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公開番号
2025010678
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023112787
出願日
2023-07-10
発明の名称
コネクタ接続構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20250116BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】オス端子とメス端子との接触安定性の低下を抑止する。
【解決手段】コネクタ接続構造1では、オスコネクタ10は、タブ部30を有するオス端子11を備え、メスコネクタ20は、タブ部30を挿入させる箱部51を有するメス端子21と、メス端子21を一部に収容するメスハウジング22とを備える。箱部51は、ランスホール55と、ランスホール55の側に向かう方向でタブ部30と弾性接触する弾性接触片54とを有する。メスハウジング22は、ランスホール55に係合するランスビーク62cが形成されたランス62を有する。ランスビーク62cは、箱部51に挿入されたタブ部30に向けて突出する突起65を有する。タブ部30は、箱部51へのタブ部30の挿入が完了したときに、突起65を、少なくとも、挿入方向と突起65の突出方向との双方に直交する幅方向で挟み込むように係合させる突起係止部としてのV形溝部34を有する。
【選択図】図5A
特許請求の範囲
【請求項1】
オスコネクタとメスコネクタとを接続するコネクタ接続構造であって、
前記オスコネクタは、タブ部を有するオス端子を備え、
前記メスコネクタは、前記タブ部を挿入させる箱部を有するメス端子と、当該メス端子を一部に収容するメスハウジングとを備え、
前記箱部は、
前記タブ部の挿入方向に直交する方向で内部と外部とで貫通するランスホールと、
前記ランスホールの側に向かう方向で前記タブ部と弾性接触する弾性接触片と、
を有し、
前記メスハウジングは、前記箱部への前記タブ部の挿入が完了したときに前記ランスホールに係合するランスビークが形成されたランスを有し、
前記ランスビークは、前記箱部に挿入された前記タブ部に向けて突出する突起を有し、
前記タブ部は、前記箱部への前記タブ部の挿入が完了したときに、前記突起を、少なくとも、前記挿入方向と前記突起の突出方向との双方に直交する幅方向で挟み込むように係合させる突起係止部を有する、コネクタ接続構造。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記突起は、前記挿入方向に直交する横断面が前記突出方向の先端を頂点とする三角形となる三角柱状であり、
前記突起係止部は、前記タブ部の延伸方向に沿って形成されたV形溝部である、請求項1に記載のコネクタ接続構造。
【請求項3】
前記突起は、半球状であり、
前記突起係止部は、半球状の穴部である、請求項1に記載のコネクタ接続構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ接続構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両では、オスコネクタとメスコネクタとを接続するコネクタ接続構造が多数採用されている。ここで、オスコネクタは、先端にタブ部を有するオス端子を備えるものがある。一方、メスコネクタは、オスコネクタとの接続時にオス端子のタブ部が挿入される箱部を有するメス端子と、メス端子を収容するキャビティを有するメスハウジングとを備えるものがある。
【0003】
特許文献1は、メス端子がキャビティに挿入された後、メスハウジングに設けられているランスのビークがメス端子の箱部に設けられているランスホールに係合することで、メス端子をメスハウジングに係止させるコネクタに関する技術を開示している。当該コネクタでは、メス端子の箱部にオス端子のタブ部が挿入されたとき、箱部の内部では、曲げ形成された天板がタブ部をランスホールの側に押し付けるので、ランスホールを貫通したランスビークの一部にタブ部が接触する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-18631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、車載用コネクタでは、車両の振動に起因して、オスコネクタとメスコネクタとの接続に係るコネクタ接続構造に対して振動が加わる。このとき、特許文献1に開示のコネクタでは、メス端子の箱部の内部でランスビークに接触しているタブ部が、タブ部の挿入方向とは直交する方向で摺動し、その結果、オス端子とメス端子との接触安定性が低下する懸念がある。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、オス端子とメス端子との接触安定性の低下を抑止するコネクタ接続構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、オスコネクタとメスコネクタとを接続するコネクタ接続構造であって、オスコネクタは、タブ部を有するオス端子を備え、メスコネクタは、タブ部を挿入させる箱部を有するメス端子と、メス端子を一部に収容するメスハウジングとを備え、箱部は、タブ部の挿入方向に直交する方向で内部と外部とで貫通するランスホールと、ランスホールの側に向かう方向でタブ部と弾性接触する弾性接触片と、を有し、メスハウジングは、箱部へのタブ部の挿入が完了したときにランスホールに係合するランスビークが形成されたランスを有し、ランスビークは、箱部に挿入されたタブ部に向けて突出する突起を有し、タブ部は、箱部へのタブ部の挿入が完了したときに、突起を、少なくとも、挿入方向と突起の突出方向との双方に直交する幅方向で挟み込むように係合させる突起係止部を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、オス端子とメス端子との接触安定性の低下を抑止するコネクタ接続構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係るコネクタ接続構造の分解斜視図である。
一実施形態に係るコネクタ接続構造の接続完了前の断面図である。
一実施形態に係るコネクタ接続構造の接続完了後の断面図である。
オス端子の第1例を示す斜視図である。
メスハウジングのランスの第1例を示す拡大斜視図である。
図2B中のVA部に対応したコネクタ接続構造の一部拡大断面図である。
図5A中のVB部に対応したコネクタ接続構造の一部拡大断面図である。
オス端子の第2例を示す斜視図である。
メスハウジングのランスの第2例を示す拡大斜視図である。
ランス等の第2例を採用したコネクタ接続構造の一部拡大断面図である。
図8A中のVIIIB部に対応したコネクタ接続構造の一部拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて一実施形態に係るコネクタ接続構造について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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