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公開番号
2025010876
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023113160
出願日
2023-07-10
発明の名称
情報処理システムおよびプログラム
出願人
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250116BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像処理装置をリモート操作する者が意図しない原稿の読み取りの指示を行うことを抑制する。
【解決手段】画像処理装置10の制御部11では、原稿セット判定部103が、端末にリモート接続された画像処理装置10による読取処理の対象となる原稿が、画像処理装置10にセットされたと判定すると、送信制御部106が、その旨と、原稿をセットしたユーザを特定できていない旨とを端末に向けて通知させ、画像処理装置10がユーザを特定するための特定情報を取得したときに、原稿セット判定部103が、画像処理装置10に原稿がセットされていると判定すると、送信制御部106が、端末に向けて特定情報を通知させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
1または複数のプロセッサを備え、
前記1または複数のプロセッサは、
端末にリモート接続された画像処理装置による読取処理の対象となる原稿が、当該画像処理装置にセットされると、その旨と、当該原稿をセットしたユーザを特定できていない旨とを当該端末に通知し、
前記画像処理装置が前記ユーザを特定するための特定情報を取得したときに、当該画像処理装置に前記原稿がセットされていると、当該特定情報を前記端末に通知することを特徴とする、
情報処理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記特定情報が、前記画像処理装置に対する前記ユーザの直接操作により当該画像処理装置に提供される情報であることを特徴とする、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記ユーザの直接操作が、予め定められた媒体に対応付けられた前記特定情報を前記画像処理装置に読み取らせる操作、または、当該画像処理装置のユーザインターフェースに当該特定情報を入力する操作であることを特徴とする、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記1または複数のプロセッサは、前記端末から前記画像処理装置に対する前記読取処理の実行の指示が行われると、当該画像処理装置に当該読取処理を開始させることを特徴とする、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記1または複数のプロセッサは、前記画像処理装置にセットされた前記原稿が、前記指示が行われる前に取り除かれると、その旨を前記端末に通知することを特徴とする、
請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記1または複数のプロセッサは、前記画像処理装置に前記原稿がセットされたときの当該原稿の枚数と、前記読取処理においてカウントされた当該原稿の枚数とが異なると、当該読取処理を停止させることを特徴とする、
請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記1または複数のプロセッサは、前記ユーザまたは前記端末から予め提供された前記原稿の枚数に関する情報に基づいて、当該原稿が前記画像処理装置にセットされたときの当該原稿の枚数を特定することを特徴とする、
請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記1または複数のプロセッサは、前記画像処理装置による前記読取処理が停止された旨を前記端末に通知することを特徴とする、
請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項9】
コンピュータに、
端末にリモート接続された画像処理装置による読取処理の対象となる原稿が、当該画像処理装置にセットされると、その旨と、当該原稿をセットしたユーザを特定できていない旨とを当該端末に通知する機能と、
前記画像処理装置が前記ユーザを特定するための特定情報を取得したときに、当該画像処理装置に前記原稿がセットされていると、当該特定情報を前記端末に通知する機能と、
を実現させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システムおよびプログラムに関する。
続きを表示(約 4,800 文字)
【背景技術】
【0002】
文書の印刷や読み取り等を可能にするいわゆる複合機等の画像処理装置にリモート端末を接続させ、画像処理装置をリモート操作できるようにする技術が知られている(例えば、特許文献1)。このような技術は、画像処理装置にセットされた原稿の読み取りを行わせるための操作と、読み取った原稿の情報を取得するための操作とをリモート端末から行うことを可能にする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-207875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ただし、画像処理装置をリモート操作する者は、例えば、画像処理装置に読み取らせる原稿をセットする作業を他者に依頼するときのように、原稿の読み取りの開始時にセットされている原稿を自ら確認できないときがある。このような場合、画像処理装置をリモート操作する者は、自分が意図しない原稿の読み取りの指示を行ってしまう可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、画像処理装置をリモート操作する者が意図しない原稿の読み取りの指示を行うことを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載された発明は、1または複数のプロセッサを備え、前記1または複数のプロセッサは、端末にリモート接続された画像処理装置による読取処理の対象となる原稿が、当該画像処理装置にセットされると、その旨と、当該原稿をセットしたユーザを特定できていない旨とを当該端末に通知し、前記画像処理装置が前記ユーザを特定するための特定情報を取得したときに、当該画像処理装置に前記原稿がセットされていると、当該特定情報を前記端末に通知することを特徴とする、情報処理システムである。
請求項2に記載された発明は、前記特定情報が、前記画像処理装置に対する前記ユーザの直接操作により当該画像処理装置に提供される情報であることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項3に記載された発明は、前記ユーザの直接操作が、予め定められた媒体に対応付けられた前記特定情報を前記画像処理装置に読み取らせる操作、または、当該画像処理装置のユーザインターフェースに当該特定情報を入力する操作であることを特徴とする、請求項2に記載の情報処理システムである。
請求項4に記載された発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記端末から前記画像処理装置に対する前記読取処理の実行の指示が行われると、当該画像処理装置に当該読取処理を開始させることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項5に記載された発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記画像処理装置にセットされた前記原稿が、前記指示が行われる前に取り除かれると、その旨を前記端末に通知することを特徴とする、請求項4に記載の情報処理システムである。
請求項6に記載された発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記画像処理装置に前記原稿がセットされたときの当該原稿の枚数と、前記読取処理においてカウントされた当該原稿の枚数とが異なると、当該読取処理を停止させることを特徴とする、請求項4に記載の情報処理システムである。
請求項7に記載された発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記ユーザまたは前記端末から予め提供された前記原稿の枚数に関する情報に基づいて、当該原稿が前記画像処理装置にセットされたときの当該原稿の枚数を特定することを特徴とする、請求項6に記載の情報処理システムである。
請求項8に記載された発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記画像処理装置による前記読取処理が停止された旨を前記端末に通知することを特徴とする、請求項6に記載の情報処理システムである。
請求項9に記載された発明は、コンピュータに、端末にリモート接続された画像処理装置による読取処理の対象となる原稿が、当該画像処理装置にセットされると、その旨と、当該原稿をセットしたユーザを特定できていない旨とを当該端末に通知する機能と、前記画像処理装置が前記ユーザを特定するための特定情報を取得したときに、当該画像処理装置に前記原稿がセットされていると、当該特定情報を前記端末に通知する機能と、を実現させるプログラムである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1の本発明によれば、端末にリモート接続された画像処理装置による読取処理の対象となる原稿がセットされると、その旨と、原稿をセットしたユーザを特定できていない旨とが端末に通知される。これにより、画像処理装置をリモート操作するユーザは、原稿がセットされたことを確認できる。そして、画像処理装置がユーザを特定するための特定情報を取得したときに、画像処理装置に原稿がセットされていると、特定情報を端末が通知される。これにより、画像処理装置をリモート操作するユーザは、原稿をセットしたユーザが誰であるかを確認してから読取処理の実行の指示を出すことが可能となる。その結果、画像処理装置をリモート操作するユーザが意図しない原稿の読み取りが行われることが抑制される。
請求項2の本発明によれば、画像処理装置に原稿をセットしたユーザが、その画像処理装置に対する直接操作を行うことで、特定情報が画像処理装置に提供される。これにより、特定情報から特定されるユーザが、その画像処理装置に原稿をセットしたユーザであることの推定が可能となる。
請求項3の本発明によれば、予め定められた媒体に対応付けられた特定情報を画像処理装置に読み取らせる操作、または、画像処理装置のユーザインターフェースに特定情報を入力する操作により取得された特定情報から特定されるユーザが、その画像処理装置に原稿をセットしたユーザであることの推定が可能となる。
請求項4の本発明によれば、リモート接続された端末から画像処理装置に対する読取処理の実行の指示に応じて読取処理が開始される。これにより、画像処理装置をリモート操作するユーザは、原稿をセットしたユーザが誰であるかを確認してから読取処理の実行の指示を出すことができる。その結果、画像処理装置をリモート操作するユーザが意図しない原稿の読み取りが行われることが抑制される。
請求項5の本発明によれば、画像処理装置にセットされた原稿が、読取処理の実行の指示が行われる前に取り除かれると、その旨が端末に通知される。これにより、画像処理装置をリモート操作するユーザは、原稿がセットされているかどうかを確認してから読取処理の実行の指示を行うことができる。
請求項6の本発明によれば、画像処理装置に原稿がセットされたときの原稿の枚数と、読取処理においてカウントされた原稿の枚数とが異なると、読取処理が停止される。これにより、例えば、読取処理の開始後に一部が抜き取られた原稿や、セット時に既に抜けや重複が生じていた原稿などのように、画像処理装置をリモート操作するユーザが意図しない原稿の読み取りが行われることが抑制される。
請求項7の本発明によれば、ユーザまたは端末から予め提供された原稿の枚数に関する情報に基づいて、原稿がセットされたときの原稿の枚数が特定されるので、原稿の正規の枚数と実際に読み取った枚数との比較が可能となる。
請求項8の本発明によれば、画像処理装置に原稿がセットされたときの原稿の枚数と、読取処理においてカウントされた原稿の枚数とが異なることを理由に読取処理が停止された旨が端末に通知される。これにより、画像処理装置をリモート操作するユーザは、自分が意図しない原稿を対象とする読取処理が完了する前にその旨を知得できる。
請求項9の本発明によれば、端末にリモート接続された画像処理装置による読取処理の対象となる原稿がセットされると、その旨と、原稿をセットしたユーザを特定できていない旨とが端末に通知される。これにより、画像処理装置をリモート操作するユーザは、原稿がセットされたことを確認できる。そして、画像処理装置がユーザを特定するための特定情報を取得したときに、画像処理装置に原稿がセットされていると、特定情報を端末が通知される。これにより、画像処理装置をリモート操作するユーザは、原稿をセットしたユーザが誰であるかを確認してから読取処理の実行の指示を出すことが可能となる。その結果、画像処理装置をリモート操作するユーザが意図しない原稿の読み取りが行われることが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態が適用される情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。
画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像処理装置の制御部の機能構成の一例を示す図である。
ユーザ端末の制御部の機能構成の一例を示す図である。
画像処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ユーザ端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ユーザ端末からの画像処理装置に対するリモート操作により読取処理の実行の指示を行う第1ユーザと、第1ユーザからの依頼を受けて読取処理の対象となる原稿を画像処理装置にセットする第2ユーザと、画像処理装置に対する直接操作により読取処理の実行の指示を行う第3ユーザとの関係の具体例を示す図である。
第1ユーザの依頼に基づき画像処理装置に原稿をセットした第2ユーザが、原稿をセットし直したときの処理の具体例を示す図である。
第1ユーザに依頼された第2ユーザと、第三者である第3ユーザとの各々が、画像処理装置に原稿をセットしてICカードを翳したときの処理の具体例を示す図である。
画像処理装置に原稿をセットするユーザが複数いる場合にユーザ端末に表示される情報の具体例を示す図である。
第1ユーザの依頼に基づき画像処理装置に原稿をセットした第2ユーザが、画像処理装置に対する直接操作として、セットした原稿の枚数を入力する場合の具体例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<情報処理システムの構成>
図1は、本実施の形態が適用される情報処理システム1の全体構成の一例を示す図である。
情報処理システム1は、画像処理装置10と、ユーザ端末30とがネットワーク90を介して接続されることにより構成されている。ネットワーク90は、例えば、LAN(Local Area Network)、インターネット等である。
【0010】
(画像処理装置)
画像処理装置10は、情報処理システム1を利用するユーザの入力操作に応じて各種の処理を行う情報処理装置である。例えば、画像処理装置10は、用紙等の媒体に画像を形成して出力する印刷処理、原稿の画像を用紙等の媒体に複写して出力する複写処理、用紙等に形成された画像を読み取る読取処理、ファクシミリにより原稿を送信するファックス処理などを行う。画像処理装置10としては、例えば、トナー像を用紙の印刷面に形成するいわゆる電子写真方式の複合機や、インクを用紙の印刷面に吐出するいわゆるインクジェット方式のプリンタ等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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