TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025010700
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023112831
出願日
2023-07-10
発明の名称
二輪車用前照灯
出願人
スタンレー電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F21S
45/47 20180101AFI20250116BHJP(照明)
要約
【課題】放熱機能に優れた新規な空冷構造を有する二輪車用前照灯を提供する。
【解決手段】二輪車用前照灯は、アウターレンズ101とハウジング102とによって密閉された灯室103内に光源ユニット105が配置され、光源ユニット105から発する発光を照明に用い、アウターレンズ101とハウジング102とを車両前後方向に貫通する貫通孔108が少なくとも1か所形成され、車両の移動と共に外気が貫通孔108内を前方から後方に移動可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アウターレンズとハウジングとによって密閉された灯室内に光源ユニットが配置され、光源ユニットから発する発光を照明に用いる二輪車用前照灯であって、
アウターレンズとハウジングとを車両前後方向に貫通する貫通孔が少なくとも1か所形成され、車両の移動と共に外気が前記貫通孔内を前方から後方に移動可能な二輪車用前照灯。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記光源ユニットは、半導体発光素子を含む光源と発光を集束する機能を有する光学系とを含む、請求項1に記載の二輪車用前照灯。
【請求項3】
前記貫通孔は、前記光源ユニットよりも上の位置に配置されている部分を含む、請求項1または2に記載の二輪車用前照灯。
【請求項4】
前記貫通孔は、前記アウターレンズないし前記ハウジングで囲まれている、請求項1または2に記載の二輪車用前照灯。
【請求項5】
前記貫通孔は、前記光源ユニットの上下、左右の対称的位置に配置されている、請求項1または2に記載の二輪車用前照灯。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二輪車用前照灯、特に発光ダイオード等の半導体発光素子を光源とし、空冷により半導体発光素子の温度上昇を抑制して発光効率の低下を抑制できる二輪車用前照灯に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
二輪車用前照灯は、二輪車の進行する前方に照明光を配光する必要がある。そのため、図5Aに示されるように、前照灯の前面はガラス等の透光性物質で形成されたアウターレンズ101で構成される。配線等の電気的構成を含む光源ユニット105は、機械的強度に優れたハウジングに支持される。
【0003】
図5AのB-B断面図である図5Bに示すように、透明体のアウターレンズ101と透光性はなくても支持機能が高いハウジング102とを結合して、密閉された灯室103を形成し、灯室103内に光源ユニット105を配置する。
【0004】
半導体発光素子は、温度上昇により発光効率が低下するという特性を有する。半導体発光素子を点灯すると、半導体発光素子の有する抵抗成分により自己発熱し、半導体発光素子の温度は上昇する。灯室103は閉じた空間であり、灯室103内の空気は半導体発光素子の発熱により、温度上昇し、発光効率の低下を起こし得る。灯室103の外壁は外気に接しており、空冷される。発光効率の低下を抑制するためには、半導体発光素子周辺の空気を効率的に冷却することが望まれる。
【0005】
図6Aは、2灯式前照灯を備えた自動2輪車を前方から見た正面図を示す。フロントカウル17に取り付けられた二輪車用前照灯1は、横方向に並んで配置された2つの半導体発光装置であるLEDランプを有する。LEDに駆動電流を流して発光を生じさせると、LEDは駆動電流に基づく発熱を生じ、LEDの温度を上昇させる。LEDは、温度上昇により発光効率が低下し、照射光量が低減する。発光効率の低減を阻止するには、LEDの温度上昇を阻止することが望ましい。
【0006】
図6AのC-C断面図を示す図6Bにおいて、LED6から発生した光はリフレクタ9、投影レンズ12を含む光学系5、および前方レンズ2を介して前方に投影される。LED6から発生した熱は、LED6が実装されたLED実装基板7からマウントプレート8を介して、灯室外に配置された放熱フィン13に導かれ、外気取り入れ口14から送風ダクト16を介して導入した外気が放熱フィン13から熱を奪うことにより、放熱量を増大させる構成が提案されている(特許文献1参照)。
【0007】
この構成においては、光源から発生した熱は伝熱機構により放熱フィン13まで伝導されて放熱フィン13の温度を上昇させ、外気取り入れ口14から取り入れた外気が放熱フィン13を空冷することにより、光源から伝導された熱を外気に移動させて放熱させる。送風ダクト16を流れる外気が放熱フィン13から熱を奪い、光源の過熱を抑制する。しかしながら、LED実装基板7からマウントプレート8を介して、放熱フィン13に向かう熱は伝導で移動するのみである。熱源である光源により近い位置で、熱を奪う空冷機構がより好ましいといえよう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2008-123756号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の主な目的は、空冷構造を改善することにより、放熱機能に優れた二輪車用前照灯を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の主な観点によれば、アウターレンズとハウジングとによって密閉された灯室内に光源ユニットが配置され、光源ユニットから発する発光を照明に用いる二輪車用前照灯であって、アウターレンズとハウジングとを車両前後方向に貫通する貫通孔が少なくとも1か所形成され、車両の移動と共に外気が前記貫通孔内を前方から後方に移動可能な二輪車用前照灯、が提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
照明器具
16日前
個人
収容箱
2か月前
株式会社遠藤照明
照明器具
6日前
市光工業株式会社
車両用灯具
21日前
日本船燈株式会社
照明装置
16日前
日本発條株式会社
照明装置
19日前
株式会社小糸製作所
投影装置
2か月前
シャープ株式会社
光源
2か月前
スタンレー電気株式会社
車両用灯具
1か月前
瀧住電機工業株式会社
LED照明器具
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
12日前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
2か月前
日亜化学工業株式会社
発光モジュール
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
日本光機工業株式会社
光源装置
12日前
ローヤル電機株式会社
照明装置
1か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
2か月前
国楽(香港)有限公司
照明器具
6日前
株式会社村上開明堂
車両用灯具
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
株式会社大林組
面発光装置
19日前
日本精機株式会社
照明装置及び表示装置
12日前
株式会社小糸製作所
灯具及び車両用灯具
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
6日前
東芝ライテック株式会社
照明装置
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
6日前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
6日前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
2か月前
日本光機工業株式会社
風向表示装置
19日前
株式会社トプコン
ガイド光照射装置
21日前
株式会社トプコン
ガイド光照射装置
27日前
日亜化学工業株式会社
面状光源の製造方法
1か月前
株式会社ルミカ
発光具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
日東電工株式会社
積層フィルム
1か月前
株式会社金星
誘導灯装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る