄87、HC黄4、塩基性茶16、塩基性赤51
【請求項4】
下記成分Aの染料を含み、下記成分Bから選択された1種類以上の染料を含み、かつ、下記成分Cから選択された1種類以上の染料を含む、染毛用組成物。
成分A:HC青12
成分B:HC青2、塩基性青124、塩基性青75、塩基性青99、及びHC青16
成分C:HC黄87、HC黄4、塩基性茶16、塩基性赤51
【請求項5】
前記成分Aの含有量が0.00質量%より多く、1.0質量%以下であり、
前記成分Bの含有量が0.005質量%より多く、0.7質量%以下であり、
前記成分Cの含有量が0.005質量%より多く、0.7質量%以下である、
請求項4に記載の染毛料組成物。
【請求項6】
前期成分Aは黄ばみ消しとして以外にも、仕上がりの透明感や独特の風合いの色味を表現できる請求項1~5に記載の染毛用組成物。
【請求項7】
染着向上、又は、pH安定剤として、炭酸水素アンモニウム、アンモニア水、モノエタノールアミン、塩化アルミニウムのうち、いずれか1以上を含む
請求項1~5に記載の染毛用組成物。
【請求項8】
酸性染料として紫401号を含まず、HC青12による黄ばみ消しと染毛を目的としている
請求項1~5に記載の染毛用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は染毛用組成物に関するものである。より詳細には、毛髪の黄ばみをコントロールすることで、イメージ通りの色味を表現できる染毛用組成物である。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
染毛料と染毛剤は、使用される染料又はメラニンに対する脱色作用の有無によって分類することができる。
【0003】
染毛料の代表例としては、酸性染料、塩基性青99、塩基性茶16、塩基性青75、塩基性青124、塩基性赤76などの塩基性染料、HC青2、HC黄2、HC黄4などのHC染料、ニトロ染料等の直接染料を配合した半永久染毛剤が挙げられる。
【0004】
染色方法の代表例としては、永久染毛剤、半永久染毛料、一時染毛料に分類され、カラーシャンプーやカラートリートメントは半永久染毛料に位置付けされる。
【0005】
先行技術特許としては、ブリーチ処理後の毛髪の黄ばみや白髪の黄ばみを目立たなくする目的の毛髪化粧料として、法定色素を配合した特許文献1や美白髪剤といった特許文献2が提出されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特願2018-098100
特願2019-239502
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
染毛料は染毛剤と違い黒毛を明るくする力が無いため、黒毛、既存毛、白髪を染める場合に、ブリーチ処理後の毛髪の黄ばみや白髪の黄ばみが影響し、狙った本来の色味に染め上げることができない場合がある。
ブリーチ処理後の毛髪や白髪の黄ばみ、過去のへアカラーで残留している黄ばみをコントロールし、抑制することが出来れば仕上がりの色合いが想像しやすく、色味を表現できる幅が格段に上がると考える。
【0008】
従来の先行技術はブリーチ処理後の黄ばみや白髪の黄ばみを抑制するという内容であるが、法定色素では剤に多様性がなく染着力が弱くなってしまうことや、pHによる影響を受けやすいため、黄ばみの抑制には限界があった。
【0009】
本発明では、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、ブリーチ処理後の毛髪の黄ばみや白髪の黄ばみをコントロールし、抑制することに適した染料を検討した。
今回の発明は毛髪の黄ばみをコントロールし毛髪を白色に近づけることで、染色後の仕上がりの色味の表現を格段に向上させることを目的とする。
【0010】
本件の内容は黄ばみをコントロールし、黄ばみを抑制できる染料に、従来の染毛用組成物の技術を応用することにより、黄ばみをコントロールし抑制することで染毛性を格段に向上させる結果に至った。
つまり、先行技術で報告されている法定色素に比べて、従来以上の効果を発揮することができた。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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