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公開番号2025010638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2023104127
出願日2023-06-26
発明の名称情報共有システム、ウェアラブル装置、情報共有方法、及び情報共有プログラム
出願人レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 21/258 20110101AFI20250116BHJP(電気通信技術)
要約【課題】指示が3次元で表現される情報共有システム、表示装置、情報共有方法、及び情報共有プログラムを提供する。
【解決手段】ウェアラブル装置30と情報処理装置40を有する情報共有システム1であって、ウェアラブル装置30は、ユーザの位置及び視線方向を特定するためのセンサ部31と、動画を撮影するカメラ部32と、動画の動画データを位置及び視線方向を特定する情報と関連付けられた状態で取得するデータ取得部34と、動画データを送信する動画データ送信部33と、を備え、情報処理装置40は、動画データ取得部51と、動画データに対して指示内容を設定する指示設定部41と、指示内容と指示内容が設定された位置及び方向の情報とを含む指示情報をウェアラブル装置30に送信する送受信部52と、を備え、ウェアラブル装置30は、指示内容が設定された位置への軌跡指示を表示し、設定された位置に到達すると視線の方向指示を表示する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが装着するウェアラブル装置と、当該ユーザとは別のユーザが操作する情報処理装置を有する情報共有システムであって、
前記ウェアラブル装置は、
少なくとも前記ユーザの位置および視線方向を特定するための複数のセンサと、
前記ユーザの移動と前記視線方向の変化に伴って動画を撮影するカメラと、
前記カメラが撮影した前記動画の動画データを、前記動画の各時点において前記センサで取得した前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報と関連付けられた状態で取得するデータ取得手段と、
少なくとも前記動画データを送信する送信手段と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記動画データを取得する情報取得手段と、
前記動画データにおける特定の時点における前記ユーザに対する指示を前記別のユーザから受け付けるための入力手段と、
前記特定の時点を特定する情報、または前記特定の時点に対応する前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報のうちの少なくともいずれか一方と、前記ユーザに対する指示とを含む指示情報を送信する送信手段と、
を備え、
前記ウェアラブル装置は、前記指示情報に基づいて特定される前記ユーザの前記位置へ前記ユーザを案内する情報と、前記指示情報に基づいて特定される前記ユーザの前記視線方向を指示する情報と、を表示する表示手段を備えること、
を特徴とする情報共有システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ウェアラブル装置は、前記指示情報に基づいて特定される前記ユーザの前記位置において前記指示情報に基づいて特定される前記ユーザの前記視線方向が表示された場合に、前記ユーザに対する指示を表示する請求項1に記載の情報共有システム。
【請求項3】
前記ウェアラブル装置は、加速度センサと、ジャイロセンサと、を備える請求項1に記載の情報共有システム。
【請求項4】
前記ウェアラブル装置は、ARグラスである請求項1に記載の情報共有システム。
【請求項5】
前記ウェアラブル装置における前記ユーザに対する指示を表示させる画面奥行方向の距離を設定する奥行距離設定手段を備える請求項1に記載の情報共有システム。
【請求項6】
少なくともユーザの位置および視線方向を特定するための複数のセンサと、
前記ユーザの移動と前記視線方向の変化に伴って動画を撮影するカメラと、
前記カメラが撮影した前記動画の動画データを、前記動画の各時点において前記センサで取得した前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報と関連付けられた状態で取得するデータ取得手段と、
少なくとも前記動画データを送信する送信手段と、
を備え、
前記動画の前記動画データにおける特定の時点を特定する情報、または前記特定の時点に対応する前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報のうちの少なくともいずれか一方と、前記ユーザに対する指示とを含む指示情報を受信した場合に、
前記指示情報に基づいて特定される前記ユーザの前記位置へ前記ユーザを案内する情報と、前記指示情報に基づいて特定される前記ユーザの前記視線方向を指示する情報と、を表示する表示手段を備えるウェアラブル装置。
【請求項7】
少なくともユーザの位置および視線方向を特定する工程と、
前記ユーザの移動と前記視線方向の変化に伴って動画を撮影する工程と、
前記動画の動画データを、前記動画の各時点において、前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報と関連付けられた状態で取得する工程と、
少なくとも前記動画データを送信する工程と、
前記動画データを取得する工程と、
前記動画データにおける特定の時点における前記ユーザに対する指示を前記別のユーザから受け付ける工程と、
前記特定の時点を特定する情報、または前記特定の時点に対応する前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報のうちの少なくともいずれか一方と、前記ユーザに対する指示とを含む指示情報を送信する工程と、をコンピュータが実行する情報共有方法。
【請求項8】
コンピュータを請求項1に記載の情報共有システムとして機能させるための情報共有プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報共有システム、ウェアラブル装置、情報共有方法、及び情報共有プログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
表示装置、特に現実のユーザの視界に重ねて画像や映像などのデジタル表示がレンズ上に表示されるARグラス(Augmented Reality、拡張現実)が知られている。ARグラスにおけるデジタル表示は、ARグラスと画面共有を行うPC(Personal Computer、パーソナルコンピュータ)から出される指示が表示される場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、上述したような従来の方式では、PCから出される指示は、ARグラスに表示される2次元の表示でしかないという不都合があった。
このため、ARグラスを装着するユーザにとってはその指示が認識しづらいという問題があった。
【0004】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、指示が3次元で表現される情報共有システム、表示装置、情報共有方法、及び情報共有プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本開示の情報共有システム、ウェアラブル装置、情報共有方法、及び情報共有プログラムは以下の手段を採用する。
本開示の一態様は、ユーザが装着するウェアラブル装置と、当該ユーザとは別のユーザが操作する情報処理装置を有する情報共有システムであって、前記ウェアラブル装置は、少なくとも前記ユーザの位置および視線方向を特定するための複数のセンサと、前記ユーザの移動と前記視線方向の変化に伴って動画を撮影するカメラと、前記カメラが撮影した前記動画の動画データを、前記動画の各時点において前記センサで取得した前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報と関連付けられた状態で取得するデータ取得手段と、少なくとも前記動画データを送信する送信手段と、を備え、前記情報処理装置は、前記動画データを取得する情報取得手段と、前記動画データにおける特定の時点における前記ユーザに対する指示を前記別のユーザから受け付けるための入力手段と、前記特定の時点を特定する情報、または前記特定の時点に対応する前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報のうちの少なくともいずれか一方と、前記ユーザに対する指示とを含む指示情報を送信する送信手段と、を備え、前記ウェアラブル装置は、前記指示情報に基づいて特定される前記ユーザの前記位置へ前記ユーザを案内する情報と、前記指示情報に基づいて特定される前記ユーザの前記視線方向を指示する情報と、を表示する表示手段を備えること、を特徴とする情報共有システムである。
【0006】
本開示の一態様は、少なくともユーザの位置および視線方向を特定するための複数のセンサと、前記ユーザの移動と前記視線方向の変化に伴って動画を撮影するカメラと、前記カメラが撮影した前記動画の動画データを、前記動画の各時点において前記センサで取得した前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報と関連付けられた状態で取得するデータ取得手段と、少なくとも前記動画データを送信する送信手段と、を備え、前記動画の前記動画データにおける特定の時点を特定する情報、または前記特定の時点に対応する前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報のうちの少なくともいずれか一方と、前記ユーザに対する指示とを含む指示情報を受信した場合に、前記指示情報に基づいて特定される前記ユーザの前記位置へ前記ユーザを案内する情報と、前記指示情報に基づいて特定される前記ユーザの前記視線方向を指示する情報と、を表示する表示手段を備えるウェアラブル装置である。
【0007】
本開示の一態様は、少なくともユーザの位置および視線方向を特定する工程と、前記ユーザの移動と前記視線方向の変化に伴って動画を撮影する工程と、前記動画の動画データを、前記動画の各時点において、前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報と関連付けられた状態で取得する工程と、少なくとも前記動画データを送信する工程と、前記動画データを取得する工程と、前記動画データにおける特定の時点における前記ユーザに対する指示を前記別のユーザから受け付ける工程と、前記特定の時点を特定する情報、または前記特定の時点に対応する前記ユーザの前記位置および前記視線方向を特定する情報のうちの少なくともいずれか一方と、前記ユーザに対する指示とを含む指示情報を送信する工程と、をコンピュータが実行する情報共有方法である。
【0008】
本開示の一態様は、コンピュータを上記情報共有システムとして機能させるための情報共有プログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ウェアラブル装置を所有するユーザに対し、指示が設定された位置へユーザを案内する情報、および指示が設定された位置での視線方向の指示を表示することで、ユーザは3次元の情報を得て視線方向まで特定することができ、視覚的にわかりやすく情報共有を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の幾つかの実施形態における情報処理装置の表示を示す図である。
本開示の幾つかの実施形態における各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本開示の幾つかの実施形態における情報共有システムが有する機能の一例を示す図である。
本開示の幾つかの実施形態におけるユーザの移動軌跡を示す図である。
本開示の幾つかの実施形態におけるユーザの移動軌跡を示す図である。
本開示の幾つかの実施形態における情報共有システムの制御フローを示す図である。
本開示の幾つかの実施形態における情報処理装置の表示を示す図である。
本開示の幾つかの実施形態における情報処理装置の奥行方向の表示を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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