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公開番号2025011400
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023113493
出願日2023-07-11
発明の名称洗浄ホルダ及びこれを備えた工作機械
出願人株式会社ツガミ
代理人個人,個人
主分類B23B 25/00 20060101AFI20250117BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】機内を高効率で万遍なく洗浄することができる洗浄ホルダ及びこれを備えた工作機械を提供する。
【解決手段】洗浄ホルダ71は、ワークWを保持する第1主軸11を備える第1主軸ユニット10と、ワークWを加工する工具が取り付けられた工具ホルダを保持する工具主軸52と、工具主軸52を収容する工具主軸台51と、を備え、異なる向きの三軸方向に移動し、工具主軸台51が第1回転軸を中心に旋回し、工具主軸52が第1回転軸と交差する第2回転軸を中心に回転する、工具主軸ユニットと、複数個の工具ホルダを収容する工具マガジン60と、を備える工作機械に使用される。洗浄ホルダ71は、工具マガジン60に収容され、クーラントが供給される中心穴72aと、クーラントを吐出する吐出穴72b~72hと、工具が取り付けられる工具取付部71gと、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ワークを保持する主軸を備える主軸ユニットと、
前記ワークを加工する工具が取り付けられた工具ホルダを保持する工具主軸と、前記工具主軸を収容する工具主軸台と、を備え、異なる向きの三軸方向に移動し、前記工具主軸台が第1回転軸を中心に旋回し、前記工具主軸が前記第1回転軸と交差する第2回転軸を中心に回転する、工具主軸ユニットと、
複数個の前記工具ホルダを収容する工具マガジンと、
を備える工作機械に使用される洗浄ホルダであって、
前記洗浄ホルダは、
前記工具マガジンに収容され、
クーラントが供給されるクーラント入口と、前記クーラントを吐出するクーラント吐出穴と、前記工具が取り付けられる工具取付部と、を備える、
洗浄ホルダ。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記クーラント吐出穴は、複数の異なる向きに前記クーラントを吐出するよう複数個配置されている、
請求項1に記載の洗浄ホルダ。
【請求項3】
前記工具は、バイトである、
請求項1に記載の洗浄ホルダ。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の洗浄ホルダを備えた工作機械。
【請求項5】
複数の異なる種類の前記洗浄ホルダを備える、
請求項4に記載の工作機械。
【請求項6】
前記ワークの加工箇所の周辺を包囲する加工室と、
前記工具主軸ユニットを移動、旋回又は回転させ、供給されるクーラントを前記洗浄ホルダから吐出させて、加工により発生した切粉を除去させる制御部と、を備える、
請求項4に記載の工作機械。
【請求項7】
前記ワークの加工箇所の周辺を包囲する加工室と、
前記加工室の内部を撮像する撮像装置と、
前記工具主軸ユニットを移動、旋回又は回転させ、供給されるクーラントを前記洗浄ホルダから吐出させて、加工により発生した切粉を除去させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記撮像装置で撮像された画像から、前記加工室内で前記切粉の堆積状況を解析し、解析結果に基づいて前記工具主軸ユニットの移動、旋回又は回転の手順を決定する、
請求項4に記載の工作機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄ホルダ及びこれを備えた工作機械に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
工作機械では、加工中に発生する切粉の堆積による加工不良及び機械停止を防止するため、機内にクーラントを常時流して洗浄することが行われている。
【0003】
また、特許文献1には、洗浄を効率的に行うため、機内をカメラで撮像して、撮像された画像を解析して、機内上部に設けられた一方向のレールに沿ってクーラント噴射部を移動させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6774587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
クーラントを常時流す方法では、エネルギー及びクーラントの消費量が大きくなりやすい。また、クーラントの流れがない場所の切粉は除去できないという問題がある。この問題に対して、ノズルを手動で移動できるようにしても、加工中はノズルを動かすことができないため、十分に切粉を除去できない。そのため、無人で、長時間に渡って連続運転をすることが困難であった。
【0006】
特許文献1に開示された方法では、専用のレール及びクーラント噴射部を設置する必要があるため、コストが高くなる。また、機内上部の一方向のレールに設けられたノズルのみでは、クーラント噴射部から切粉までの距離が遠いため、機内の全体又は目的の箇所の洗浄の効率を高めることが困難であるという課題がある。
【0007】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、機内を高効率で万遍なく洗浄することができる洗浄ホルダ及びこれを備えた工作機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る洗浄ホルダは、ワークを保持する主軸を備える主軸ユニットと、前記ワークを加工する工具が取り付けられた工具ホルダを保持する工具主軸と、前記工具主軸を収容する工具主軸台と、を備え、異なる向きの三軸方向に移動し、前記工具主軸台が第1回転軸を中心に旋回し、前記工具主軸が前記第1回転軸と交差する第2回転軸を中心に回転する、工具主軸ユニットと、複数個の前記工具ホルダを収容する工具マガジンと、を備える工作機械に使用される洗浄ホルダであって、前記洗浄ホルダは、前記工具マガジンに収容され、クーラントが供給されるクーラント入口と、前記クーラントを吐出するクーラント吐出穴と、前記工具が取り付けられる工具取付部と、を備える。
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る工作機械は、上記の洗浄ホルダを備えている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、工作機械の機内を高効率で万遍なく洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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