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公開番号2025011229
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2024178306,2021513971
出願日2024-10-10,2019-10-02
発明の名称非接触カードの暗号化認証のためのシステムおよび方法
出願人キャピタル・ワン・サービシーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー,Capital One Services, LLC
代理人個人,個人
主分類H04L 9/08 20060101AFI20250116BHJP(電気通信技術)
要約【課題】送信デバイスと受信デバイスとの間のセキュアなデータ伝送のためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】データ伝送システムにおいて、送信デバイス(非接触カード)及び受信デバイス(クライアントデバイス)のそれぞれは、マスター鍵を含む。送信デバイスは、マスター鍵を使用して多様化された鍵を生成し、カウンタ値を保護し、受信デバイスに送信する前にデータを暗号化する。受信デバイスは、マスター鍵に基づいて多様化された鍵を生成し、多様化された鍵を使用して、データを復号し、保護されたカウンタ値を検証する。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項1】
データ伝送システムであって、
送信デバイスプロセッサおよび送信デバイスメモリを有する送信デバイスであって、前記送信デバイスメモリは、第1のマスター鍵、送信データ、およびカウンタ値を含む、送信デバイスと、
受信デバイスプロセッサおよび受信デバイスメモリを有する受信デバイスであって、前記受信デバイスメモリは、第2のマスター鍵を含む、受信デバイスと、を備え、
前記送信デバイスは、
前記第1のマスター鍵および少なくとも1つの第1の暗号化アルゴリズムを使用して第1の多様化された鍵を生成し、前記第1の多様化された鍵を前記送信デバイスメモリに格納し、前記第1のマスター鍵は、秘密鍵であり、
少なくとも1つの第2の暗号化アルゴリズムおよび前記第1の多様化された鍵を使用して前記カウンタ値を保護し、前記カウンタ値を含む暗号化結果を生成し、
少なくとも1つの第3の暗号化アルゴリズムおよび前記第1の多様化された鍵を使用して、前記送信データを暗号化し、暗号化された送信データを生成し、
前記保護されたカウンタ値および前記暗号化された送信データを前記受信デバイスに送信する、
ように構成され、
前記受信デバイスは、
前記第2のマスター鍵および前記カウンタ値に基づいて第2の多様化された鍵を生成し、前記第2の多様化された鍵を前記受信デバイスメモリに格納し、前記第2のマスター鍵は、公開鍵であり、
少なくとも1つの第4の暗号化アルゴリズムおよび前記第2の多様化された鍵を使用して、前記暗号化された送信データを復号し、前記保護されたカウンタ値を検証する、
ように構成される、
データ伝送システム。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記少なくとも1つの第1、第2、第3および第4の暗号化アルゴリズムは、それぞれ、(i)非対称暗号化アルゴリズム、(ii)デジタル署名アルゴリズム、(iii)ElGamal暗号化アルゴリズム、(iv)楕円曲線アルゴリズム、または(v)Paillier暗号システムアルゴリズムのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のデータ伝送システム。
【請求項3】
前記カウンタ値は、ワンタイムパスコードを含む、請求項1に記載のデータ伝送システム。
【請求項4】
前記送信デバイスは、
前記秘密鍵を使用して前記カウンタ値に署名し、
さらなる公開鍵を使用して前記署名されたカウンタ値を暗号化する、
ようにさらに構成される、請求項1に記載のデータ伝送システム。
【請求項5】
前記受信デバイスは、さらなる秘密鍵を使用して前記署名されたカウンタ値を復号するようにさらに構成される、請求項4に記載のデータ伝送システム。
【請求項6】
前記第1の多様化された鍵または前記第2の多様化された鍵のうちの少なくとも1つは、前記送信デバイスと前記受信デバイスとの間の各伝送に対して生成される、請求項1に記載のデータ伝送システム。
【請求項7】
前記第1の多様化された鍵または前記第2の多様化された鍵のうちの少なくとも1つは、前記カウンタ値または前記カウンタ値の部分のうちの少なくとも1つを使用して生成される、請求項6に記載のデータ伝送システム。
【請求項8】
前記送信デバイスは、前記公開鍵を前記受信デバイスに送信するようにさらに構成される、請求項1に記載のデータ伝送システム。
【請求項9】
前記公開鍵は、前記公開鍵の発行者を認証するための署名された証明書を含む、請求項1に記載のデータ伝送システム。
【請求項10】
前記送信データは、スマートカードのアクティブ化データである、請求項1に記載のデータ伝送システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連する出願への相互参照
この出願は、2018年11月29日に出願された米国特許出願第16/205,119号の一部継続であり、2018年10月2日に出願された米国仮出願第62/740,352号および2019年10月2日に出願された米国特許出願第16/591,309から優先権を主張し、その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される。
続きを表示(約 2,100 文字)【0002】
本開示は、暗号化、より具体的には、非接触カードの暗号化認証のためのシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0003】
データのセキュリティとトランザクションの整合性は、企業と消費者にとって非常に重要である。電子取引が商業活動のますます大きなシェアを構成するにつれて、この必要性は増大し続けている。
【0004】
電子メールは、トランザクションを検証するためのツールとして使用できるが、電子メールは攻撃を受けやすく、ハッキングやその他の不正アクセスに対して脆弱である。ショートメッセージサービス(SMS)メッセージも使用できるが、それも危殆化され得る。さらに、トリプルDESアルゴリズムなどのデータ暗号化アルゴリズムにも同様の脆弱性がある。
【0005】
金融カード(例えば、クレジットカードやその他の支払いカード)を含む多くのカードをアクティブ化するには、カード所有者が電話番号に電話をかけたり、Webサイトにアクセスしたり、カード情報を入力したり提供したりするという時間のかかるプロセスが必要である。さらに、チップベースの金融カードの使用が増えると、対面購入のための以前の技術(例えば、磁気ストリップカード)よりも安全な機能が提供されるが、アカウントへのアクセスは、カード所有者の身元を確認するためにログイン資格情報(例えば、ユーザー名やパスワード)に依存し得る。しかしながら、ログイン資格情報が危殆化された場合、別の人がユーザのアカウントにアクセスし得る。
【0006】
これらおよびその他の欠陥が存在する。したがって、非接触カードのデータセキュリティ、認証、および検証を提供するために、これらの欠陥を克服する適切な解決策をユーザに提供する必要がある。さらに、カードをアクティブ化するための改善された方法と、アカウントアクセスのための改善された認証の両方が必要である。
【発明の概要】
【0007】
開示された技術の態様には、非接触カードの暗号認証のためのシステムおよび方法が含まれる。様々な実施形態は、非接触カードの暗号認証を実施および管理するためのシステムおよび方法を説明する。
【0008】
データ伝送システムは、例えば、送信デバイスプロセッサおよび送信デバイスメモリを有する送信デバイスであって、送信デバイスメモリは、第1のマスター鍵、送信データ、およびカウンタ値を含む、送信デバイスと、受信デバイスプロセッサおよび受信デバイスメモリを有する受信デバイスであって、受信デバイスメモリは、第2のマスター鍵を含む、受信デバイスと、を含み、送信デバイスは、第1のマスター鍵および第1の暗号化アルゴリズムを使用して第1の多様化された鍵を生成し、第1の多様化された鍵を送信デバイスメモリに格納し、第1のマスター鍵は、秘密鍵であり、第2の暗号化アルゴリズムおよび第1の多様化された鍵を使用してカウンタ値を保護し、カウンタ値を含む暗号化結果を生成し、第3の暗号化アルゴリズムおよび第1の多様化された鍵を使用して、送信データを暗号化し、暗号化された送信データを生成し、保護されたカウンタ値および暗号化された送信データを受信デバイスに送信する、ように構成され、受信デバイスは、第2のマスター鍵およびカウンタ値に基づいて第2の多様化された鍵を生成し、第2の多様化された鍵を受信デバイスメモリに格納し、第2のマスター鍵は、公開鍵であり、第4の暗号化アルゴリズムおよび第2の多様化された鍵を使用して、暗号化された送信データを復号し、保護されたカウンタ値を検証する、ように構成される、データ伝送システムを含み得る。
【0009】
本開示のいくつかの例示的な実施形態では、第1、第2、第3および第4の暗号化アルゴリズムは、それぞれ、(i)非対称暗号化アルゴリズム、(ii)デジタル署名アルゴリズム、(iii)ElGamal暗号化アルゴリズム、(iv)楕円曲線アルゴリズム、または(v)Paillier暗号システムアルゴリズムを含み得る。カウンタ値は、ワンタイムパスコードを含み得る。送信デバイスは、秘密鍵を使用してカウンタ値に署名し、さらなる公開鍵を使用して、署名されたカウンタ値を暗号化するようにさらに構成され得る。受信デバイスは、さらなる秘密鍵を使用して署名されたカウンタ値を復号するようにさらに構成され得る。第1の多様化された鍵または第2の多様化された鍵は、送信デバイスと受信デバイスとの間の各伝送に対して生成され得る。第1の多様化された鍵または第2の多様化された鍵は、カウンタ値またはカウンタ値の部分を使用して生成され得る。
【0010】
本開示の特定の例示的な実施形態では、送信デバイスは、公開鍵を受信デバイスに送信するようにさらに構成され得る。公開鍵は、公開鍵の発行者を認証するための署名された証明書を含み得る。送信データは、スマートカードのアクティブ化データであり得る。
(【0011】以降は省略されています)

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