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公開番号
2025011353
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113392
出願日
2023-07-11
発明の名称
部品供給装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H05K
13/02 20060101AFI20250117BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】運搬時等においてカバーテープの収容部を開閉する蓋部材が意図せず開いてしまった場合であっても、収容部内のカバーテープが排出口から飛び出てしまう事態を防止することができる部品供給装置を提供することを目的とする。
【解決手段】収容部33に繋がるカバーテープTTの排出口33Kを開閉するテープフィーダ16の蓋部材34が、排出口33Kを閉止する閉止位置と、収容部33内のカバーテープTTの排出が可能な開放位置と、排出口33Kは開くが収容部33内のカバーテープTTの排出が不能な中間開放位置とに静止させることが可能になっている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
部品を収納したベーステープにカバーテープが貼り付けられたキャリアテープを搬送して部品取出し位置に部品を供給する部品供給装置であって、
前記キャリアテープの搬送路を備えた本体部と、
前記搬送路を搬送される前記キャリアテープの前記ベーステープから前記カバーテープを剥離する剥離部と、
前記本体部内に設けられ、前記剥離部で剥離された前記カバーテープが収容される収容部と、
前記本体部に設けられた揺動軸に下端が枢支され、前記揺動軸を中心に揺動することで前記本体部に開口して前記収容部に繋がる前記カバーテープの排出口を開閉する蓋部材と、を備え、
前記蓋部材は、前記排出口を閉止する閉止位置と、前記収容部内の前記カバーテープの排出が可能な開放位置と、前記閉止位置と前記開放位置との間の中間開放位置とに静止させることが可能になっている、部品供給装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記中間開放位置は、前記排出口は開くが前記収容部内の前記カバーテープの排出が不能な位置である、請求項1に記載の部品供給装置。
【請求項3】
前記蓋部材と一体に前記揺動軸を中心に揺動する弾性片と、前記本体部に設けられた当接部と、を備え、前記蓋部材が前記閉止位置から揺動すると前記弾性片が前記当接部に当接することで前記蓋部材が前記中間開放位置に静止される、請求項1に記載の部品供給装置。
【請求項4】
前記中間開放位置に静止された前記蓋部材に前記排出口を開放させる方向の力が作用すると、前記当接部に当接した前記弾性片は前記蓋部材の揺動に伴って弾性変形しながらその先端部を前記当接部の外形に沿って移動させ、前記先端部が前記当接部から離間したところで前記蓋部材は前記排出口を開放させる方向に揺動する、請求項3に記載の部品供給装置。
【請求項5】
前記蓋部材は前記閉止位置に位置した状態で前記収容部の内方に張り出す張出部を有し、前記張出部は、前記蓋部材が前記中間開放位置に位置した状態で前記収容部内に位置することで、前記収容部内の前記カバーテープが前記排出口から排出されるのを不能にする、請求項2に記載の部品供給装置。
【請求項6】
前記張出部は、前記蓋部材が前記閉止位置に位置した状態で、前記蓋部材の下端側から上端側に向かって前記収容部内への張出量が大きくなっている、請求項5に記載の部品供給装置。
【請求項7】
前記蓋部材と前記収容部の一方には磁石が設けられるとともに他方には磁性体が設けられており、前記蓋部材が前記閉止位置に位置した状態で前記磁石と前記磁性体とが引き合うことで前記蓋部材が前記閉止位置に静止される、請求項1に記載の部品供給装置。
【請求項8】
前記収容部は、底面が前記排出口に向かって下降するように傾斜し、かつ、上下方向の高さが前記排出口に向かって漸増する形状を有する、請求項7に記載の部品供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、部品を収納したベーステープにカバーテープが貼り付けられたキャリアテープを搬送して部品取出し位置に部品を供給する部品供給装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、部品を収納したベーステープにカバーテープが貼り付けられたキャリアテープを搬送して部品取出し位置に部品を供給する部品供給装置が知られており、一般にテープフィーダと称されている。テープフィーダは、キャリアテープの搬送路が形成された本体部にキャリアテープを搬送する搬送機構を備えた構成を有し、搬送路上を進行するキャリアテープが部品取出し位置に到達する前にベーステープからカバーテープを剥離することで、部品取出し位置において部品を取り出すことができる構成となっている。
【0003】
テープフィーダでは、キャリアテープのベーステープから剥離されたカバーテープは本体部内に形成された収容部に収容され、収容部に収容されたカバーテープは、本体部の端部に開口して収容部に繋がる排出口から排出することができる。排出口は通常時は蓋部材によって閉止されており、収容部内に蓄積されて弾性的に塊状になったカバーテープが収容部の内側から蓋部材を押圧すると、これにより蓋部材が押し開かれて収容部内のカバーテープが排出口から排出される(飛び出る)ようになっている(例えば、下記の特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-188584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の部品供給装置(テープフィーダ)では、その運搬時等において本体部に衝撃を与えると蓋部材が意図せず開いてしまい、収容部内のカバーテープが外部に飛び出てしまうおそれがあるという問題点があった。
【0006】
そこで本発明は、運搬時等においてカバーテープの収容部を開閉する蓋部材が意図せず開いてしまった場合であっても、収容部内のカバーテープが排出口から飛び出てしまう事態を防止することができる部品供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の部品供給装置は、部品を収納したベーステープにカバーテープが貼り付けられたキャリアテープを搬送して部品取出し位置に部品を供給する部品供給装置であって、前記キャリアテープの搬送路を備えた本体部と、前記搬送路を搬送される前記キャリアテープの前記ベーステープから前記カバーテープを剥離する剥離部と、前記本体部内に設けられ、前記剥離部で剥離された前記カバーテープが収容される収容部と、前記本体部に設けられた揺動軸に下端が枢支され、前記揺動軸を中心に揺動することで前記本体部に開口して前記収容部に繋がる前記カバーテープの排出口を開閉する蓋部材と、を備え、前記蓋部材は、前記排出口を閉止する閉止位置と、前記収容部内の前記カバーテープの排出が可能な開放位置と、前記閉止位置と前記開放位置との間の中間開放位置とに静止させることが可能になっている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、運搬時等においてカバーテープの収容部の蓋部材が意図せず開いてしまった場合であっても、収容部内のカバーテープが排出口から飛び出てしまう事態を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施の形態におけるテープフィーダを備えた部品搭載装置の斜視図
本発明の一実施の形態におけるテープフィーダによって搬送されるキャリアテープの一部の斜視図
本発明の一実施の形態におけるテープフィーダの側面図
本発明の一実施の形態におけるテープフィーダの一部の側面図
本発明の一実施の形態におけるテープフィーダが備える蓋部材が(a)閉止位置に位置した状態を示す図(b)開放位置に位置した状態を示す図
(a)~(e)本発明の一実施の形態におけるテープフィーダの蓋部材が揺動した際の弾性片と当接部の位置関係を示す図
(a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープフィーダが備える収容部内にカバーテープが蓄積されていく様子を示す図
本発明の一実施の形態におけるテープフィーダが備える蓋部材が(a)閉止位置に位置した状態を示す図(b)中間開放位置に位置した状態を示す図
本発明の一実施の形態におけるテープフィーダが備える蓋部材の張出部に押圧力が作用している状態を示す図
本発明の一実施の形態におけるテープフィーダが備える蓋部材が開放位置に位置した状態を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の部品供給装置の一実施の形態であるテープフィーダを備えた部品搭載装置1を示している。部品搭載装置1は基板KBに部品BHを搭載する装置であり、基台11上に基板搬送部12を備えている。基板搬送部12は基板KBを水平方向に搬送し、所定の作業位置に位置決めする。以下、説明の便宜上、基板搬送部12による基板KBの搬送方向をX方向、X方向と直交する水平方向をY方向、上下方向をZ方向とする。また、Y方向のうち、基台11の中央側に向く方向を「前方」と称し、その反対側に向く方向を「後方」と称する。
(【0011】以降は省略されています)
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