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公開番号2025010425
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024194051,2020154469
出願日2024-11-06,2020-09-15
発明の名称シミュレーター、シミュレーターの制御方法、及びシミュレーションプログラム
出願人株式会社サーキュラス
代理人個人,個人
主分類A61B 6/50 20240101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】オペレーターが選択した部位において、所望の画素値が得られているか否かを判断するための画像を表示する。
【解決手段】シミュレーター40は、所定の注入条件に従って造影剤を注入する場合の選択部位における画素値をシミュレートする予測部46と、予測部によるシミュレーション結果に基づいて、画素値が上限値よりも高いか否かを判定するとともに、画素値が下限値よりも低いか否かを判定する判定部47と、画素値が上限値よりも高い場合に第1画像61Aを表示部26に表示させるとともに、画素値が下限値よりも低い場合に第1画像とは表示態様が異なる第2画像61Bを表示部に表示させる表示制御部48とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
所定の注入条件に従って造影剤を注入する場合の選択部位における画素値をシミュレートする予測部と、
前記予測部によるシミュレーション結果に基づいて、前記画素値が上限値よりも高いか否かを判定するとともに、前記画素値が下限値よりも低いか否かを判定する判定部と、
前記画素値が前記上限値よりも高い場合に第1画像を表示部に表示させるとともに、前記画素値が前記下限値よりも低い場合に前記第1画像とは表示態様が異なる第2画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを備える、シミュレーター。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記表示制御部は、前記画素値が前記上限値よりも低くかつ前記下限値よりも高い場合に、前記第1画像及び前記第2画像とは表示態様が異なる第3画像を前記表示部に表示させる、請求項1に記載のシミュレーター。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記第2画像よりも明度が高くなるように前記第1画像を表示させる、請求項1又は2に記載のシミュレーター。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記画素値が前記上限値よりも低くかつ前記下限値よりも高い状態で維持される維持時間の長さを示す画像を、前記維持時間の長さに応じたサイズとなるように前記表示部に表示させる、請求項1から3のいずれか一項に記載のシミュレーター。
【請求項5】
前記判定部は、前記維持時間の間のタイミングを撮像タイミングとして判断し、
前記表示制御部は、前記撮像タイミングを示す情報を前記表示部に表示させる、請求項4に記載のシミュレーター。
【請求項6】
所定の注入条件に従って造影剤を注入する場合の選択部位における画素値をシミュレートし、
シミュレーション結果に基づいて、前記画素値が上限値よりも高いか否かを判定するとともに、前記画素値が下限値よりも低いか否かを判定し、
前記画素値が前記上限値よりも高い場合に第1画像を表示させるとともに、前記画素値が前記下限値よりも低い場合に前記第1画像とは表示態様が異なる第2画像を表示させる、シミュレーターの制御方法。
【請求項7】
シミュレーターのコンピューターを、
所定の注入条件に従って造影剤を注入する場合の選択部位における画素値をシミュレートする予測部と、
前記予測部によるシミュレーション結果に基づいて、前記画素値が上限値よりも高いか否かを判定するとともに、前記画素値が下限値よりも低いか否かを判定する判定部と、
前記画素値が前記上限値よりも高い場合に第1画像を表示部に表示させるとともに、前記画素値が前記下限値よりも低い場合に前記第1画像とは表示態様が異なる第2画像を前記表示部に表示させる表示制御部として機能させる、シミュレーションプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シミュレーター、シミュレーターの制御方法、及びシミュレーションプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、各組織の画素値の経時変化を予測する予測部と、各組織の予測画像を模式的に表示する表示部とを備えるシミュレーターが開示されている。当該表示部は、画素値の経時変化に応じて各コンパートメントの濃淡を変更するように、表示制御部によって制御される。一例として、上肢静脈に造影剤を注入した直後の各組織の画像においては、上肢静脈が生来の画素値(濃い灰色)で示されている。また、腹部大動脈及び腹腔動脈を含む全ての血管が、生来の画素値(濃い灰色)で示されている。そして、注入開始から約25秒経過したときの各組織の画像においては、腹部大動脈及び腹腔動脈、内頸静脈等が特に白く示されている一方、上肢静脈は、薄い灰色で示されている。さらに、注入開始から約120秒経過したときの各組織の画像においては、注入した直後の画像と比較すると、全体が薄い灰色で示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/084373号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のシミュレーターにおいては、各組織の画素値の経時変化に応じて、各組織の画像の濃淡が変化する。これにより、オペレーターは、各組織の画像の変化を視覚的に認識できる。しかし、オペレーターは、各組織の画像から、撮像部位として選択した部位において、所望の画素値を得られているか否かを判断することはできない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明の一例としてのシミュレーターは、所定の注入条件に従って造影剤を注入する場合の選択部位における画素値をシミュレートする予測部と、前記予測部によるシミュレーション結果に基づいて、前記画素値が上限値よりも高いか否かを判定するとともに、前記画素値が下限値よりも低いか否かを判定する判定部と、前記画素値が前記上限値よりも高い場合に第1画像を表示部に表示させるとともに、前記画素値が前記下限値よりも低い場合に前記第1画像とは表示態様が異なる第2画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを備える。
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一例としてのシミュレーターの制御方法は、所定の注入条件に従って造影剤を注入する場合の選択部位における画素値をシミュレートし、シミュレーション結果に基づいて、前記画素値が上限値よりも高いか否かを判定するとともに、前記画素値が下限値よりも低いか否かを判定し、前記画素値が前記上限値よりも高い場合に第1画像を表示させるとともに、前記画素値が前記下限値よりも低い場合に前記第1画像とは表示態様が異なる第2画像を表示させる。
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の一例としてのシミュレーションプログラムは、シミュレーターのコンピューターを、所定の注入条件に従って造影剤を注入する場合の選択部位における画素値をシミュレートする予測部と、前記予測部によるシミュレーション結果に基づいて、前記画素値が上限値よりも高いか否かを判定するとともに、前記画素値が下限値よりも低いか否かを判定する判定部と、前記画素値が前記上限値よりも高い場合に第1画像を表示部に表示させるとともに、前記画素値が前記下限値よりも低い場合に前記第1画像とは表示態様が異なる第2画像を前記表示部に表示させる表示制御部として機能させる。
【0008】
これにより、オペレーターは、選択した部位において、所望の画素値が得られているか否かを判断できる。
【0009】
本発明のさらなる特徴は、添付図面を参照して例示的に示した以下の実施例の説明から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
注入システム及び撮像システムの概略図である。
シミュレーターの概略ブロック図である。
表示部に表示される確認画面である。
所望の範囲の画素値が得られた場合のシミュレーション画面である。
画素値が下限値を下回った場合のシミュレーション画面である。
画素値が上限値を上回った場合のシミュレーション画面である。
判定結果の表示のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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