TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025011532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023113705
出願日2023-07-11
発明の名称部品供給装置および部品供給方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 13/02 20060101AFI20250117BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】生産性の低下を抑制できる部品供給装置などを提供する。
【解決手段】部品供給装置100は、部品実装装置200に部品を供給するための部品供給装置であって、部品および当該部品を覆うセパレート紙310が載置されたトレイ300を供給するトレイ供給部110から供給されたトレイ300上のセパレート紙310の有無を検出する検出部171と、検出部171によってトレイ300上にセパレート紙310が有ると判定された場合に、紙ピックアップ部130にセパレート紙310をピックアップさせる制御部172と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
部品実装装置に部品を供給するための部品供給装置であって、
前記部品および前記部品を覆うセパレート紙が載置されたトレイを供給するトレイ供給部から供給された前記トレイ上の前記セパレート紙の有無を検出する検出部と、
前記検出部によって前記トレイ上に前記セパレート紙が有ると判定された場合に、紙ピックアップ部に前記セパレート紙をピックアップさせる制御部と、を備える、
部品供給装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記検出部は、
前記トレイを平面視した場合に、前記トレイの重心を取り囲み、かつ、前記トレイと重なるように位置する3以上の測定位置のそれぞれにおいて前記セパレート紙の有無の検出を行い、
前記3以上の測定位置のうちの少なくとも1つの測定位置において前記セパレート紙が検出された場合に、前記トレイ上に前記セパレート紙が有ると判定する、
請求項1に記載の部品供給装置。
【請求項3】
前記検出部は、前記トレイに対する前記セパレート紙の位置を検出し、
前記制御部は、前記検出部が検出した、前記トレイに対する前記セパレート紙の位置に基づいて、前記紙ピックアップ部によって前記セパレート紙のピックアップが可能となるように、前記紙ピックアップ部と前記トレイとの相対位置を変更する、
請求項1または2に記載の部品供給装置。
【請求項4】
前記紙ピックアップ部は、複数の吸引ノズルを備え、
前記検出部は、前記トレイに対する前記セパレート紙の位置を検出し、
前記制御部は、前記検出部が検出した、前記トレイに対する前記セパレート紙の位置に基づいて、前記紙ピックアップ部によって前記セパレート紙のピックアップが可能となるように、前記複数の吸引ノズルのそれぞれについて吸引させるか否かを切り替える、
請求項1または2に記載の部品供給装置。
【請求項5】
さらに、前記トレイ供給部を備える、
請求項1または2に記載の部品供給装置。
【請求項6】
さらに、前記紙ピックアップ部を備える、
請求項1または2に記載の部品供給装置。
【請求項7】
部品実装装置に部品を供給するための部品供給方法であって、
前記部品および前記部品を覆うセパレート紙が載置されたトレイを供給するトレイ供給部から供給された前記トレイ上の前記セパレート紙の有無を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで前記トレイ上に前記セパレート紙が有ると判定された場合に、紙ピックアップ部に前記セパレート紙をピックアップさせる制御ステップと、を含む、
部品供給方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、基板に部品を実装する部品実装装置に部品を供給するための部品供給装置および部品供給方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、基板に部品を実装する部品実装装置に部品を供給するための部品供給装置がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、トレイに収納された複数の部品を部品搭載部へ供給する部品供給装置が開示されている。特許文献1に開示されている部品供給装置は、トレイを格納するトレイ格納部と、トレイ格納部に格納されたトレイを、部品搭載部に部品を供給する部品供給位置まで移送するトレイ移送部とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-119390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されているトレイ格納部には、複数のトレイが重ねられて配置されている。ここで、トレイ格納部に配置されるトレイ上には、トレイに載置されている部品と他のトレイなどとが接触しないように、部品を覆うようにセパレート紙が載置されている。
【0005】
従来、トレイに載置されたセパレート紙は、作業者によって除去されている。しかしながら、このような方法では、セパレート紙を除去する作業者が必要になるため人件費が高くなったり、トレイをひっくり返すなどの作業ミスが発生して部品が使用できなくなったりする場合がある。つまり、このような方法では、部品実装装置への部品の供給に係るコストが高くなることで、部品供給装置および部品実装装置を含み、部品が実装された基板を生産する部品実装システムの生産性が低下する可能性がある。
【0006】
本発明は、生産性の低下を抑制できる部品供給装置などを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る部品供給装置は、部品実装装置に部品を供給するための部品供給装置であって、前記部品および前記部品を覆うセパレート紙が載置されたトレイを供給するトレイ供給部から供給された前記トレイ上の前記セパレート紙の有無を検出する検出部と、前記検出部によって前記トレイ上に前記セパレート紙が有ると判定された場合に、紙ピックアップ部に前記セパレート紙をピックアップさせる制御部と、を備える。
【0008】
本発明の一態様に係る部品供給方法は、部品実装装置に部品を供給するための部品供給方法であって、前記部品および前記部品を覆うセパレート紙が載置されたトレイを供給するトレイ供給部から供給された前記トレイ上の前記セパレート紙の有無を検出する検出ステップと、前記検出ステップで前記トレイ上に前記セパレート紙が有ると判定された場合に、紙ピックアップ部に前記セパレート紙をピックアップさせる制御ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、生産性の低下を抑制できる部品供給装置などを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施の形態に係る部品実装システムを示す上面図である。
図2は、実施の形態に係る部品供給装置を示す斜視図である。
図3は、実施の形態に係る部品供給装置の機能構成を示すブロック図である。
図4は、実施の形態に係る紙ピックアップ部の具体的な構成を示す側面図である。
図5は、実施の形態に係る検出部の測定位置の具体例を説明するための図である。
図6は、比較例に係る測定位置を説明するための図である。
図7は、実施の形態に係る複数の吸引ノズルとセパレート紙の位置関係を説明するための図である。
図8は、実施の形態に係る複数の吸引ノズルとセパレート紙の位置関係を説明するための図である。
図9は、実施の形態に係る複数の吸引ノズルとセパレート紙の位置関係を説明するための図である。
図10は、実施の形態に係る複数の吸引ノズルとセパレート紙の位置関係を説明するための図である。
図11は、実施の形態に係る部品供給装置の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
誘導加熱装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
24日前
株式会社下村漆器店
調理機
2か月前
アズビル株式会社
係止構造
3日前
株式会社下村漆器店
調理機
2か月前
富山県
EBG構造基板
2か月前
株式会社クラベ
基材及び面状ユニット
3か月前
イビデン株式会社
配線基板
2か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
2か月前
シャープ株式会社
電子機器
10日前
株式会社明治ゴム化成
磁性体部品
21日前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
シャープ株式会社
電子装置
1か月前
株式会社クラベ
線状体及び面状ユニット
3日前
イビデン株式会社
配線基板
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
2か月前
イビデン株式会社
配線基板
26日前
株式会社ルミカ
発光具
24日前
三笠電子工業株式会社
装飾具
3か月前
株式会社ルミカ
発光具
24日前
タニコー株式会社
加熱調理器
10日前
トキコーポレーション株式会社
疑似負荷装置
1か月前
日本特殊陶業株式会社
配線基板
21日前
サクサ株式会社
結束バンドの固定構造
1か月前
株式会社デンソー
電子装置
2か月前
株式会社デンソー
電子装置
2か月前
日本特殊陶業株式会社
セラミックヒータ
24日前
ローム株式会社
発光素子駆動回路
4日前
三菱電機株式会社
電気機器
18日前
キヤノン株式会社
電子機器
2か月前
横河電機株式会社
電子機器
2か月前
三菱電機株式会社
電子機器
11日前
キヤノン株式会社
電子機器
4日前
株式会社鷺宮製作所
電子装置
21日前
株式会社鷺宮製作所
電子装置
21日前
株式会社鷺宮製作所
電子装置
21日前
続きを見る