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公開番号
2025011443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113562
出願日
2023-07-11
発明の名称
接点装置、及び電池切替装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
1/00 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】安全性を向上させた接点装置、及び電池切替装置を提供する。
【解決手段】第1接点装置100は、共通端子101と、直線移動可能に配され、移動方向の一端側に第1オス端子104Cが設けられ、移動方向の他端側に第2オス端子104Dが設けられた導体棒104Aと、共通端子101と導体棒104Aとを接続し、導体棒104Aの直線移動に追従可能な導体104Bと、一方向に直線移動した導体棒104Aの第1オス端子104Cが着脱可能に嵌合するメス端子である並列接続端子102と、他方向に直線移動した導体棒104Aの第2オス端子104Dが着脱可能に嵌合するメス端子である直列接続端子103と、導体棒104Aを双方向に直線移動させる駆動機構110とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
共通端子と、
直線移動可能に配され、移動方向の一端側に第1オス端子が設けられ、前記移動方向の他端側に第2オス端子が設けられた第1導体と、
前記共通端子と前記第1導体とを接続し、前記第1導体の直線移動に追従可能な第2導体と、
一方向に直線移動した前記第1導体の前記第1オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子である第1端子と、
他方向に直線移動した前記第1導体の前記第2オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子である第2端子と、
前記第1導体を双方向に直線移動させる駆動機構と
を備える接点装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記駆動機構は、
モーターと、
前記第1導体の前記移動方向に沿って延在し、前記モーターにより回転されるボールネジと、
前記第1導体に固定され、前記ボールネジに螺合したスライダーと
を備える請求項1に記載の接点装置。
【請求項3】
前記駆動機構は、
前記第1導体の前記移動方向に沿って延在する第1プッシュバーを前記一方向に前進させる第1ソレノイドと、
前記第1導体の前記移動方向に沿って延在する第2プッシュバーを前記他方向に前進させる第2ソレノイドと、
前記第1導体に固定され、前記一方向に前進する前記第1プッシュバーにより押され、前記他方向に前進する前記第2プッシュバーにより押されるプッシュバー受け部材と、
前記第1オス端子を前記第1端子に嵌合させた前記第1導体をロックし、前記第2ソレノイドにより前記他方向へ移動される前記第1導体のロックを解除する第1ロック機構と、
前記第2オス端子を前記第2端子に嵌合させた前記第1導体をロックし、前記第1ソレノイドにより前記一方向へ移動される前記第1導体のロックを解除する第2ロック機構と
を備える請求項1に記載の接点装置。
【請求項4】
前記第1端子を遮蔽する第1遮蔽位置と前記第1端子を開放する第1開放位置との間で移動可能に配された絶縁性の第1遮蔽部材と、
前記第2端子を遮蔽する第2遮蔽位置と前記第2端子を開放する第2開放位置との間で移動可能に配された絶縁性の第2遮蔽部材と、
前記第1導体の前記一方向への移動に連動して前記第1遮蔽部材を前記第1開放位置に移動させると共に前記第2遮蔽部材を前記第2遮蔽位置に移動させ、前記第1導体の前記他方向への移動に連動して前記第1遮蔽部材を前記第1遮蔽位置に移動させると共に前記第2遮蔽部材を前記第2開放位置に移動させるリンク機構と
を備える請求項1~3の何れか1項に記載の接点装置。
【請求項5】
第1電池と第2電池との接続状態を直列接続と並列接続とに切り替える電池切替装置であって、
第1接点装置と、
第2接点装置と
を備え、
前記第1接点装置は、
前記第1電池の正極に接続された第1共通端子と、
直線移動可能に配され、移動方向の一端側に第1オス端子が設けられ、当該移動方向の他端側に第2オス端子が設けられた第1導体と、
前記第1共通端子と前記第1導体とを接続し、前記第1導体の直線移動に追従可能な第2導体と、
一方向に直線移動した前記第1導体の前記第1オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子であり、前記第2電池の正極に接続された第1端子と、
他方向に直線移動した前記第1導体の前記第2オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子である第2端子と、
前記第1導体を双方向に直線移動させる第1駆動機構と
を備え、
前記第2接点装置は、
前記第2電池の負極に接続された第2共通端子と、
直線移動可能に配され、移動方向の一端側に第3オス端子が設けられ、当該移動方向の他端側に第4オス端子が設けられた第3導体と、
前記第2共通端子と前記第3導体とを接続し、前記第3導体の直線移動に追従可能な第4導体と、
一方向に直線移動した前記第3導体の前記第3オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子であり、前記第1電池の負極に接続された第3端子と、
他方向に直線移動した前記第3導体の前記第4オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子であり、前記第2端子に接続された第4端子と、
前記第3導体を双方向に直線移動させる第2駆動機構と
を備える電池切替装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接点装置、及び電池切替装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一対の電池の接続状態を直列接続と並列接続とに切り替える電源装置が知られている(例えば、特許文献1~4参照)。特許文献1,2に記載の電源装置では、2個のC接点(トランスファー接点)のスイッチにより、一対の電池の直列接続と並列接続との切替が行われる。また、特許文献3に記載の電源装置では、3個のスイッチ又はリレーにより、一対の電池の直列接続と並列接続との切替が行われる。さらに、特許文献4に記載の電源装置では、1個のリレーにより、一対の電池の直列接続と並列接続との切替が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-168182号公報
実開昭50-151319号公報
特開2019-126238号公報
特開2021-191080号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1~4に記載の電源装置では、スイッチ又はリレーが固着した場合、電池の短絡が発生する可能性がある。また、特許文献4に記載の電源装置では、コイルへの通電により可動される可動体が中立位置に退避して一対の電池が非通電状態になる際、リレーの接点が空間を隔てて対向する状態になる。そのため、リレーが外力を受けて変形した場合に接点同士が接触し、電池が短絡する可能性がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑み、安全性を向上させた接点装置、及び電池切替装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の接点装置は、共通端子と、直線移動可能に配され、移動方向の一端側に第1オス端子が設けられ、前記移動方向の他端側に第2オス端子が設けられた第1導体と、前記共通端子と前記第1導体とを接続し、前記第1導体の直線移動に追従可能な第2導体と、一方向に直線移動した前記第1導体の前記第1オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子である第1端子と、他方向に直線移動した前記第1導体の前記第2オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子である第2端子と、前記第1導体を双方向に直線移動させる駆動機構とを備える。
【0007】
本発明の電池切替装置は、第1電池と第2電池との接続状態を直列接続と並列接続とに切り替える電池切替装置であって、第1接点装置と、第2接点装置とを備え、前記第1接点装置は、前記第1電池の正極に接続された第1共通端子と、直線移動可能に配され、移動方向の一端側に第1オス端子が設けられ、当該移動方向の他端側に第2オス端子が設けられた第1導体と、前記第1共通端子と前記第1導体とを接続し、前記第1導体の直線移動に追従可能な第2導体と、一方向に直線移動した前記第1導体の前記第1オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子であり、前記第2電池の正極に接続された第1端子と、他方向に直線移動した前記第1導体の前記第2オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子である第2端子と、前記第1導体を双方向に直線移動させる第1駆動機構とを備え、前記第2接点装置は、前記第2電池の負極に接続された第2共通端子と、直線移動可能に配され、移動方向の一端側に第3オス端子が設けられ、当該移動方向の他端側に第4オス端子が設けられた第3導体と、前記第2共通端子と前記第3導体とを接続し、前記第3導体の直線移動に追従可能な第4導体と、一方向に直線移動した前記第3導体の前記第3オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子であり、前記第1電池の負極に接続された第3端子と、他方向に直線移動した前記第3導体の前記第4オス端子が着脱可能に嵌合するメス端子であり、前記第2端子に接続された第4端子と、前記第3導体を双方向に直線移動させる第2駆動機構とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、安全性を向上させた接点装置、及び電池切替装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る第1接点装置及び第2接点装置を備える電池切替装置、及び当該電池切替装置を備える電池システムを示す回路図である。
図2は、図1に示す第1接点装置を示す図である。
図3は、図1に示す第1接点装置を示す図である。
図4は、図1に示す第1接点装置を示す図である。
図5は、図1に示す第2接点装置を示す図である。
図6は、第1電池モジュールと第2電池モジュールとの充電開始前に第1電池モジュールと第2電池モジュールとの接続状態を直列接続から並列接続に切り替える場合の処理について説明するためのフローチャートである。
図7は、本発明の他の実施形態に係る第1接点装置を示す図である。
図8は、本発明の他の実施形態に係る第1接点装置を示す図である。
図9は、本発明の他の実施形態に係る第1接点装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限られるものではなく、以下に示す実施形態は本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用される。
(【0011】以降は省略されています)
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