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公開番号2024172759
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090707
出願日2023-06-01
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/56 20060101AFI20241205BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングに対するカバーの相対回転を規制することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、端子を保持するハウジング2と、端子に接続された電線Wの配索方向を規制する筒部を有し、ハウジングに組み付けられるカバー3と、ハウジングに対するカバーの相対回転を規制する規制構造10と、を備え、規制構造は、ハウジングに配置された第一リブ22と、カバーに配置され、第一リブと嵌合する第一の溝71と、カバーに配置されたロックアーム72と、を有し、第一リブは、係合凹部22aを有し、ロックアームは、第一の溝と対向する対向面72cが設けられた突起を有し、かつ対向面が係合凹部によって係止されるように係合凹部に係合する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
端子を保持するハウジングと、
前記端子に接続された電線の配索方向を規制する筒部を有し、前記ハウジングに組み付けられるカバーと、
前記ハウジングに対する前記カバーの相対回転を規制する規制構造と、
を備え、
前記規制構造は、前記ハウジングに配置された第一リブと、前記カバーに配置され、前記第一リブと嵌合する第一の溝と、前記カバーに配置されたロックアームと、を有し、
前記第一リブは、係合凹部を有し、
前記ロックアームは、前記第一の溝と対向する対向面が設けられた突起を有し、かつ前記対向面が前記係合凹部によって係止されるように前記係合凹部に係合する
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記カバーは、ヒンジ部を介してつながる第一カバーおよび第二カバーを有し、
前記第一カバーおよび前記第二カバーは、前記ハウジングを挟み込むように互いに係合し、
前記規制構造は、前記ハウジングに対する前記第一カバーの回転を規制する第一構造、および前記ハウジングに対する前記第二カバーの回転を規制する第二構造を含む
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第一構造は、前記第一リブ、前記第一カバーに配置された前記第一の溝、および前記第一カバーに配置された前記ロックアームを有し、
前記第二構造は、前記ハウジングに配置された第二リブと、前記第二カバーに配置され、前記第二リブをガイドする第二の溝と、を有する
請求項2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタのハウジングに対して取り付けられる電線カバーがある。特許文献1には、片側を開放した溝状の電線配索空間を備えて、コネクタハウジングの電線導出端に取り付けられる第1電線カバーと、第1電線カバーにヒンジ部を介して一体形成されて、電線配索空間の開放部を開閉可能に覆う第2電線カバーと、を備えた電線カバーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-131113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ハウジングに取り付けられるカバーを有するコネクタにおいて、ハウジングに対するカバーの相対回転を規制できることが望ましい。例えば、カバーが、第一カバーと第二カバーとを係合させてハウジングに取り付けられる構成を有する場合に、ハウジングに対してカバーが相対回転してしまうと、ハウジングからカバーが外れてしまう可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、ハウジングに対するカバーの相対回転を規制することができるコネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のコネクタは、端子を保持するハウジングと、前記端子に接続された電線の配索方向を規制する筒部を有し、前記ハウジングに組み付けられるカバーと、前記ハウジングに対する前記カバーの相対回転を規制する規制構造と、を備え、前記規制構造は、前記ハウジングに配置された第一リブと、前記カバーに配置され、前記第一リブと嵌合する第一の溝と、前記カバーに配置されたロックアームと、を有し、前記第一リブは、係合凹部を有し、前記ロックアームは、前記第一の溝と対向する対向面が設けられた突起を有し、かつ前記対向面が前記係合凹部によって係止されるように前記係合凹部に係合することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタにおいて、規制構造は、ハウジングに配置された第一リブと、カバーに配置され、第一リブと嵌合する第一の溝と、カバーに配置されたロックアームと、を有する。第一リブは、係合凹部を有し、ロックアームは、第一の溝と対向する対向面が設けられた突起を有し、かつ対向面が係合凹部によって係止されるように係合凹部に係合する。本発明に係るコネクタは、第一リブと第一の溝との嵌合構造、および係合凹部と対向面との係止構造によってハウジングに対するカバーの相対回転を規制することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタの斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るハウジングの斜視図である。
図4は、実施形態に係る第一構造の斜視図である。
図5は、実施形態に係る第一カバーの平面図である。
図6は、実施形態に係る第一カバーの断面図である。
図7は、実施形態に係る第一カバーの断面図である。
図8は、実施形態に係る第二構造の斜視図である。
図9は、実施形態に係るカバーの斜視図である。
図10は、ハウジングに対するカバーの取り付けを説明する図である。
図11は、ハウジングに取り付けられたカバーを示す正面図である。
図12は、ハウジングに取り付けられたカバーを示す側面図である。
図13は、実施形態に係るコネクタの断面図である。
図14は、実施形態に係る第一構造の断面図である。
図15は、実施形態に係る第一構造の断面図である。
図16は、実施形態に係る第一構造の断面図である。
図17は、実施形態に係る第一構造の断面図である。
図18は、実施形態に係る第一構造の断面図である。
図19は、実施形態に係る第二構造の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るコネクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図19を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、コネクタに関する。図1は、実施形態に係るコネクタの斜視図、図2は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図、図3は、実施形態に係るハウジングの斜視図、図4は、実施形態に係る第一構造の斜視図、図5は、実施形態に係る第一カバーの平面図、図6および図7は、実施形態に係る第一カバーの断面図、図8は、実施形態に係る第二構造の斜視図、図9は、実施形態に係るカバーの斜視図、図10は、ハウジングに対するカバーの取り付けを説明する図である。
(【0011】以降は省略されています)

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