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公開番号2025011188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2024176251,2022506084
出願日2024-10-08,2020-07-27
発明の名称複数のスピーカーを通じた複数のオーディオ・ストリームの再生の管理
出願人ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション,ドルビー・インターナショナル・アーベー
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04S 7/00 20060101AFI20250116BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数のスピーカーを通じた複数のオーディオ・ストリームの再生の管理を提供する。
【解決手段】マルチストリーム・レンダリング・システムおよび方法は、複数の任意に配置されたスピーカー上で複数のオーディオ・プログラム・ストリームを同時にレンダリングおよび再生することができる。プログラム・ストリームの少なくとも1つは、空間ミックスであってもよい。前記空間ミックスのレンダリングは、一つまたは複数の追加的なプログラム・ストリームの同時レンダリングに応じて、動的に修正されてもよい。一つまたは複数の追加プログラム・ストリームのレンダリングは、前記空間ミックスの同時レンダリングに応じて動的に修正されてもよい。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
オーディオ処理方法であって:
制御システムによって、第1のオーディオ・プログラム・ストリームに対応する第1のオーディオ・データを受領する段階であって、前記第1のオーディオ・データは、一つまたは複数の第1のオーディオ信号および前記一つまたは複数の第1のオーディオ信号のそれぞれについての関連する所望される知覚される空間位置を示す第1の空間データを含む、段階と;
前記制御システムによって、前記第1のオーディオ・データをレンダリングして、環境におけるラウドスピーカーの集合のうちの少なくとも2つのラウドスピーカーのための第1のレンダリングされたオーディオ・データを生成する段階を含み、
前記レンダリングは、前記ラウドスピーカーを通じて再生された前記第1のオーディオ信号の知覚される空間位置と、前記第1のオーディオ信号の前記所望される知覚される空間位置の、前記ラウドスピーカーの位置への近さと、少なくとも前記第1のオーディオ信号の一つまたは複数の属性、ラウドスピーカーの前記集合の一つまたは複数の属性または一つまたは複数の外部入力に依存する一つまたは複数の追加的な動的に構成可能な機能とに基づいて、ラウドスピーカーの前記集合のラウドスピーカーの相対的なアクティブ化を決定することを含み、
前記追加的な動的に構成可能な機能が、少なくとも、一つまたは複数のラウドスピーカーの、引力位置への近さまたは一つまたは複数のラウドスピーカーの、反発力位置への近さを含み、引力は、前記引力位置のより近くにおいて、相対的により高いラウドスピーカー・アクティブ化を優遇する因子であり、反発力は、前記反発力位置のより近くにおいて、相対的により低いラウドスピーカー・アクティブ化を優遇する因子である、
方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記追加的な動的に構成可能な機能が、一つまたは複数のラウドスピーカーの、一または複数の聴取者への近さを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記追加的な動的に構成可能な機能が、前記環境におけるある位置での一つまたは複数のラウドスピーカーの可聴性を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記追加的な動的に構成可能な機能が、一つまたは複数のラウドスピーカーの能力、または前記一つまたは複数のラウドスピーカーの、前記環境における一つまたは複数の他のラウドスピーカーに対する同期のうちの少なくとも一方を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記追加的な動的に構成可能な機能が、ウェイクワード性能またはエコー・キャンセラ性能のうちの少なくとも一方を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記レンダリングは、コスト関数の最小化を含み、前記コスト関数は、少なくとも1つの動的スピーカー・アクティブ化項を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記コスト関数は、空間的オーディオに対応する項と、ラウドスピーカーの、前記一つまたは複数の第1のオーディオ信号のうちの一つについての所望される知覚される空間位置への近さに対応する項との和に少なくとも部分的に基づく、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記コスト関数は、質量中心振幅パン(CMAP)、柔軟仮想化(FV)またはCMAPとFVの組み合わせに少なくとも部分的に基づく、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
制御システムによって、第2のオーディオ・プログラム・ストリームに対応する第2のオーディオ・データを受領する段階であって、前記第2のオーディオ・データは、一つまたは複数の第2のオーディオ信号および前記一つまたは複数の第2のオーディオ信号のそれぞれについての関連する所望される知覚される空間位置を示す第2の空間データを含む、段階と;
前記制御システムによって、前記第2のオーディオ・データをレンダリングして、第2のレンダリングされたオーディオ・データを生成する段階と;
前記第1のレンダリングされたオーディオ信号と前記第2のレンダリングされたオーディオ信号とを混合して、混合されたオーディオ信号を生成する段階と;
前記混合されたオーディオ信号を、前記環境の少なくともいくつかのラウドスピーカーに提供する段階とを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記第2のオーディオ信号、前記第2のレンダリングされたオーディオ・データ、前記第2のオーディオ・データの特性または前記第2のレンダリングされたオーディオ・データの特性のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のオーディオ・データについてのレンダリング・プロセスを修正して、修正された第1のレンダリングされたオーディオ・データを生成することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
本願は、米国仮特許出願第62/992,068号(2020年3月19日出願)、米国仮特許出願第62/949,998号(2019年12月18日出願)、欧州特許出願第19217580.0号(2019年12月18日出願)、スペイン特許出願第P201930702号(2019年7月30日出願)、米国仮特許出願第62/971,421号(2020年2月7日出願)、米国仮特許出願第62/705,410号(2020年6月25日出願)、米国仮特許出願第62/880,111号(2019年7月30日出願)、米国仮特許出願第62/704,754号(2020年5月27日出願)、米国仮特許出願第62/705,896号(2020年7月21日出願)、米国仮特許出願第62/880,114号(2019年7月30日出願)、米国仮特許出願第62/705,351号(2020年6月23日出願)、米国仮特許出願第62/880,115号(2019年7月30日出願)および米国仮特許出願第62/705,143号(2020年6月12日出願)の優先権を主張するものである。これらの各出願は、ここにその全体が参照により組み込まれる。
続きを表示(約 2,600 文字)【0002】
技術分野
本開示は、一組のスピーカーの一部または全部のスピーカー(たとえば、アクティブ化されている各スピーカー)によるオーディオの再生および再生のためのレンダリングのための、システムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0003】
スマートオーディオ装置を含むが、それに限定されないオーディオ装置は、広く配備され、多くの家庭で一般的な機能となりつつある。オーディオ装置を制御するための既存のシステムおよび方法は利点を提供するが、改善されたシステムおよび方法が望ましいであろう。
【0004】
記法および名称
特許請求の範囲を含め、本開示全体を通じて、「スピーカー」および「ラウドスピーカー」は、単一のスピーカーフィードによって駆動される任意の放音トランスデューサ(またはトランスデューサの集合)を表すために同義で使用される。ヘッドフォンの典型的なセットは、2つのスピーカーを含む。スピーカーは、単一の共通スピーカーフィードまたは複数のスピーカーフィードによって駆動されうる複数のトランスデューサ(たとえば、ウーファーおよびツイーター)を含むように実装されうる。いくつかの例では、スピーカーフィードは、異なるトランスデューサに結合された異なる回路分枝において異なる処理を受けることができる。
【0005】
特許請求の範囲を含め、本開示全体を通じて、信号またはデータ「に対して」動作を実行するという表現(たとえば、信号またはデータのフィルタリング、スケーリング、変換、または利得の適用)は、広い意味で使用され、信号またはデータに対して該動作を直接実行すること、または信号またはデータの処理されたバージョンに対して(たとえば、該動作の実行前に予備的なフィルタリングまたは前処理を受けた該信号のバージョンに対して)該動作を実行することを示す。
【0006】
特許請求の範囲を含む本開示全体を通じて、「システム」という表現は、広い意味で装置、システム、またはサブシステムを示すために使用される。たとえば、デコーダを実装するサブシステムがデコーダ・システムと称されることがあり、そのようなサブシステムを含むシステム(たとえば、複数の入力に応答してX個の出力信号を生成するシステムであって、そのサブシステムが入力のうちのM個を生成し、他のX-M個の入力は外部ソースから受領されるシステム)もデコーダ・システムと称することもできる。
【0007】
特許請求の範囲を含む本開示全体を通じて、用語「プロセッサ」は、データ(たとえば、オーディオ、ビデオまたは他の画像データ)に対して動作を実行するために、プログラム可能なまたは他の仕方で(たとえば、ソフトウェアまたはファームウェアを用いて)構成可能なシステムまたは装置を示すために広い意味で使用される。プロセッサの例は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(または他の構成可能な集積回路またはチップセット)、オーディオまたは他の音声データに対してパイプライン処理を実行するようにプログラムされたおよび/または他の仕方で構成されたデジタル信号プロセッサ、プログラマブルな汎用プロセッサまたはコンピュータ、およびプログラマブルなマイクロプロセッサチップまたはチップセットを含む。
【0008】
特許請求の範囲を含む本開示全体を通じて、用語「結合する」または「結合され」は、直接的または間接的接続を意味するために使用される。よって、第1の装置が第2の装置に結合する場合、その接続は、直接接続を通じて、または他の装置および接続を介した間接接続を通じてでありうる。
【0009】
本明細書で使用されるところでは、「スマート装置」とは、Bluetooth、Zigbee、近接場通信、Wi-Fi、光忠実度(Li-Fi)、3G、4G、5Gなどのさまざまな無線プロトコルを介して、一つまたは複数の他の装置(またはネットワーク)と通信するように一般的に構成された電子装置であって、ある程度対話的におよび/または自律的に動作することができるものである。スマート装置のいくつかの顕著なタイプは、スマートフォン、スマートカー、スマートサーモスタット、スマートドアベル、スマートロック、スマート冷蔵庫、ファブレットとタブレット、スマートウォッチ、スマートバンド、スマートキーチェーン、スマートオーディオ装置である。「スマート装置」という用語は、人工知能のようなユビキタスコンピューティングのある特性を示す装置を指すこともある。
【0010】
本明細書で使用されるところでは、「スマートオーディオ装置」という表現は、単一目的のオーディオ装置または多目的のオーディオ装置(たとえば、バーチャル・アシスタント機能の少なくともいくつかの側面を実装するオーディオ装置)のいずれかであるスマート装置を示す。単一目的のオーディオ装置は、少なくとも1つのマイクロフォン(および、任意的には少なくとも1つのスピーカーおよび/または少なくとも1つのカメラを含むかまたはそれに結合される)を含むかまたはそれに結合される装置(たとえば、テレビ(TV)または携帯電話)であって、大部分がまたは主として単一目的を達成するように設計されたものである。たとえば、テレビは、典型的には、番組素材からオーディオを再生することができる(また、再生することができると考えられる)が、ほとんどの場合、現代のテレビは、何らかのオペレーティングシステムを実行し、その上でテレビ視聴アプリケーションを含むアプリケーションがローカルに動作する。同様に、携帯電話のオーディオ入出力は多くのことをするかもしれないが、これらは電話上で動作するアプリケーションによってサービスされる。この意味で、スピーカーおよびマイクロフォンを有する単一目的のオーディオ装置は、しばしば、スピーカーおよびマイクロフォンを直接使用するローカルアプリケーションおよび/またはサービスを実行するように構成される。いくつかの単一目的の諸オーディオ装置が、ゾーンまたはユーザー構成されたエリアにわたるオーディオの再生を達成するよう、グループ化するように構成されうる。
(【0011】以降は省略されています)

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