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公開番号
2025009415
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112412
出願日
2023-07-07
発明の名称
燃焼室用断熱材、給湯器及びボイラー
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
F16L
59/04 20060101AFI20250110BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】断熱性能が大きく、安定して簡便に取付及び維持でき、低コストで供給できる燃焼室用断熱材を提供すること。
【解決手段】無機繊維を含む板状成形体であって、少なくとも一方の主面に線状の溝が複数形成されており、上記溝の深さが50μmより大きく、上記溝が形成されている主面が燃焼室の内壁面に向けて配置されることを特徴とする燃焼室用断熱材。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
無機繊維を含む板状成形体であって、
少なくとも一方の主面に線状の溝が複数形成されており、
前記溝の深さが50μmより大きく、
前記溝が形成されている主面が燃焼室の内壁面に向けて配置されることを特徴とする燃焼室用断熱材。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記溝が形成されている領域が、前記燃焼室の内壁面に配置される主面の80%以上である、請求項1に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項3】
前記溝の間隔が25mm以内である、請求項1に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項4】
前記溝の幅が0.1mm以上である、請求項1に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項5】
前記溝が規則的な模様を形成している、請求項1に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項6】
複数の前記溝が交差するように形成されている、請求項5に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項7】
抄造法で成形されたものである、請求項1に記載の燃焼室用断熱材。
【請求項8】
燃焼室と、
前記燃焼室内に設置された熱交換器と、
請求項1~7のいずれか1項に記載の燃焼室用断熱材とを備え、
前記燃焼室用断熱材の溝が形成されている主面が、前記燃焼室の内壁面に向けて配置されることを特徴とする給湯器。
【請求項9】
燃焼室と、
請求項1~7のいずれか1項に記載の燃焼室用断熱材とを備え、
前記燃焼室用断熱材の溝が形成されている主面が、前記燃焼室の内壁面に向けて配置されることを特徴とするボイラー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃焼室用断熱材、給湯器及びボイラーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
石油等の燃料を利用して水蒸気や湯を供給する装置として、ボイラーや給湯器が用いられている。
【0003】
ボイラーや給湯器は、燃料を燃焼室で燃焼させ、この燃焼熱を燃焼室内に配置された水管を介して水に伝えて熱交換を行うことで、水から水蒸気や湯を生成している。
【0004】
燃焼室は高温となるため、周囲の機器を熱害から保護する観点や、エネルギーロスを低減する観点から、通常、耐火物や断熱材によって保護されている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
【0005】
特に、燃焼ガスによって高温となる燃焼室内では、一般的に、耐火物や断熱材として、耐熱性材料を含む流動物を設置対象物の表面に流し込んで固化させたものが使用されていた。このような材料をキャスタブル材料ともいう。キャスタブル材料はどのような形状の表面にも追従して断熱性を付与できる反面、重量が重く施工の際の作業性が悪いという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4946594号公報
特許第4640705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
無機繊維を含む断熱材は、その内部に空隙を保ちながら低密度に成形することができ、キャスタブル材料に比べて高断熱な効果が得られることが期待される。そのためキャスタブル材料に代えて、無機繊維を含む断熱材を用いることが検討されているが、燃焼室内部に設置される断熱材として断熱性能の向上、安定して簡便に取付及び維持できること、耐久性を備えること、及び低コストで供給できることが求められている。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされた発明であり、本発明の目的は、断熱性能が大きく、安定して簡便に取付及び維持でき、低コストで供給できる燃焼室用断熱材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明の燃焼室用断熱材は、無機繊維を含む板状成形体であって、少なくとも一方の主面に線状の溝が複数形成されており、上記溝の深さが50μmより大きく、上記溝が形成されている主面が燃焼室の内壁面に向けて配置されることを特徴とする。
本発明の燃焼室用断熱材は、少なくとも一方の主面に線状の溝が複数形成され、溝が形成されている主面が、燃焼室の内壁面に向けて配置される。燃焼室用断熱材の溝が形成されている主面と燃焼室の内壁面との間に一定の空間が確保できるため、燃焼室の内壁面側に空気層が形成されて断熱効果が高まり、燃焼室用断熱材と燃焼室の内壁面との接触面積を減らし、燃焼室の内壁面への熱伝導を抑えることができる。更に、本発明の燃焼室用断熱材は、少なくとも一方の主面に線状の溝が複数形成されているため、主面の表面形状が燃焼室の内壁面に沿うように取付ができる。そのため、高断熱性と安定した取付が両立できる。
【0010】
本発明の燃焼室用断熱材は、上記溝が形成されている領域が、燃焼室の内壁面に配置される主面の80%以上であることが好ましい。
溝が形成されている領域が、燃焼室の内壁面に配置される主面の80%以上であることにより、高断熱性と安定した取付が両立できる。
(【0011】以降は省略されています)
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