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公開番号
2025010385
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024192901,2022507743
出願日
2024-11-01,2020-08-07
発明の名称
骨切断および関節再整列処置のための二平面器具
出願人
トリース メディカル コンセプツ,インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
17/15 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】骨切断および関節再整列処置のための二平面器具の提供。
【解決手段】外反母趾などの骨の変形を矯正するための技術は、支点に接続されたスペーサー本体を画定する器具を使用して実施され得る。器具のスペーサー本体部分は、対向する骨端の間の関節空間内に挿入され得る。支点本体は、隣接する中足骨の間に挿入され得る。スペーサー本体と支点本体との間の角度設定は、外科的処置の後続のステップが適切に実施され、かつ器具が適切に整列されることを確実にするために、両方の特徴を異なる関節空間内に適切に位置決めすることに役立ち得る。
【選択図】図5A
特許請求の範囲
【請求項1】
骨切断および関節再整列処置のための二平面器具であって、
足の中足骨と対向する楔状骨との間の関節空間内に挿入されるように構成されたスペーサー本体と、
スペーサー本体に結合された支点本体であって、前記支点本体が、中足骨と隣接する中足骨との間の中足骨間空間内に挿入されるように構成されている、支点本体と、を備える、器具。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記スペーサー本体が、前記関節空間内に挿入されるように構成された長さ、前記中足骨と前記対向する楔状骨との間に延在するように構成された厚さ、および前記関節空間の少なくとも一部分にわたって内側から外側方向に延在するように構成された幅を画定し、
前記支点本体が、前記中足骨間空間内に挿入されるように構成された長さ、前記中足骨と前記隣接する中足骨との間に延在するように構成された厚さ、および足に沿って近位から遠位方向に延在するように構成された幅を画定する、請求項1に記載の器具。
【請求項3】
前記スペーサー本体と前記支点本体との間に延在するブリッジ部材をさらに備え、前記支点本体が、前記ブリッジ部材を介して前記スペーサー本体に結合されている、請求項1または2に記載の器具。
【請求項4】
前記スペーサー本体が、前記足の第1の平面内に延在するように構成されており、前記支点本体が、前記足の第2の平面内に延在するように構成されており、前記ブリッジ部材が、前記第1の平面から前記第2の平面に移行する、請求項3に記載の器具。
【請求項5】
前記ブリッジ部材が、前記中足骨の近位側から前記中足骨の外側に延在するように構成されている、請求項3または4に記載の器具。
【請求項6】
前記スペーサー本体と前記支点本体との間に画定される角度が、60度~120度の範囲内にある、請求項1~5のいずれか一項に記載の器具。
【請求項7】
前記スペーサー本体が、前記支点本体に固定的に接続されている、請求項1~6のいずれか一項に記載の器具。
【請求項8】
前記スペーサー本体が、前記
支点
本体にヒンジ接続されている、請求項1~7のいずれか一項に記載の器具。
【請求項9】
前記スペーサー本体が、右足および左足の両方における使用を容易にするために、前記支点本体に対して少なくとも180度回転するように構成されている、請求項8に記載の器具。
【請求項10】
前記スペーサー本体が、前記支点本体に取り外し可能に接続されている、請求項1~9のいずれか一項に記載の器具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
相互参照
本出願は、2019年8月7日出願の米国特許仮出願第62/883,649号の利益を主張し、その全内容が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,800 文字)
【0002】
本開示は、外科用デバイス、より具体的には、骨切断および/または再整列技術を支援するための外科用デバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
足の骨などの、人体内の骨は、解剖学的にずれていることがある。例えば、骨の変形の一般的なタイプの1つは外反母趾であり、これは進行性の足の変形であり、第1の中足指節関節が影響を受け、多くの場合、重大な機能障害および足の痛みを伴う。中足指節関節は内側にずれており、趾骨が内転している間に第1の中足骨が外転する。これは、多くの場合、軟組織の発達、および外反母趾と呼ばれる足の内側の骨の隆起につながる。
【0004】
外反母趾の変形を矯正するために外科的介入が使用される場合がある。外反母趾の変形を矯正するための様々な異なる外科的処置が存在し、第1の中足骨の異常な骨の拡大を取り除くこと、および/または隣接する中足骨に対して第1の中足骨を再整列させることを試みることを伴う場合がある。効率的で、正確で、かつ再現性のある臨床結果を促進できる外科的器具は、骨の再整列技術を実施する施術者にとって有用である。
【発明の概要】
【0005】
概して、本開示は、外科的骨切断および/または再整列処置中に使用され得る器具を対象としている。器具は、支点本体に接続されたスペーサー本体を含み得る。スペーサー本体および支点本体は、隣接する関節空間に位置決め可能であり得、スペーサー本体と支点本体との間の接続部材は、それぞれの関節空間内に挿入されたときのスペーサー本体および支点本体の相対位置を制御するのに役立つ。
【0006】
例えば、スペーサー本体は、中足骨と対向する楔状骨との間の関節空間などの、対向する骨端の間の関節空間に位置決めされ得る。いくつかの実施態様では、中足骨が第1の中足骨であり、対向する楔状骨が内側楔状骨である。いずれの場合も、スペーサー本体は、対向する骨端間の関節空間内に位置決め可能な第1の部分と、関節空間から上(例えば、背側)に延在する第2の部分と、を画定し得る。スペーサー本体の第2の部分は、骨形成ガイドに接続され得る。骨形成ガイドは、スペーサー本体から取り外し可能であり、かつスペーサー本体と係合可能であり得る(例えば、スペーサー本体が関節空間内に挿入された後、骨形成ガイドをスペーサー本体上に挿入することによって)。あるいは、骨形成ガイドは、スペーサー本体に恒久的に(例えば、単一構造を画定するために)結合され得る。いずれの場合も、骨形成ガイドは、隣接する骨の端を形成するために(例えば、中足骨の端および/または対向する楔状骨の端を形成するために)骨形成器具をガイドするための1つ以上のガイド表面を画定し得る。例えば、骨形成ガイドは、中足骨の端を切断するように鋸刃をガイドするために中足骨の上に位置決めされた少なくとも1つの切断スロットと、対向する楔状骨の端を切断するように鋸刃をガイドするために対向する楔状骨の上に位置決めされた少なくとも1つの切断スロットと、を画定し得る。
【0007】
器具はまた、スペーサー本体に結合された支点本体を含む。支点本体は、第1の中足骨と第2の中足骨との間の中足骨間空間などの、隣接する中足骨間の中足骨間空間内に位置決めされるように構成(例えば、サイズ決めおよび/または形状決め)され得る。支点本体は、支点、または旋回表面を画定し得、それを中心として、中足骨が回転して、対向する楔状骨および/または隣接する中足骨に対して中足骨の位置を再整列し得る。例えば、支点本体は、旋回表面を画定し得、それを中心として、中足骨と隣接する中足骨との間で中足骨間角度が閉じられるときに、中足骨の近位基部が旋回し得る。これは、中足骨が再整列されるときに、隣接する中足骨に対して圧縮することなどによって、中足骨の基部が横方向にシフトすることを防止するのに役立ち得る。
【0008】
いくつかの構成では、スペーサー本体は、ブリッジ部材を用いて支点本体に結合されている。ブリッジ部材は、スペーサー本体が位置決めされている1つの平面(例えば、一般に、前額面)から、支点本体が位置決めされている第2の平面(例えば、一般に、矢状面)に移行し得る。例えば、ブリッジ部材は、スペーサー本体を支点本体に動作可能に接続する角(例えば、60度~120度の範囲、例えば、80度~100度、または約90度の内角を有する)を画定し得る。使用中、ブリッジ部材は、中足骨の近位横方向角/表面などの、再整列されている中足骨の角に対して位置決めされ得る。そのように位置決めされたとき、スペーサー本体は、中足骨と対向する楔状骨との間の関節空間内に位置決めされ得るが、一方、支点本体は中足骨と隣接する中足骨との間の関節空間内に位置決めされ得る。ブリッジ部材は、スペーサー本体と支点本体との間に固定位置を確立すること、ならびに/または外科的処置中にスペーサー本体および支点本体が互いに対しておよび/もしくはそれらのそれぞれの関節空間内でシフトするのを防止することに役立ち得る。これは、スペーサー本体および支点本体が、スペーサー本体および支点本体を使用して実施される後続の処置ステップ(例えば、スペーサー本体に取り付けられた骨形成ガイドを使用して骨形成ステップを実施する、および/または支点本体を中心として旋回することによって中足骨を再整列する)のために適切に位置決めされることを確実にするのに役立ち得る。
【0009】
一例では、骨切断および関節再整列処置のための二平面器具が説明されている。器具は、足の中足骨と対向する楔状骨との間の関節空間内に挿入されるように構成されたスペーサー本体を含む。器具はまた、スペーサー本体に結合された支点本体を含み、支点本体が、中足骨と隣接する中足骨との間の中足骨間空間内に挿入されるように構成されている。
【0010】
別の例では、中足骨と対向する楔状骨との間の関節空間内にスペーサー本体を挿入することを含む方法が説明されている。方法はまた、中足骨と隣接する中足骨との間に、スペーサーに結合された支点本体を挿入することを含む。方法は、スペーサーと整列された骨形成ガイドを使用して、骨形成器具をガイドして、中足骨の端を形成することと、骨形成ガイドを使用して、骨形成器具をガイドし、対向する楔状骨の端を形成することと、をさらに伴う。加えて、方法は、少なくとも横断面で隣接する中足骨に対して中足骨を移動させて、それによって、支点本体を中心として中足骨を旋回させ、中足骨と隣接する中足骨との間の中足骨間角度を低減させることと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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