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公開番号
2025006416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107202
出願日
2023-06-29
発明の名称
眼科装置、及び眼科装置制御プログラム
出願人
株式会社ニデック
代理人
主分類
A61B
3/103 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 検査に不必要な情報が表示画面に映り込んでしまう不都合を軽減する。
【解決手段】 被検眼を検査する検眼部を有する眼科装置であって、被検者に照明光を照射する照明手段と、被検者を撮影することで撮影画像を取得する撮影手段と、撮影画像を表示する表示手段と、制御手段と、を備え、制御手段は、被検眼の検査時に適用される照明手段の照明光量及び撮像手段のゲインに対して、被検眼に対する検眼部のアライメント時に、照明手段の照明光量と、撮像手段のゲインと、の少なくとも一方を上げることで、表示手段に表示される撮影画像を白飛びさせる。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
被検眼を検査する検眼部を有する眼科装置であって、
被検者に照明光を照射する照明手段と、
被検者を撮影することで撮影画像を取得する撮影手段と、
前記撮影画像を表示する表示手段と、
制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記照明手段の照明光量と、前記撮像手段のゲインと、の少なくとも一方を上げることで、前記表示手段に表示される前記撮影画像を白飛びさせることを特徴とする眼科装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1の眼科装置において、
前記制御手段は、被検眼に対する前記検眼部のアライメント時に得られる前記撮影画像を白飛びさせるために、被検眼の検査時に適用される前記照明光量及び前記ゲインに対して、それらの少なくとも一方を上げることを特徴とする眼科装置。
【請求項3】
請求項1又は2の眼科装置において、
前記制御手段は、被検眼の検査時には、前記撮影画像を白飛びさせるために上げた前記照明光量及び前記撮像手段のゲインを、所定の検査レベルに戻すことを特徴とする眼科装置。
【請求項4】
請求項1~3の何れかの眼科装置において、
被検眼の検知信号と、被検眼に対する前記検眼部のアライメント完了の完了信号と、前記検眼部による検査を開始するための検査開始信号と、前記撮影画像の白飛びを終了するために検者によって操作される操作信号と、の少なくとも一つの信号を受け付ける受付手段を備え、
前記制御手段は、前記受付手段によって受け付けられた何れかの信号に基づき、前記撮影画像を白飛びさせるために上げた前記照明光量及び前記撮像手段のゲインを、所定の検査レベルに戻すことを特徴とする眼科装置。
【請求項5】
請求項1~4の何れかの眼科装置において、
前記検眼部は、被検眼の眼特性を測定する測定光学系であって、被検眼に測定光を投光する投光光学系と、被検眼からの測定光の戻り光を受光する撮像素子を有する受光光学系と、を備える測定光学系を備え、
前記撮像手段は、前記受光光学系が有する前記撮像素子と兼用されることを特徴とする眼科装置。
【請求項6】
請求項1~5の何れかの眼科装置において、
前記制御手段は、被検者に対して前記検眼部が所定の検査距離に位置する状態において、被検者の顔に含まれる被検眼を前記撮影画像上で識別可能なレベルで、前記撮影画像を白飛びさせることを特徴とする眼科装置。
【請求項7】
請求項1~6の何れかの眼科装置において、
前記制御手段は、前記照明光によって被検眼に形成される角膜反射輝点と、その輝点の周りの瞳孔と、を前記撮影画像上で検出可能なレベルで、前記撮影画像を白飛びさせることを特徴とする眼科装置。
【請求項8】
被検眼を検査する検眼部を有する眼科装置において実行される眼科装置制御プログラムであって、制御部によって実行されることで、
被検者に照明光を照射する照明ステップと、
撮像手段で被検者を撮影することで撮影画像を取得する撮影ステップと、
前記撮影画像を表示する表示ステップと、
前記照明ステップの照明光量と、前記撮像ステップでの撮像手段のゲインと、の少なくとも一方を上げることで、前記表示ステップで表示される前記撮影画像を白飛びさせる制御ステップと、を前記眼科装置に実行させることを特徴とする眼科装置制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、被検眼を検査する眼科装置、および眼科装置制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
被検眼を検査する眼科装置としては、眼屈折力測定装置、眼圧測定装置、光干渉断層計(Optical Coherence Tomography: OCT)、走査型レーザ検眼鏡(Scanning Laser Ophthalmoscope: SLO)、眼底カメラ、視野測定装置、角膜形状測定層、角膜内皮撮影装置など、各種の装置が知られている。これらの眼科装置は、被検眼に対して検眼部を適正な位置にアライメントした状態で検査を行う。
【0003】
被検眼に対する検眼部のアライメントに当たり、被検者の画像を撮影して表示部に表示させる場合、背景や被検者の衣服などの不要な情報が表示部に表示されてしまい、不要な情報が検者や観察者の目に入って煩わしく感じたり、検査には不必要な情報が表示画面に映し出されたりする不都合があった。
【0004】
この不都合の対応として、表示画面に映し出される撮影画像の表示を制限する眼科装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-80459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の特許文献1の実施例では、被検者が検出されるまで、撮影画像にメッセージウィンドウを重畳表示させる技術が開示されている。しかし、この場合、検者が被検眼に対して検眼部を位置合わせするに、メッセージウィンドウに被検者の顔が隠れてしまい、表示画面を見ながら被検者の顔に検眼部を誘導又は移動することが行い難い不都合がある。
【0007】
本開示は、上記従来技術に鑑み、検査に不必要な情報が表示画面に映り込んでしまう不都合を軽減できる眼科装置を提供することを技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1) 本開示の第1態様に係る眼科装置は、被検眼を検査する検眼部を有する眼科装置であって、被検者に照明光を照射する照明手段と、被検者を撮影することで撮影画像を取得する撮影手段と、前記撮影画像を表示する表示手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記照明手段の照明光量と、前記撮像手段のゲインと、の少なくとも一方を上げることで、前記表示手段に表示される前記撮影画像を白飛びさせることを特徴とする。
(2) 本開示の第2態様に係る眼科装置制御プログラムは、被検眼を検査する検眼部を有する眼科装置において実行される眼科装置制御プログラムであって、制御部によって実行されることで、被検者に照明光を照射する照明ステップと、撮像手段で被検者を撮影することで撮影画像を取得する撮影ステップと、前記撮影画像を表示する表示ステップと、前記照明ステップの照明光量と、前記撮像ステップでの撮像手段のゲインと、の少なくとも一方を上げることで、前記表示ステップで表示される前記撮影画像を白飛びさせる制御ステップと、を前記眼科装置に実行させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
眼科装置の外観構成及び光学系の構成を説明する図である。
眼科装置を被検者側から見た図である。
投光光学系が備える測定光源の配置を説明する図である。
眼科装置における制御系の概略構成を示す図である。
撮像素子に撮影される撮影画像の撮影領域を説明する図である。
照明光量及び撮像素子のゲインが検査時(測定時)の条件にて設定されている場合の撮影画像の例である。
本実施例の眼科装置の制御動作を示すフローチャートである。
図6の撮影画像の表示に対して、照明光量及び撮像素子のゲインが上げられた場合の撮影画像の例である。
被検眼に対する検眼部のアライメント完了状態における表示画面の例を示す図である。
フォトレフラクション方式による眼屈折力の測定を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[概要]
以下、典型的な実施形態の1つについて、図面を参照して説明する。なお、以下の<>にて分類された項目は、独立又は関連して利用されうる。
(【0011】以降は省略されています)
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