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公開番号2025009888
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024090569
出願日2024-06-04
発明の名称コイル電子部品
出願人サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド.
代理人弁理士法人共生国際特許事務所
主分類H01F 17/04 20060101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】高いインダクタンスを確保すると共に結合係数を容易に調節することができ、積層されたコイルが傾くことを防止してコイル間の間隔を維持することができるカップルドインダクタ構造を有するコイル電子部品を提供する。
【解決手段】本発明のコイル電子部品は、第1コイルと、第1コイルから離隔される第2コイルと、第1コイルの第1コアと第2コイルの第2コアとの間の第1領域から第1コイルと第2コイルとの間の第2領域まで延長されるように配置される中間層と、第1コイル、第2コイル、及び中間層を囲む磁性体と、を備え、中間層の透磁率(permeability)は、磁性体の透磁率よりも小さい。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1コイルと、
前記第1コイルから離隔される第2コイルと、
前記第1コイルの第1コアと前記第2コイルの第2コアとの間の第1領域から前記第1コイルと前記第2コイルとの間の第2領域まで延長されるように配置される中間層と、
前記第1コイル、前記第2コイル、及び前記中間層を囲む磁性体と、を備え、
前記中間層の透磁率(permeability)は、前記磁性体の透磁率よりも小さいことを特徴とするコイル電子部品。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記中間層は、前記第1コイル及び前記第2コイルに接することを特徴とする請求項1に記載のコイル電子部品。
【請求項3】
前記中間層は、前記第2領域の外側縁から離隔されることを特徴とする請求項2に記載のコイル電子部品。
【請求項4】
前記第1領域における前記中間層の厚さは、前記第2領域における前記中間層の厚さと同一であることを特徴とする請求項1に記載のコイル電子部品。
【請求項5】
前記中間層は、前記第1領域から前記第1コアの一部分まで延長されることを特徴とする請求項1に記載のコイル電子部品。
【請求項6】
前記中間層は、前記第1領域から前記第2コアの一部分まで延長されることを特徴とする請求項1に記載のコイル電子部品。
【請求項7】
前記中間層は、前記第1領域から前記第1コアの一部分まで延長され、
前記中間層は、前記第1領域から前記第2コアの一部分まで延長されることを特徴とする請求項1に記載のコイル電子部品。
【請求項8】
前記第2領域は、前記中間層が配置される内側領域と、前記内側領域に接して前記磁性体が配置される外側領域と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のコイル電子部品。
【請求項9】
前記第2領域内に配置されて前記第1コイル及び前記第2コイルに接する支持体を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のコイル電子部品。
【請求項10】
前記支持体は、前記中間層から離隔されることを特徴とする請求項9に記載のコイル電子部品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル電子部品に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
最近、モバイル機器の機能が多様化することにより消費電力が増加するにつれてモバイル機器内バッテリー使用時間を増やすためにパワー半導体(PMIC:power management integrated circuit)周辺に損失が少なく効率に優れたコイル電子部品が採用されている。
【0003】
コイル電子部品が1次コイルと2次コイルとが積層されたカップルドインダクタ構造を有する場合、高いインダクタンスを確保しながら結合係数(coefficient of coupling:K)を容易に調節することができる方法が要求される。
【0004】
また、積層された1次コイルと2次コイルとが互いに相対的に傾くことを防止して1次コイルと2次コイルとの間の間隔を一定に維持する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-67769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、高いインダクタンスを確保すると共に結合係数を容易に調節することができるカップルドインダクタ構造を有するコイル電子部品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様によるコイル電子部品は、第1コイルと、前記第1コイルから離隔される第2コイルと、前記第1コイルの第1コアと前記第2コイルの第2コアとの間の第1領域から前記第1コイルと前記第2コイルとの間の第2領域まで延長されるように配置される中間層と、前記第1コイル、前記第2コイル、及び前記中間層を囲む磁性体と、を備え、前記中間層の透磁率(permeability)は、前記磁性体の透磁率よりも小さい。
【0008】
前記中間層は、前記第1コイル及び前記第2コイルに接し得る。
前記中間層は、前記第2領域の外側縁から離隔され得る。
前記第1領域における前記中間層の厚さは、前記第2領域における前記中間層の厚さと同一であり得る。
前記中間層は、前記第1領域から前記第1コアの一部分まで延長され得る。
前記中間層は、前記第1領域から前記第2コアの一部分まで延長され得る。
前記中間層は、前記第1領域から前記第1コアの一部分まで延長され、前記中間層は、前記第1領域から前記第2コアの一部分まで延長され得る。
前記第2領域は、前記中間層が配置される内側領域と、前記内側領域に接して前記磁性体が配置される外側領域と、を含み得る。
前記コイル電子部品は、前記第2領域内に配置されて前記第1コイル及び前記第2コイルに接する支持体を更に含み得る。
前記支持体は、前記中間層から離隔され得る。
前記支持体は、前記中間層に接し得る。
前記支持体は、磁性材料、エポキシ、又は非磁性材料からなり得る。
前記コイル電子部品は、前記磁性体の外部に配置されて前記第1コイルの第1引出部に連結される第1外部電極と、前記磁性体の外部に配置されて前記第1コイルの第2引出部に連結される第2外部電極と、前記磁性体の外部に配置されて前記第2コイルの第1引出部に連結される第3外部電極と、前記磁性体の外部に配置されて前記第2コイルの第2引出部に連結される第4外部電極と、を更に含み得る。
前記第1コイルは、巻線型コイルを含み、前記第2コイルは、巻線型コイルを含み得る。
前記第1コイルは、互いに対向する第1面及び第2面を有する第1支持基板と、前記第1支持基板の第1面に配置される第1コイルパターンと、前記第1支持基板の第2面に配置される第2コイルパターンと、前記第1支持基板を貫通して前記第1コイルパターンと前記第2コイルパターンとを連結する第1ビアと、を含み、前記第2コイルは、互いに対向する第1面及び第2面を有する第2支持基板と、前記第2支持基板の第1面に配置される第1コイルパターンと、前記第2支持基板の第2面に配置される第2コイルパターンと、前記第2支持基板を貫通して前記第1コイルパターンと前記第2コイルパターンとを連結する第2ビアと、を含み得る。
前記中間層は、前記第2領域の一部分まで延長されるように配置され得る。
前記第1コイルの表面及び前記第2コイルの表面には、絶縁膜が備えられ得る。
【発明の効果】
【0009】
本発明のコイル電子部品によれば、高いインダクタンスを確保すると共に結合係数を容易に調節することができ、また積層されたコイルが傾くことを防止してコイル間の間隔を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態によるコイル電子部品の第1例を概略的に示す斜視図である。
図1のコイル電子部品を概略的に示す平面図である。
図1のコイル電子部品を概略的に示す底面斜視図である。
図1のIV-IV’線に沿って切断した概略断面図である。
一実施形態によるコイル電子部品の第2例を概略的に示す斜視図である。
一実施形態によるコイル電子部品の第3例を概略的に示す斜視図である。
一実施形態によるコイル電子部品の第4例を概略的に示す断面図である。
一実施形態によるコイル電子部品の第5例を概略的に示す斜視図である。
図8のIX-IX’線に沿って切断した断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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