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公開番号
2025009478
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112509
出願日
2023-07-07
発明の名称
吸収性物品
出願人
王子ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
A61F
13/53 20060101AFI20250110BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、着用者に対して容易に装着可能な吸収性物品を提供することを目的とする。
【解決手段】吸収性物品は、着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った長さと、前後方向において、着用者の前側に位置する前身頃領域と、着用者の後側に位置する後身頃領域と、前身頃領域と後身頃領域との間に位置する股下領域と、吸収体と、吸収体より着用者の肌面側に配置された透水性シートと、前身頃領域において、幅方向両側に設けられ、幅方向外側から中央側に且つ、長手方向に延在する一対の剛性変化部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、
前記長手方向に直交する幅方向に沿った長さと、
前記前後方向において、前記着用者の前側に位置する前身頃領域と、前記着用者の後側に位置する後身頃領域と、前記前身頃領域と前記後身頃領域との間に位置する股下領域と、
吸収体と、
前記吸収体より前記着用者の肌面側に配置された透水性シートと、
前記前身頃領域において、前記幅方向両側に設けられ、前記幅方向外側から中央側に且つ、前記長手方向に延在する一対の剛性変化部と、を備える、
吸収性物品。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記吸収性物品を水平面上に広げた場合に、前記前身頃領域の前記前側の端部が水平面より高くなる、
請求項1に記載の吸収性物品。
【請求項3】
前記吸収体の前記前側の端部において、前記幅方向中央が前記幅方向外側よりも前記前側に位置する、
請求項1または2に記載の吸収性物品。
【請求項4】
前記後身頃領域の前記幅方向両側において前記幅方向の外側に延在し、前記着用者の肌面側に配置された貼着部を有するテープと、
前記前身頃領域の外装面に設けられ、前記貼着部が貼着可能な被貼着部と、を更に備え、
前記被貼着部は、前記吸収体の前記前側の端部に重畳する、
請求項1または2に記載の吸収性物品。
【請求項5】
前記被貼着部は、フィルム部を有する、
請求項4に記載の吸収性物品。
【請求項6】
前記被貼着部の前記前側の端部は、前記吸収体の前記前側の端部よりも前記前側に位置し、前記幅方向中央が前記幅方向外側よりも前記後側に位置する、
請求項4に記載の吸収性物品。
【請求項7】
前記被貼着部の前記前側の端部と前記吸収体の前記前側の端部との距離が、前記幅方向中央から前記外側へ向かうにしたがって長くなる、
請求項4に記載の吸収性物品。
【請求項8】
前記被貼着部は、
前記吸収体の前記非肌面側に対応する吸収体対応領域と、
前記被貼着部の前記前側の端部と、前記吸収体対応領域の前記前側の端部との間に、吸収体非対応領域と、
を形成する、
請求項4に記載の吸収性物品。
【請求項9】
前記吸収体非対応領域は、前記吸収体の前記前側の端部が、前記幅方向中央から前記幅方向外側へ前記幅方向に対して斜めに延在することによって、少なくとも前記被貼着部の前記幅方向外側に形成される、
請求項8に記載の吸収性物品。
【請求項10】
前記吸収体非対応領域は、前記被貼着部の前記前側の端部が、前記被貼着部の前記幅方向中央側に向かって凹む中央切り欠き部を有することによって、少なくとも前記被貼着部における前記幅方向の外側に形成される、
請求項8に記載の吸収性物品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸収性物品に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
使い捨ておむつや、吸収性パッド、生理用品等の吸収性物品が開発されている。例えば、特許文献1には、胴回りで吸収性物品を固定するためのファスニングテープを備えるテープ型の吸収性物品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-201894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
装着者が着用者に吸収性物品を装着する装着作業時、吸収性物品を水平面上に置いた状態で、吸収性物品の前身頃領域側が立ち上がると、吸収性物品を着用者に容易に装着可能となる。しかしながら、吸収性物品の前身頃領域側が起立しても、前身頃領域が自重によって下方に折れ曲がることで装着作業を阻害する虞がある。
【0005】
本発明は、着用者に対して容易に装着可能な吸収性物品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る吸収性物品は、
着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、
前記長手方向に直交する幅方向に沿った長さと、
前記前後方向において、前記着用者の前側に位置する前身頃領域と、前記着用者の後側に位置する後身頃領域と、前記前身頃領域と前記後身頃領域との間に位置する股下領域と、
吸収体と、
前記吸収体より前記着用者の肌面側に配置された透水性シートと、
前記前身頃領域において、前記幅方向両側に設けられ、前記幅方向外側から中央側に且つ、前記長手方向に延在する一対の剛性変化部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、着用者に対して容易に装着可能な吸収性物品を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るおむつの斜視図である。
図2は、実施形態に係るおむつの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るおむつの平面図である。
図4は、実施形態に係るおむつの断面図である。
図5は、実施形態に係るおむつの吸収体とフロントパッチの拡大図である。
図6は、実施形態に係るおむつに設けられたテープとフロントパッチの寸法を示した図である。
図7は、実施形態に係るおむつの包装を開封した状態を示した図である。
図8は、実施形態に係るおむつの貼着状態を拡大した拡大図である。
図9は、実施形態に係るおむつの側面図である。
図10は、実施形態に係るおむつの貼着状態を拡大した拡大図である。
図11は、実施形態に係るおむつの貼着状態を拡大した拡大図である。
図12は、実施形態に係るおむつの貼着状態における断面図である。
図13は、変形例1に係るおむつのフロントパッチに設ける表示を例示した図である。
図14は、変形例2に係るおむつにホットメルト接着剤を塗布した領域を示した図(その1)である。
図15は、変形例2に係るおむつにホットメルト接着剤を塗布した領域を示した図(その2)である。
図16は、変形例2に係るおむつにホットメルト接着剤を塗布した領域を示した図(その3)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本願発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、本願発明の一態様であり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
<実施形態>
本実施形態では、テープ型使い捨ておむつ(本願でいう「吸収性物品」の一例であり、以下、単に「おむつ」という)について、着用者の腹部に対向する前身頃と背部に対向する後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が連接して位置している。また、おむつが着用者に着用された状態(以下、「着用状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(着用状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(着用状態で外側)を非肌面側とする。更に、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向のいずれにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。おむつは、着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った長さを有する。また、本願で用いる方向に関する用語は、着用状態において着用者の前後左右に一致する方向を意味するものとする。例えば、本願で左右方向という場合、着用状態において着用者の左右に一致する方向を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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