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公開番号2025010265
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024189555,2023148368
出願日2024-10-29,2018-03-05
発明の名称受信装置及び受信方法
出願人ソニーグループ株式会社
代理人個人,個人
主分類H03M 13/19 20060101AFI20250109BHJP(基本電子回路)
要約【課題】LDPC符号を用いたデータ伝送において、良好な通信品質を確保する。
【解決手段】グループワイズインターリーブでは、符号長Nが17280ビットのLDPC符号が、360ビットのビットグループ0ないし47の単位でインターリーブされる。グループワイズデインターリーブでは、グループワイズインターリーブ後のLDPC符号の並びが元の並びに戻される。本技術は、例えば、LDPC符号を用いたデータ伝送等を行う場合に適用できる。
【選択図】図89
特許請求の範囲【請求項1】
符号長Nが17280ビットであり、符号化率rが5/16のLDPC符号の検査行列に基づき、LDPC符号化を行う符号化ステップと、
前記LDPC符号を、360ビットのビットグループ単位でインターリーブするグループワイズインターリーブを行うグループワイズインターリーブステップと、
前記LDPC符号を、4ビット単位で、16QAMのUC(Uniform Constellation)の16個の信号点のうちのいずれかにマッピングするマッピングステップと
を含み、
前記グループワイズインターリーブでは、前記LDPC符号の先頭からi+1番目のビットグループを、ビットグループiとして、前記17280ビットのLDPC符号のビットグループ0ないし47の並びを、ビットグループ
33 16 0 26 35 31 21 34 42 43 32 29 7 47 37 28 5 9 30 25 3 17 23 24 41 45 20 12 27 39 8 4 1 6 2 38 10 40 18 19 46 11 36 13 22 14 15 44
の並びにインターリーブし、
前記検査行列は、
所定値M1と、前記LDPC符号の情報長K=N×rとで表されるM1行K列の、前記検査行列の左上のA行列と、
M1行M1列の、前記A行列の右に隣接する階段構造のB行列と、
M1行N-K-M1列の、前記B行列の右に隣接するゼロ行列であるZ行列と、
N-K-M1行K+M1列の、前記A行列及び前記B行列の下に隣接するC行列と、
N-K-M1行N-K-M1列の、前記C行列の右に隣接する単位行列であるD行列と
を含み、
前記所定値M1は、720であり、
前記A行列及びC行列は、検査行列初期値テーブルによって表され、
前記検査行列初期値テーブルは、前記A行列及びC行列の1の要素の位置を360列ごとに表すテーブルであって、
301 342 350 1797 7970 8230 10820 11305
139 530 615 1566 6290 6425 9185 9466
48 419 444 1773 3213 4793 8594 10480
246 455 531 3011 5845 7383 8393 10709
39 262 290 3282 5208 9539 10955 11204
234 267 623 1033 1537 8766 11527 11557
494 661 671 1123 4497 6601 6715 10473
164 425 436 3259 4505 5614 8192 10221
326 377 477 7699 10162 11174 11878
206 360 557 891 930 1847 2427 3888 4491 6494 6911 8084 8945 9549
402 588 657 888 3271 4858 5257 6398 6631 6972 9678 11140 11159 11398
39 111 168 1192 1879 3121 3127 5987 8385 8488 9302 9884 10891 11879
639 640 693 1477 1790 2442 3388 3547 4622 6890 7315 7478 7905 11518
337 544 604 1184 1238 1334 2434 5239 6832 7770 9123 9397 9646 10254
32 77 604 762 1428 2756 2758 6854 7193 7311 7517 9105 10765 11173
910 1918 2342 3280 3362 3913 4586 6316 7693 8878 10922 11145 11863
790 1177 1386 1961 2437 3571 5179 5961 8222 9195 9569 10414 11498
である
送信方法
により送信されてくるデータから得られる前記LDPC符号を復号する復号部を備える
受信装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
符号長Nが17280ビットであり、符号化率rが5/16のLDPC符号の検査行列に基づき、LDPC符号化を行う符号化ステップと、
前記LDPC符号を、360ビットのビットグループ単位でインターリーブするグループワイズインターリーブを行うグループワイズインターリーブステップと、
前記LDPC符号を、4ビット単位で、16QAMのUC(Uniform Constellation)の16個の信号点のうちのいずれかにマッピングするマッピングステップと
を含み、
前記グループワイズインターリーブでは、前記LDPC符号の先頭からi+1番目のビットグループを、ビットグループiとして、前記17280ビットのLDPC符号のビットグループ0ないし47の並びを、ビットグループ
33 16 0 26 35 31 21 34 42 43 32 29 7 47 37 28 5 9 30 25 3 17 23 24 41 45 20 12 27 39 8 4 1 6 2 38 10 40 18 19 46 11 36 13 22 14 15 44
の並びにインターリーブし、
前記検査行列は、
所定値M1と、前記LDPC符号の情報長K=N×rとで表されるM1行K列の、前記検査行列の左上のA行列と、
M1行M1列の、前記A行列の右に隣接する階段構造のB行列と、
M1行N-K-M1列の、前記B行列の右に隣接するゼロ行列であるZ行列と、
N-K-M1行K+M1列の、前記A行列及び前記B行列の下に隣接するC行列と、
N-K-M1行N-K-M1列の、前記C行列の右に隣接する単位行列であるD行列と
を含み、
前記所定値M1は、720であり、
前記A行列及びC行列は、検査行列初期値テーブルによって表され、
前記検査行列初期値テーブルは、前記A行列及びC行列の1の要素の位置を360列ごとに表すテーブルであって、
301 342 350 1797 7970 8230 10820 11305
139 530 615 1566 6290 6425 9185 9466
48 419 444 1773 3213 4793 8594 10480
246 455 531 3011 5845 7383 8393 10709
39 262 290 3282 5208 9539 10955 11204
234 267 623 1033 1537 8766 11527 11557
494 661 671 1123 4497 6601 6715 10473
164 425 436 3259 4505 5614 8192 10221
326 377 477 7699 10162 11174 11878
206 360 557 891 930 1847 2427 3888 4491 6494 6911 8084 8945 9549
402 588 657 888 3271 4858 5257 6398 6631 6972 9678 11140 11159 11398
39 111 168 1192 1879 3121 3127 5987 8385 8488 9302 9884 10891 11879
639 640 693 1477 1790 2442 3388 3547 4622 6890 7315 7478 7905 11518
337 544 604 1184 1238 1334 2434 5239 6832 7770 9123 9397 9646 10254
32 77 604 762 1428 2756 2758 6854 7193 7311 7517 9105 10765 11173
910 1918 2342 3280 3362 3913 4586 6316 7693 8878 10922 11145 11863
790 1177 1386 1961 2437 3571 5179 5961 8222 9195 9569 10414 11498
である
送信方法
により送信されてくるデータから得られる前記LDPC符号を復号する復号ステップを備える
受信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、受信装置及び受信方法に関し、特に、例えば、LDPC符号を用いたデータ伝送において、良好な通信品質を確保することができるようにする受信装置及び受信方法に関する。
続きを表示(約 5,800 文字)【背景技術】
【0002】
LDPC(Low Density Parity Check)符号は、高い誤り訂正能力を有し、近年では、例えば、欧州等のDVB(Digital Video Broadcasting)-S.2や、DVB-T.2、DVB-C.2、米国等のATSC(Advanced Television Systems Committee)3.0等のディジタル放送等の伝送方式に広く採用されている(例えば、非特許文献1を参照)。
【0003】
LDPC符号は、近年の研究により、ターボ符号等と同様に、符号長を長くしていくにしたがって、シャノン限界に近い性能が得られることがわかりつつある。また、LDPC符号は、最小距離が符号長に比例するという性質があることから、その特徴として、ブロック誤り確率特性がよく、さらに、ターボ符号等の復号特性において観測される、いわゆるエラーフロア現象が殆ど生じないことも利点として挙げられる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
ATSC Standard:Physical Layer Protocol(A/322), 7 September 2016
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
LDPC符号を用いたデータ伝送では、例えば、LDPC符号が、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)等の直交変調(ディジタル変調)のシンボルとされ(シンボル化され)、そのシンボルが、直交変調の信号点にマッピングされて送信される。
【0006】
以上のようなLDPC符号を用いたデータ伝送は、世界的に拡がりつつあり、良好な通信(伝送)品質を確保することが要請されている。
【0007】
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、LDPC符号を用いたデータ伝送において、良好な通信品質を確保することができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本技術の第1の送信方法/装置は、符号長Nが17280ビットであり、符号化率rが3/16のLDPC符号の検査行列に基づき、LDPC符号化を行う符号化ステップ/部と、前記LDPC符号を、360ビットのビットグループ単位でインターリーブするグループワイズインターリーブを行うグループワイズインターリーブステップ/部と、前記LDPC符号を、4ビット単位で、16QAMのUC(Uniform Constellation)の16個の信号点のうちのいずれかにマッピングするマッピングステップ/部とを含み、前記グループワイズインターリーブでは、前記LDPC符号の先頭からi+1番目のビットグループを、ビットグループiとして、前記17280ビットのLDPC符号のビットグループ0ないし47の並びを、ビットグループ
32 42 35 16 45 38 29 30 9 43 31 11 34 25 39 7 13 4 0 21 46 15 5 20 33 47 44 40 37 19 23 8 12 3 26 14 1 10 28 36 24 22 18 2 6 27 41 17
の並びにインターリーブし、前記検査行列は、所定値M1と、前記LDPC符号の情報長K=N×rとで表されるM1行K列の、前記検査行列の左上のA行列と、M1行M1列の、前記A行列の右に隣接する階段構造のB行列と、M1行N-K-M1列の、前記B行列の右に隣接するゼロ行列であるZ行列と、N-K-M1行K+M1列の、前記A行列及び前記B行列の下に隣接するC行列と、N-K-M1行N-K-M1列の、前記C行列の右に隣接する単位行列であるD行列とを含み、前記所定値M1は、1440であり、前記A行列及びC行列は、検査行列初期値テーブルによって表され、前記検査行列初期値テーブルは、前記A行列及びC行列の1の要素の位置を360列ごとに表すテーブルであって、
10 1155 1332 1608 8228 8253 11662
483 1297 1433 4678 5776 10410 13553
862 967 1036 1842 2950 10129 12042
258 872 1037 7129 9442 9491 10644
215 260 590 6003 7554 10499
197 521 1190 1670 3696 4410 4436 4686 5350 5651 7397 7503 8553 9844 10729 11421 11605 11742 11835 12338 12422
288 560 1427 1492 1932 3255 4508 4628 5259 5881 6136 8019 8152 8192 8230 8669 8880 10289 11160 11665 12374
694 1175 1205 2363 2756 2962 3097 3374 4268 4811 6072 6393 6942 9514 9733 10681 11081 11360 12386 13467 13980
25 1200 1266 3036 3441 4940 5161 5254 7231 7585 8088 9414 10217 10349 10409 11177 12151 12497 12934 13123 14029
2599 5475 6890 7755 8567 9088 11980
2708 2836 6062 6328 8890 9831 11173
2522 2634 4989 6831 9523 10731 12107
4738 5653 7862 11986 12773 12839 13045
である送信方法/装置である。
【0009】
本技術の第1の送信方法/装置においては、符号長Nが17280ビットであり、符号化率rが3/16のLDPC符号の検査行列に基づき、LDPC符号化が行われ、前記LDPC符号を、360ビットのビットグループ単位でインターリーブするグループワイズインターリーブが行われる。そして、前記LDPC符号が、4ビット単位で、16QAMのUC(Uniform Constellation)の16個の信号点のうちのいずれかにマッピングされる。前記グループワイズインターリーブでは、前記LDPC符号の先頭からi+1番目のビットグループを、ビットグループiとして、前記17280ビットのLDPC符号のビットグループ0ないし47の並びが、ビットグループ
32 42 35 16 45 38 29 30 9 43 31 11 34 25 39 7 13 4 0 21 46 15 5 20 33 47 44 40 37 19 23 8 12 3 26 14 1 10 28 36 24 22 18 2 6 27 41 17
の並びにインターリーブされる。前記検査行列は、所定値M1と、前記LDPC符号の情報長K=N×rとで表されるM1行K列の、前記検査行列の左上のA行列と、M1行M1列の、前記A行列の右に隣接する階段構造のB行列と、M1行N-K-M1列の、前記B行列の右に隣接するゼロ行列であるZ行列と、N-K-M1行K+M1列の、前記A行列及び前記B行列の下に隣接するC行列と、N-K-M1行N-K-M1列の、前記C行列の右に隣接する単位行列であるD行列とを含み、前記所定値M1は、1440であり、前記A行列及びC行列は、検査行列初期値テーブルによって表され、前記検査行列初期値テーブルは、前記A行列及びC行列の1の要素の位置を360列ごとに表すテーブルであって、
10 1155 1332 1608 8228 8253 11662
483 1297 1433 4678 5776 10410 13553
862 967 1036 1842 2950 10129 12042
258 872 1037 7129 9442 9491 10644
215 260 590 6003 7554 10499
197 521 1190 1670 3696 4410 4436 4686 5350 5651 7397 7503 8553 9844 10729 11421 11605 11742 11835 12338 12422
288 560 1427 1492 1932 3255 4508 4628 5259 5881 6136 8019 8152 8192 8230 8669 8880 10289 11160 11665 12374
694 1175 1205 2363 2756 2962 3097 3374 4268 4811 6072 6393 6942 9514 9733 10681 11081 11360 12386 13467 13980
25 1200 1266 3036 3441 4940 5161 5254 7231 7585 8088 9414 10217 10349 10409 11177 12151 12497 12934 13123 14029
2599 5475 6890 7755 8567 9088 11980
2708 2836 6062 6328 8890 9831 11173
2522 2634 4989 6831 9523 10731 12107
4738 5653 7862 11986 12773 12839 13045
になっている。
【0010】
本技術の第1の受信装置/方法は、符号長Nが17280ビットであり、符号化率rが3/16のLDPC符号の検査行列に基づき、LDPC符号化を行う符号化ステップと、前記LDPC符号を、360ビットのビットグループ単位でインターリーブするグループワイズインターリーブを行うグループワイズインターリーブステップと、前記LDPC符号を、4ビット単位で、16QAMのUC(Uniform Constellation)の16個の信号点のうちのいずれかにマッピングするマッピングステップとを含み、前記グループワイズインターリーブでは、前記LDPC符号の先頭からi+1番目のビットグループを、ビットグループiとして、前記17280ビットのLDPC符号のビットグループ0ないし47の並びを、ビットグループ
32 42 35 16 45 38 29 30 9 43 31 11 34 25 39 7 13 4 0 21 46 15 5 20 33 47 44 40 37 19 23 8 12 3 26 14 1 10 28 36 24 22 18 2 6 27 41 17
の並びにインターリーブし、前記検査行列は、所定値M1と、前記LDPC符号の情報長K=N×rとで表されるM1行K列の、前記検査行列の左上のA行列と、M1行M1列の、前記A行列の右に隣接する階段構造のB行列と、M1行N-K-M1列の、前記B行列の右に隣接するゼロ行列であるZ行列と、N-K-M1行K+M1列の、前記A行列及び前記B行列の下に隣接するC行列と、N-K-M1行N-K-M1列の、前記C行列の右に隣接する単位行列であるD行列とを含み、前記所定値M1は、1440であり、前記A行列及びC行列は、検査行列初期値テーブルによって表され、前記検査行列初期値テーブルは、前記A行列及びC行列の1の要素の位置を360列ごとに表すテーブルであって、
10 1155 1332 1608 8228 8253 11662
483 1297 1433 4678 5776 10410 13553
862 967 1036 1842 2950 10129 12042
258 872 1037 7129 9442 9491 10644
215 260 590 6003 7554 10499
197 521 1190 1670 3696 4410 4436 4686 5350 5651 7397 7503 8553 9844 10729 11421 11605 11742 11835 12338 12422
288 560 1427 1492 1932 3255 4508 4628 5259 5881 6136 8019 8152 8192 8230 8669 8880 10289 11160 11665 12374
694 1175 1205 2363 2756 2962 3097 3374 4268 4811 6072 6393 6942 9514 9733 10681 11081 11360 12386 13467 13980
25 1200 1266 3036 3441 4940 5161 5254 7231 7585 8088 9414 10217 10349 10409 11177 12151 12497 12934 13123 14029
2599 5475 6890 7755 8567 9088 11980
2708 2836 6062 6328 8890 9831 11173
2522 2634 4989 6831 9523 10731 12107
4738 5653 7862 11986 12773 12839 13045
である送信方法により送信されてくるデータから得られる前記LDPC符号を復号する復号部/ステップを備える受信装置/方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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