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公開番号2025011240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2024179188,2022128794
出願日2024-10-11,2011-02-11
発明の名称複数のサイト間のデータ分割
出願人インターデイジタル テクノロジー コーポレーション
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H04W 28/16 20090101AFI20250116BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ワイヤレス通信ネットワークにおいてデータを分割すること。
【解決手段】UEがセルエッジにある場合に帯域幅を向上させるために、データが、複数の基地局を使用してユーザ機器に送信されるように分割されることが可能であり、またはハンドオーバを向上させるためにユーザ機器によって、複数の基地局に送信されるように分割されることが可能である。データ分割は、ユーザ機器上、または基地局上のパケットデータコンバージェンスプロトコル層、無線リンク制御層、または媒体アクセス制御層において実行されることが可能である。データは、X2インターフェース負荷またはX2インターフェース遅延キャリア集約を低減するために、サービングゲートウェイなどのネットワークノードにおいて、代わりに分割されてもよい。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
無線通信のための方法であって、
基地局において、データを含むインターネットプロトコルパケット(IPパケット)を受信するステップであって、前記IPパケットは無線送受信ユニット(WTRU)に関連付けられている、ステップと、
前記基地局において、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)にしたがって、前記データの部分が、前記WTRUへの送信のために少なくとも1つの協調するネットワーク要素へ送信されることになると決定するステップと、
前記基地局から、前記少なくとも1つの協調するネットワーク要素へ、前記データの前記部分を送信するステップと、
前記基地局から、前記WTRUへ、前記データの残りを送信するステップと
を備える方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記PDCPは、前記基地局におけるPDCPエンティティによって構成される請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記データの前記部分が、前記WTRUへの送信のために前記少なくとも1つの協調するネットワーク要素へ送信されることになると決定することは、前記基地局において構成された無線リンク制御(RLC)エンティティによって実施される請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記データの前記部分が、前記WTRUへの送信のために前記少なくとも1つの協調するネットワーク要素へ送信されることになると決定することは、前記基地局において構成されたメディアアクセス制御(MAC)エンティティによって実施される請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記に少なくとも1つの協調するネットワーク要素は、他の基地局、リモートラジオヘッド(RRH)またはセクタアンテナのいずれかを含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記基地局は、対話型手順および関連付けられた制御情報を使用して、少なくとも1つの協調するネットワーク要素へ送信されることになる前記データの前記部分を決定する請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記データの前記残りは、前記基地局から前記WTRUへ第1のコンポーネントキャリアを使用して送信され、前記データの前記部分は前記少なくとも1つの協調するネットワーク要素から前記WTRUへ第2のコンポーネントキャリアを使用して送信される請求項1に記載の方法。
【請求項8】
無線通信のための方法であって、
基地局において、インターネットプロトコルパケット(IPパケット)を含むデータの第1のストリームを受信するステップであって、前記IPパケットは無線送受信ユニット(WTRU)に関連付けられている、ステップと、
パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)にしたがって、データの前記第1のストリームを、データの第2のストリームおよび第3のストリームへ分割するステップであって、データの前記第2のストリームは、少なくとも1つの協調するネットワーク要素を経由する、前記WTRUへの送信を対象としており、データの前記第3のストリームは、前記基地局による前記WTRUへの送信を対象としている、ステップと、
前記基地局から、データの前記第2のストリームを前記少なくとも1つの協調するネットワーク要素へ送信するステップと、
データの前記第2のストリームを前記少なくとも1つの協調するネットワーク要素へ送信している間に、データの前記第3のストリームを、前記基地局から前記WTRUへ送信するステップと
を備え、
前記基地局および前記少なくとも1つの協調するネットワーク要素は、それぞれのスケジューリングエンティティを含む方法。
【請求項9】
前記分割することは、前記基地局におけるPDCPエンティティによって実施される請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記分割することは、前記基地局において構成された無線リンク制御(RLC)エンティティによって実施される請求項8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、3GPPにおけるユーザ機器の動作に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【0002】
関連出願の相互参照
本出願は、参照によりともに本明細書に組み込まれている、2010年2月12日に出願した米国特許仮出願第61/303,769号明細書、および2010年2月12日に出願した米国特許仮出願第61/304,377号明細書の利益を主張するものである。
【背景技術】
【0003】
より高いデータレートおよびスペクトル効率をサポートするために、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)LTE(ロングタームエボリューション)システムが、3GPP R8(リリース8)に導入されている(LTEリリース8は、本明細書でLTE R8またはR8-LTEと呼ばれ得る)。LTEにおいて、アップリンクの伝送は、SC-FDMA(シングルキャリア周波数分割多元接続)を使用して実行される。特に、LTEアップリンクで使用されるSC-FDMAは、DFT-S-OFDM(離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重化)技術に基づく。本明細書で使用されるSC-FDMAという用語とDFT-S-OFDMという用語は、互いに区別なく使用される。
【0004】
LTEにおいて、あるいはUE(ユーザ機器)と呼ばれるWTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)は、FDMA(周波数分割多元接続)構成において、割り当てられたサブキャリアの限られた連続するセットを使用して、アップリンクで送信する。例えば、アップリンクにおける全体的なOFDM(直交周波数分割多重化)信号帯域幅またはOFDMシステム帯域幅が、1から100まで番号が付けられた有用なサブキャリアから成る場合、所与の第1のWTRUが、サブキャリア1~12上で送信するように割り当てられ、第2のWTRUが、サブキャリア13~24上で送信するように割り当てられることが可能である、といった具合である。異なる複数のWTRUがそれぞれ、利用可能な伝送帯域幅のサブセットの中に送信することが可能であるのに対して、これらのWTRUにサービスを提供するeノードB(発展型ノード-B)は、伝送帯域幅全体にわたって合成アップリンク信号を受信することが可能である。
【0005】
LTEアドバンスト(本明細書でLTE-A、LTE R10、またはR10-LTEとも呼ばれるLTEリリース10(R10)を含み、さらにリリース11などの将来のリリースを含み得る)は、LTEネットワークおよび3Gネットワークに関する完全に準拠する4Gアップグレードパスを提供するLTE標準の拡張である。LTE-Aでは、キャリア集約がサポートされ、さらに、LTEの場合とは異なり、複数のキャリアが、アップリンク、ダウンリンク、またはアップリンクとダウンリンクの両方に割り当てられることが可能である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
LTEとLTE-Aの両方において、UEは、したがって、ユーザは、セルエッジにおいてサービス低下を経験する可能性がある。スループット、QoS(サービス品質)、およびその他の要因は、UEがセルのエッジにおいて動作させられる場合に、他のセルからの干渉によって影響を受ける可能性がある。当技術分野で必要とされているのは、セルのエッジにおけるUE動作に関する問題に対処するLTE-Aの能力を活用する方法およびシステムである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ワイヤレス通信ネットワークにおいてデータを分割する方法およびシステムが、開示される。データは、ユーザ機器への送信のために複数の基地局を使用するように分割されることが可能であり、または複数の基地局に送信するためにユーザ機器によって分割されることが可能である。ある実施形態では、データ分割は、PDCP(パケットデータコンバージェンスプロトコル:Packet Data Convergence Protocol)層において実行され得る。ある実施形態では、データは、RLC(無線リンク制御)層において分割され得る。ある実施形態では、データは、MAC(媒体アクセス制御)層において分割され得る。これらの実施形態のそれぞれにおいて、データは、ユーザ機器上、および/または基地局上で分割され得る。ある実施形態では、データは、代わりに、サービングゲートウェイにおいてなど、ユーザプレーンで分割され得る。本開示の上記、およびさらなる態様が、後段でより詳細に説明される。
【0008】
開示される実施形態の以下の詳細な説明は、添付の図面と併せて読まれると、よりよく理解される。説明のため、図面では、例示的な実施形態が示されているが、主題は、開示される特定の要素または装置に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
開示される1つまたは複数の実施形態が実施され得る例示的な通信システムを示すシステム図である。
図1Aに示される通信システム内で使用され得る例示的なWTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)を示すシステム図である。
図1Aに示される通信システム内で使用され得る例示的な無線アクセスネットワーク、および例示的なコアネットワークを示すシステム図である。
限定的でない例示的なネットワークおよびコンポーネントキャリアの構成を示す図である。
限定的でない別の例示的なネットワークおよびコンポーネントキャリアの構成を示す図である。
限定的でない例示的なダウンリンクデータフローおよびシステムの構成を示す図である。
限定的でない例示的なアップリンクデータフローおよびシステムの構成を示す図である。
データを分割する限定的でない例示的な方法を示す図である。
限定的でない例示的なアップリンクデータフローおよびシステムの構成を示す図である。
データを分割する限定的でない例示的な方法を示す図である。
限定的でない例示的なダウンリンクデータフローおよびシステムの構成を示す図である。
限定的でない例示的なダウンリンクデータフローおよびシステムの構成を示す図である。
限定的でない例示的なアップリンクデータフローおよびシステムの構成を示す図である。
限定的でない例示的なダウンリンクデータフローおよびシステムの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1Aは、開示される1つまたは複数の実施形態が実施され得る例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなどのコンテンツを複数のワイヤレスユーザに供給する多元接続システムであり得る。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザが、ワイヤレス帯域幅を含むシステムリソースの共有を介して、そのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。例えば、通信システム100は、CDMA(符号分割多元接続)、TDMA(時分割多元接続)、FDMA(周波数分割多元接続)、OFDMA(直交FDMA)、SC-FDMA(シングルキャリアFDMA)などの1つまたは複数のチャネルアクセス方法を使用することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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