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公開番号2025009923
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024099316
出願日2024-06-20
発明の名称フィッシングカメラ
出願人フェアポイントアウトドアーズエー/エス
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 17/08 20210101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】フィッシングルアーの前方で水中を前進方向に引っ張られる水中カメラアセンブリが提供される。
【解決手段】カメラを防水状態で保持する細長い本体は、本体の下部に配置されたラインアタッチメントシステムを有する。カメラアセンブリは、本体の下部の前部から下方かつ前方に延びるフロントタングを有し、水中を前方に引っ張られる本体に下向きの力を及ぼすように構成されている。アセンブリは、本体の後端部から横方向に延びる安定化フィンを含む。カメラアセンブリは非常に小さい質量を有するにもかかわらず、トローリング中の安定性および深度制御が改善されている。
【選択図】図2B
特許請求の範囲【請求項１】
水中を前進方向に引っ張られる水中カメラアセンブリ（1）であって、
- 前端部および後端部、ならびに上部および下部を有する細長い本体（2）であって、カメラ開口部（5）が後端部の後方向きの窓と位置合わせされた状態でカメラ（3）を防水状態で保持する、本体；
- 本体をラインの一部に固定するように構成されたラインアタッチメントシステム（11）；
- 前端部の下部から下方かつ前方に延び、アセンブリが水中を前進方向に引っ張られるときに、本体に下向きの力を及ぼすように構成されたフロントタング（10）；
を含み、
水中カメラアセンブリが、垂直方向から10～80度の間の対称角度で後端部から横方向に延びる少なくとも2つのスタビライザ（12）を含むことを特徴とする、水中カメラアセンブリ。
続きを表示（約 860 文字）【請求項２】
細長い本体の長手方向中心軸に対するフロントタングの下向きの傾斜が5～30度の間である、請求項1に記載の水中カメラアセンブリ。
【請求項３】
細長い本体が半径rを有する実質的に円筒形の形状を有し、フロントタングの上面部がA
t
＝(2r)
2
±50％の表面積を有する、先行する請求項のいずれかに記載の水中カメラアセンブリ。
【請求項４】
フロントタングの上面部（18）が、上面部の前後方向中心軸（22）から対称に側方および下方に傾斜する斜めの表面部（20）を含む、前記請求項のいずれかに記載の水中カメラアセンブリ。
【請求項５】
斜めの表面部の下向き角度が5～25度である、請求項4に記載の水中カメラアセンブリ。
【請求項６】
少なくとも2つのスタビライザの対称角度が、垂直方向から45～75度の間である、前記請求項のいずれかに記載の水中カメラアセンブリ。
【請求項７】
細長い本体が、半径rを有する実質的に円筒形の形状を有し、スタビライザが、細長い本体の後端部から少なくともL
s
＝2r±20％の長さ延びている、前記請求項のいずれかに記載の水中カメラアセンブリ。
【請求項８】
カメラアセンブリが、後端部の下部から横方向および垂直方向に延びる少なくとも1つのスタビライザ（14）と、金属製のウェイト（26）を含み、少なくとも1つのスタビライザが、金属製のウェイトを保持するように構成されている、前記請求項のいずれかに記載の水中カメラアセンブリ。
【請求項９】
フロントタングとスタビライザが取り外し可能である、前記請求項のいずれかに記載の水中カメラアセンブリ。
【請求項１０】
水中カメラアセンブリが淡水中で正の浮力を有する、前記請求項のいずれかに記載の水中カメラアセンブリ。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
分野
本発明は、水中ビデオカメラに関し、特に、トローリングベイトの前方で引っ張られる水中ビデオカメラに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
背景
トローリングは、ルアーまたは餌となる魚をつけた釣糸が水中で引っ張られる釣りの方法である。これは、動いているボートの後方であったり、または静止した位置からフィッシングリールでライン（line）を巻き取る（リトリーブと呼ばれる）ことによったり、または例えば、桟橋からの釣りの時にラインを左右にさっと動かすことでさえありうる。フィッシングルアーは、実際の餌食となる動物を模倣し、外見、色、反射、動き、および振動を用いて、リトリーブ中に捕食魚の注意を引くように設計された人工餌であり、ほとんどの場合、様々なスタイルのフックが1つ以上装備されている。
【０００３】
トローリング中にベイトがどのように動くか、また魚がベイトに近づいてきたりベイトに食いついたりするのを見ることは興味深いことが多く、この目的のために水中ビデオカメラの試みがいくつか提案されてきた。
【０００４】
米国特許出願公開第2017/042136号および米国特許出願公開第2018/192624号は、カメラを内蔵したルアーの例である。ここでは、フックがカメラのハウジングに直接取り付けられているため、ルアーの前方にルアーとは分離してラインに取り付けることは意図されていない。魚はリールカメラアセンブリ全体に食いつくことが推定される。これらのルアーカメラのタング（tongue）およびフィン（fin）は、トローリング中の自然なベイトの動きを模倣するように設計されており、非常に不安定なビデオ録画が生じる。
【０００５】
中国実用新案第216700109号、米国特許第9,507,243号および米国特許第8,515,269号は、ルアーの前方にルアーとは分離してラインに取り付けるカメラに関するものである。文献には、水中で引っ張られているときにカメラの深度と動きを安定化させるように、形状およびフィンが設計されていることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
米国特許出願公開第2017/042136号
米国特許出願公開第2018/192624号
中国実用新案第216700109号
米国特許第9,507,243号
米国特許第8,515,269号
【発明の概要】
【０００７】
概要
したがって、トローリング中の安定性および深度制御が改善された水中フィッシングカメラのために、既存のフィッシングカメラの欠点を緩和もしくは軽減し、それに対処することができる方法が必要とされている。
【０００８】
例えばラインによって、好ましくは同じラインまたはラインの延長部に取り付けられたルアーの前方にルアーとは分離して、前進方向に水中を引っ張られる、水中カメラアセンブリが開示される。
【０００９】
水中を前進方向に引っ張られる水中カメラアセンブリが開示される。カメラアセンブリは、前端部および後端部、ならびに上部および下部を有する細長い本体であって、カメラ開口部が後端部の後方向きの窓と位置合わせされた状態でカメラを防水状態で保持する、本体を含む。カメラアセンブリは、好ましくは本体の下部に配置され、本体をラインの一部に固定するように構成されたラインアタッチメントシステム（line attachment system）を含む。カメラアセンブリは、前端部の下部から下方かつ前方に延び、アセンブリが水中を前進方向に引っ張られるときに、本体に下向きの力を及ぼすように構成されたフロントタング（front tongue）を含む。カメラアセンブリは、垂直方向から10°～80°の間の対称角度で後端部から横方向に延びる少なくとも2つのスタビライザ（stabilizer）と、後端部から横方向および垂直方向に延びる任意選択的な少なくとも1つのスタビライザを含む。また、カメラアセンブリは、好ましくは淡水中で正の浮力を有する。
【００１０】
例示的な実施形態では、少なくとも2つのスタビライザは、後端部の上部から横方向に延びている。例示的な実施形態では、任意選択的な少なくとも1つのスタビライザは、後端部の下部から横方向および垂直下方向に延びている。
（【００１１】以降は省略されています）

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