TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025010222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024188391,2022190713
出願日2024-10-25,2020-01-16
発明の名称画像表示装置、画像表示方法、及びプログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/63 20230101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約【課題】検出された対象への追従性を損なうことなく、安定的に対象枠を表示する画像表示装置、画像表示方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像表示装置11は、連続する画像を取得する画像取得部101と、画像から対象を検出する対象検出部103と、画像中の最新の画像から対象の範囲である対象枠を決定する対象枠決定部105と、対象枠の位置に対する不感帯を決定する不感帯決定部と、一画像前の画像から決定した対象枠に相当する前回の対象枠、及び、一画像前の画像から決定した不感帯に相当する前回の不感帯を記憶する記憶部260と、対象の位置が、前回の不感帯の範囲外の場合には、対象枠を表示し、前回の不感帯の範囲内の場合には、前回の対象枠を表示する表示制御部109と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の画像の入力を受け付ける画像取得部と、
前記複数の画像のうち、第1の画像及び第2の画像から対象を検出する対象検出部と、
前記第1の画像中の前記対象の範囲である第1の対象枠、及び前記第2の画像中の前記対象の範囲である第2の対象枠を決定する対象枠決定部と、
前記第1の画像中から抽出された前記対象に対する不感帯を決定する不感帯決定部と、
前記第2の画像から検出された前記対象の位置が、
前記第1の画像から決定された前記不感帯の範囲外の場合は、前記第2の画像中に前記第2の対象枠を、
前記第1の画像から決定された前記不感帯の範囲内の場合は、前記第2の画像中に前記第1の対象枠を、
表示する制御を実行する表示制御部と、
を備える画像表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記不感帯決定部が、前記対象に対する前記第1の対象枠の位置から前記不感帯を決定することを特徴とする、請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項3】
前記対象検出部は、前記対象の位置情報を検出し、
前記不感帯決定部は、前記位置情報に基づいて、前記不感帯を変更する請求項1又は2に記載の画像表示装置。
【請求項4】
前記不感帯決定部は、前記位置情報と前記不感帯とに基づいて、前記対象の動き判定を行い、前記動き判定の結果に基づいて前記不感帯を変更する請求項3に記載の画像表示装置。
【請求項5】
複数の画像の入力を受け付ける画像取得部と、
前記複数の画像のうち、第1の画像及び第2の画像から対象を検出する対象検出部と、
前記第1の画像中の前記対象の範囲である第1の対象枠、及び前記第2の画像中の前記対象の範囲である第2の対象枠を決定する対象枠決定部と、
前記第1の画像中から抽出された前記対象に対する不感帯を決定する不感帯決定部と、
前記第2の画像から検出された前記対象の大きさが、
前記第1の画像から決定された前記不感帯の範囲外の場合は、前記第2の画像中に前記第2の対象枠を、
前記第1の画像から決定された前記不感帯の範囲内の場合は、前記第2の画像中に前記第1の対象枠を、
表示する制御を実行する表示制御部と、
を備える画像表示装置。
【請求項6】
前記不感帯決定部が、前記対象に対する前記第1の対象枠の大きさから前記不感帯を決定することを特徴とする、請求項5に記載の画像表示装置。
【請求項7】
前記対象検出部は、前記対象の大きさ情報を検出し、
前記不感帯決定部は、前記大きさ情報に基づいて、前記不感帯を変更する請求項5又は6に記載の画像表示装置。
【請求項8】
前記不感帯決定部は、前記大きさ情報と前記不感帯とに基づいて、前記対象の動き判定を行い、前記動き判定の結果に基づいて前記不感帯を変更する請求項5から7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
【請求項9】
前記不感帯決定部は、前記動き判定の結果が第1の方向を示す場合には、前記第1の方向の前記不感帯を小さくする請求項4又は8に記載の画像表示装置。
【請求項10】
前記不感帯決定部は、前記動き判定の結果が第1の方向を示さない場合には、前記第1の方向の前記不感帯を大きくする請求項9に記載の画像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像表示装置、画像表示方法、及びプログラムに関し、特に検出した対象の範囲を示す対象枠を表示する画像表示装置、画像表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、デジタルカメラにより撮影を行う場合に、被写体が人の場合には顔検出が行われ、検出された顔の位置や大きさの情報に基づいて、顔枠(対象枠)の表示が行われている。
【0003】
デジタルカメラのLCD(Liquid Crystal Display)で構成される表示部に表示される対象枠を連続して表示する場合に、対象枠を安定的に表示する技術が提案されている。
【0004】
例えば、撮影待機状態において、顔領域の検出及び非検出が繰り返され、ライブビュー画像(スルー画像)上に顔領域を示すための対象枠(四角枠)が表示されたり、表示されなくなったりする場合がある。特許文献1に記載された技術は、この対象枠の表示及び非表示が繰り返されることを抑制することを目的としている。特許文献1に記載された技術では、被写体領域が検出されなかった場合には、直前に設定された検出被写体領域を継続して検出被写体領域として対象枠を表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-221312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、表示する対象枠は検出する対象の動きによっては不安定な表示となってしまう。例えば検出対象が顔である場合には、顔の微小な移動に対しても対象枠が追従して移動してしまい、対象枠の表示が不安定となってしまう。一方で、対象枠の変動幅を抑えるために、移動量を半分にして対象枠を表示する技術が提案されているが、この場合には対象枠の対象への追従性が損なわれてしまう。
【0007】
特許文献1に記載の技術は、対象枠の表示及び非表示が繰り返されることを抑制することを目的とした技術であって、対象が移動することによる対象枠の不安定な表示に関しては言及されていない。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、検出された対象への追従性を損なうことなく、安定的に対象枠を表示する画像表示装置、画像表示方法、及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明の一の態様である画像表示装置は、連続する画像を取得する画像取得部と、画像から対象を検出する対象検出部と、画像中の最新の画像から対象の範囲である対象枠を決定する対象枠決定部と、対象枠の位置に対する不感帯を決定する不感帯決定部と、一画像前の画像から決定した対象枠に相当する前回の対象枠、及び、一画像前の画像から決定した不感帯に相当する前回の不感帯を記憶する記憶部と、対象の位置が、前回の不感帯の範囲外の場合には、対象枠を表示し、前回の不感帯の範囲内の場合には、前回の対象枠を表示する表示制御部と、を備える。
【0010】
本態様によれば、対象の位置が前回の不感帯の範囲内の場合には、前回に表示した対象枠を表示するので、小さい変動(位置の変動)では対象枠の表示用の位置情報を変えずに安定的に対象枠を表示することができる。また、対象の位置が前回の不感帯の範囲外の場合には、今回検出された対象に対応する対象枠を表示するので、検出された対象への追従性(位置の追従性)が優れた対象枠の表示を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
ヘッドホンカバー
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
17日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
25日前
日本放送協会
無線伝送システム
3日前
リオン株式会社
聴取装置
16日前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
16日前
株式会社Move
イヤホン
9日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
3日前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
株式会社アーク
情報処理システム
25日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
25日前
株式会社日立国際電気
試験システム
26日前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
19日前
株式会社国際電気
無線通信システム
16日前
キヤノン株式会社
画像形成システム
1か月前
Rita合同会社
第1装置、システム
18日前
リオン株式会社
補聴器システム
9日前
アズビル株式会社
放熱構造及びカメラ
13日前
合同会社画像技術研究所
カラーチャート
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置及び電子機器
13日前
個人
電子帳簿等保管システム及びその記録媒体
1か月前
アイホン株式会社
ナースコールシステム
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
cynaps株式会社
遠隔制御システム
1か月前
日本電気株式会社
システム及びその方法
1か月前
アイホン株式会社
インターホンシステム
16日前
TDK株式会社
振動デバイス
10日前
富士通株式会社
光伝送装置及び光伝送方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
17日前
株式会社IHI
撮像システム
1か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
16日前
続きを見る