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公開番号2025006433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107225
出願日2023-06-29
発明の名称品質検査システムおよび方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G01J 3/46 20060101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約【課題】所望する品質検査を実行可能な品質検査装置を選択する際の利便性を向上させる品質検査システムを提供する。
【解決手段】品質検査システムにおける情報処理装置は、画像形成システムに含まれる品質検査装置の情報を取得する取得手段と、前記品質検査装置に実行させる品質検査の情報を受け付ける受付手段と、前記取得手段により取得された前記品質検査装置の情報に基づいて、前記受付手段により受け付けた情報に対応する品質検査を実行可能な品質検査装置をユーザが選択可能なように表示する表示手段と、前記ユーザにより選択された品質検査装置で品質検査を実行させる指示を前記画像形成システムに送信する送信手段とを備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
情報処理装置と画像形成システムとを含む品質検査システムであって、
前記情報処理装置は、
前記画像形成システムに含まれる品質検査装置の情報を取得する取得手段と、
前記品質検査装置に実行させる品質検査の情報を受け付ける受付手段と、
前記取得手段により取得された前記品質検査装置の情報に基づいて、前記受付手段により受け付けた情報に対応する品質検査を実行可能な品質検査装置をユーザが選択可能なように表示する表示手段と、
前記ユーザにより選択された品質検査装置で品質検査を実行させる指示を前記画像形成システムに送信する送信手段と、
を備え、
前記画像形成システムは、
前記送信手段により送信された前記指示に基づいて、前記品質検査を前記品質検査装置により実行する実行手段、
を備えることを特徴とする品質検査システム。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記品質検査の情報は、品質検査の品位を含むことを特徴とする請求項１に記載の品質検査システム。
【請求項３】
前記品質検査の情報は、該品質検査を実行していた品質検査装置を用いるという情報を含むことを特徴とする請求項１に記載の品質検査システム。
【請求項４】
予め定められた品質検査装置を用いるという情報を前記品質検査の情報として前記受付手段が受け付けた場合、前記送信手段は、前記予め定められた品質検査装置で品質検査を実行させる前記指示を送信することを特徴とする請求項１に記載の品質検査システム。
【請求項５】
前記画像形成システムは、
前記予め定められた品質検査装置を設定する設定手段をさらに備え、
前記取得手段は、前記設定手段により設定された前記予め定められた品質検査装置の情報を取得する、
ことを特徴とする請求項４に記載の品質検査システム。
【請求項６】
前記情報処理装置は、
前記実行手段により実行された前記品質検査の結果を取得する第２取得手段と、
前記第２取得手段により取得された前記品質検査の結果に基づいて、前記品質検査の結果を示す画面を表示する第２表示手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の品質検査システム。
【請求項７】
前記ユーザにより選択された品質検査装置に基づいて、前記指示を生成する生成手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記生成手段により生成された前記指示を前記画像形成システムに送信する、
ことを特徴とする請求項６に記載の品質検査システム。
【請求項８】
前記ユーザにより選択された品質検査装置が複数ある場合、前記生成手段は、該複数の品質検査装置で品質検査を実行させる指示を生成することを特徴とする請求項７に記載の品質検査システム。
【請求項９】
前記実行手段は、前記複数の品質検査装置で同じ品質検査を実行することを特徴とする請求項８に記載の品質検査システム。
【請求項１０】
前記実行手段は、前記複数の品質検査装置それぞれで異なる品質検査を実行することを特徴とする請求項８に記載の品質検査システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、品質検査を実行する品質検査システムおよび方法に関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
カタログやパンフレットなどの商業印刷物は、汚れや表裏の位置ずれ、色味の違いに対する顧客の要求が高く、より高精度な検品や画像調整が必要とされる。一方で、顧客に納品する前の検品工程において、印刷画像の目視確認や出力欠陥のあるページの再印刷など、検査作業と回復作業に多くの人手と時間がかかる。また、安定して高品質な成果物を制作するためには、ユーザの熟練したスキルと印刷前や印刷中の画像調整に多くの作業時間を要する。
【０００３】
これらの要求を満たすため、画像処理装置に対して、検査機能を追加することが可能な品質検査装置が知られている。品質検査装置の１つに、画像形成装置に内蔵されたインラインセンサがある。さらに、画像処理装置に後付けで装着されるセンシングユニットがある。これらの品質検査装置により、これまで人手に頼っていた測色作業や、表裏の画像位置や色味の調整作業を自動で行うことが可能となる。また、印刷中も常に最適な状態を維持するために、表裏の画像位置や色味を設定と比較し、自動補正しながら印刷を行うことが可能である。
【０００４】
このような品質検査装置を使って品質検査の自動化を行うために、品質検査システムは、ユーザの目的に応じた品質検査装置を使う必要がある。特許文献１には、チャート構成情報と選択された測定器のスペック情報を基に、ユーザが所望する測色を測定器が実行可能であるかを提示することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２３－１６４９９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、特許文献１では、チャート構成情報以外の条件に基づいて、複数の測定器の中から適切な測定器を選択することについては触れられていない。所望する品質検査を実行可能な品質検査装置を選択する際の利便性をより向上させることが求められる。
【０００７】
本発明は、所望する品質検査を実行可能な品質検査装置を選択する際の利便性を向上させる品質検査システムおよび方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記課題を解決するため、本発明に係る品質検査システムは、情報処理装置と画像形成システムとを含む品質検査システムであって、前記情報処理装置は、前記画像形成システムに含まれる品質検査装置の情報を取得する取得手段と、前記品質検査装置に実行させる品質検査の情報を受け付ける受付手段と、前記取得手段により取得された前記品質検査装置の情報に基づいて、前記受付手段により受け付けた情報に対応する品質検査を実行可能な品質検査装置をユーザが選択可能なように表示する表示手段と、前記ユーザにより選択された品質検査装置で品質検査を実行させる指示を前記画像形成システムに送信する送信手段と、を備え、前記画像形成システムは、前記送信手段により送信された前記指示に基づいて、前記品質検査を前記品質検査装置により実行する実行手段、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、所望する品質検査を実行可能な品質検査装置を選択する際の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
システムおよび装置の構成を示す図である。
画像形成装置と品質検査装置の関係を説明するための図である。
カラーチャートと測定器の関係を説明するための図である。
品質検査システムの機能ブロック構成を示す図である。
データベースとユーザインタフェース画面を示す図である。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
システム間で通信されるデータを示す図である。
品質検査装置を決定する処理を示すフローチャートである。
品質検査装置を決定する処理を示すフローチャートである。
印刷業者システムにおける処理を示すフローチャートである。
品質検査結果レポートの表示処理を示すフローチャートである。
色検証結果データベースを示す図である。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
品質検査装置を決定する処理を示すフローチャートである。
品質検査装置を決定する処理を示すフローチャートである。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
通信データとユーザインタフェース画面を示す図である。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
通信データを示す図である。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
品質検査結果レポートの表示処理を示すフローチャートである。
ユーザインタフェース画面と通信データを示す図である。
データベースを示す図である。
補足情報の表示処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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