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公開番号
2025010924
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023113238
出願日
2023-07-10
発明の名称
レバー式コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
13/629 20060101AFI20250116BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コネクタ位置保証機能を備えながら部品点数の削減によりコスト低減と小型化が可能なレバー式コネクタを提供する。
【解決手段】レバー式コネクタ1は、相手側コネクタハウジングに嵌合及び離脱されるコネクタハウジング20と、コネクタハウジング20の支持軸23が挿通される軸受孔34を有し、軸受孔34に支持軸23が挿通されてコネクタハウジング20に回動可能に支持され、且つ、回動によってコネクタハウジング20と相手側コネクタハウジング10との間に嵌合力及び離脱力を付与するレバー30と、を備える。支持軸23の外周面には、嵌入部55が設けられ、軸受孔34の内周面には、嵌入部55が嵌入可能な凹部が設けられる。第2操作位置へ回動されたレバー30は、凹部に嵌入部55を嵌入させる方向へスライドされることで、レバー30の回動がロック部50にロックされる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
相手側コネクタハウジングに嵌合及び離脱されるコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングに形成された支持軸が挿通される軸受孔を有し、前記軸受孔に前記支持軸が挿通されて前記コネクタハウジングに回動可能に支持され、且つ、第1操作位置と第2操作位置との間の回動によって前記コネクタハウジングと前記相手側コネクタハウジングとの間に嵌合力及び離脱力を付与するレバーと、
を備え、
前記支持軸の外周面には、軸心を中心に径方向外方に延びる二面幅が形成された嵌入部が設けられ、
前記軸受孔の内周面には、前記嵌入部が嵌入可能な凹部が設けられ、
前記第2操作位置へ回動された前記レバーが、前記凹部に前記嵌入部を嵌入させる方向へスライドされることで、前記レバーの回動がロック部にロックされる、
レバー式コネクタ。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記ロック部は、前記コネクタハウジングに設けられたハウジング係止部と、前記嵌入部が前記凹部に嵌入された際に前記ハウジング係止部に係止されるように前記レバーに設けられたレバー係止部とを有する、
請求項1に記載のレバー式コネクタ。
【請求項3】
前記支持軸の端部には、側方へ張り出す係止片が設けられ、
前記軸受孔の内周面の一部には、前記係止片を挿通可能とする挿通凹部が設けられ、
前記係止片の内面側に形成された前記嵌入部の周方向幅が、前記係止片の周方向幅よりも狭い、
請求項1又は2に記載のレバー式コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レバー式コネクタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
互いに嵌合される一対のコネクタハウジングを有するコネクタとして、一方のコネクタハウジングに回動可能なレバーが設けられ、このレバーの回動によってコネクタハウジング同士に嵌合力及び離脱力を付与するレバー式コネクタがある(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
また、このようなレバー式コネクタには、コネクタハウジング同士の正規嵌合を検知して保証するコネクタ位置保証(CPA:Connector Position Assurance)部材を備えるものがある。
コネクタ位置保証部材は、レバーが設けられたハウジングの側面に取り付けられ、レバーを非ロック状態とする仮係止位置と、レバーをロック状態とする本係止位置とに移動自在とされる。コネクタ位置保証部材は、コネクタハウジング同士の嵌合が完了したときに、すなわち、レバーがコネクタハウジング同士を嵌合状態に保持したときに、仮係止位置から本係止位置(嵌合保証位置)に移動が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-59554号公報
特開2022-43757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のレバー式コネクタでは、コネクタ位置保証機構を別部品として設定していた。そのため、部品費及び組み付けにかかるアッセンブリ費用が増大すると共に、コネクタの体格・重量増及びレバー・ハウジング構造の複雑化が発生していた。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタ位置保証機能を備えながら部品点数の削減によりコスト低減と小型化が可能なレバー式コネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係るレバー式コネクタは、下記を特徴としている。
相手側コネクタハウジングに嵌合及び離脱されるコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングに形成された支持軸が挿通される軸受孔を有し、前記軸受孔に前記支持軸が挿通されて前記コネクタハウジングに回動可能に支持され、且つ、第1操作位置と第2操作位置との間の回動によって前記コネクタハウジングと前記相手側コネクタハウジングとの間に嵌合力及び離脱力を付与するレバーと、
を備え、
前記支持軸の外周面には、軸心を中心に径方向外方に延びる二面幅が形成された嵌入部が設けられ、
前記軸受孔の内周面には、前記嵌入部が嵌入可能な凹部が設けられ、
前記第2操作位置へ回動された前記レバーが、前記凹部に前記嵌入部を嵌入させる方向へスライドされることで、前記レバーの回動がロック部にロックされる、
レバー式コネクタ。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るレバー式コネクタによれば、コネクタ位置保証機能を備えながら部品点数の削減によりコスト低減と小型化が可能になるという効果を奏する。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係るレバー式コネクタと相手側コネクタハウジングを示す概略斜視図である。
図2は、図1に示したレバー式コネクタを前方斜め下方から視た概略斜視図である。
図3は、図2に示したレバー式コネクタの分解斜視図である。
図4は、図3に示したレバー式コネクタの側面図である。
図5の(a)~(c)は、図3に示したコネクタハウジングの支持軸をそれぞれ前方斜め上方、前方斜め下方、及び後方斜め下方から視た拡大斜視図である。
図6は、第1操作位置にレバーが配置されたレバー式コネクタの側面図である。
図7は、図6に示したコネクタハウジングにおける支持軸の軸心に直交する平面に沿ったレバー式コネクタの縦断面図である。
図8は、第2操作位置にレバーが配置されたレバー式コネクタの側面図である。
図9は、図8に示したコネクタハウジングにおける支持軸の軸心に直交する平面に沿ったレバー式コネクタの縦断面図である。
図10は、図8に示したコネクタハウジングにおけるロック部を含む平面に沿ったレバー式コネクタの縦断面図である。
図11は、ロック位置にレバーが配置されたレバー式コネクタの側面図である。
図12は、図11に示したコネクタハウジングにおける支持軸の軸心に直交する平面に沿ったレバー式コネクタの縦断面図である。
図13は、図11に示したコネクタハウジングにおけるロック部を含む平面に沿ったレバー式コネクタの縦断面図である。
図14は、レバーが第2操作位置から第1操作位置へ回動される際に、サブロック部により回動が規制された状態におけるサブロック部を含む平面に沿ったレバー式コネクタの縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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