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公開番号2025005586
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105805
出願日2023-06-28
発明の名称光源装置およびプロジェクター
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 21/14 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】照明光および非可視光を被照射領域に照明できる小型の光源装置およびプロジェクターを提供する。
【解決手段】照明光を射出する第1光源部と、非可視光を射出する第2光源部と、照明光を透過、非可視光を反射する光学部材と、照明光が入射する第1入射面と非可視光が入射する第2入射面と照明光を射出させる第1射出面とを有する第1透過光学素子と、を備える。第1入射面と第1射出面とは互いに平行であり、第1透過光学素子は、内側面および外側面が互いに平行となる筒形状を有するとともに、第1透過光学素子に対する照明光の入射方向に交差する第1回転軸を中心として回転する。光学部材は、第1透過光学素子の内側に配置され、第2入射面から入射した非可視光を反射して第1射出面から射出させる。第1透過光学素子は、第1回転軸を中心として回転することで、照明光を被照明領域にて走査させつつ、非可視光を被照明領域に入射させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
照明光を射出する第1光源部と、
非可視光を射出する第2光源部と、
前記照明光を透過し、前記非可視光を反射する光学部材と、
回転可能に支持された透光性部材から構成され、前記第1光源部から射出された前記照明光が入射する第1入射面と、前記第2光源部から射出された前記非可視光が入射する第2入射面と、前記第1入射面から入射する前記照明光を射出させる第1射出面と、を有する第1透過光学素子と、
を備え、
前記第1入射面と前記第1射出面とは互いに平行であり、
前記第1透過光学素子は、内側面および外側面が互いに平行となる筒形状を有するとともに、前記第1透過光学素子に対する前記照明光の入射方向である第1方向に交差する第2方向に沿って延びる第1回転軸を中心として回転し、
前記光学部材は、前記第1透過光学素子の内側に配置され、前記第2入射面から入射した前記非可視光を反射して前記第1射出面から射出させ、
前記第1透過光学素子は、前記第1回転軸を中心として回転することで、前記照明光を被照明領域にて走査させつつ、前記非可視光を前記被照明領域に入射させる、
光源装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記第1透過光学素子は、前記第1回転軸に交差する第1面および第2面と、前記第1面および前記第2面に接する2×m(m:2以上の自然数)個の外面と、を有する、
請求項1に記載の光源装置。
【請求項3】
前記第1光源部は、
前記照明光を生成する照明光生成部と、
前記第1方向および前記第2方向のそれぞれに交差する第3方向に沿って延びる第2回転軸を中心として回転し、前記照明光生成部から入射する前記照明光を透過させる第2透過光学素子と、を備え、
前記第2透過光学素子において、前記照明光が入射する入射面と、前記入射面から入射する前記照明光が射出される射出面とは、互いに平行である、
請求項1または請求項2に記載の光源装置。
【請求項4】
前記第1光源部は、前記照明光としてレーザー光を射出する、
請求項1または請求項2に記載の光源装置。
【請求項5】
前記第1透過光学素子から射出された光が入射する拡散素子をさらに備える、
請求項4に記載の光源装置。
【請求項6】
前記光学部材は、光学層と光学層を支持する支持基板とを含み、
前記第1透過光学素子の内側に液体が充填され、
前記支持基板と前記液体との屈折率差が0.2以下である、
請求項1または請求項2に記載の光源装置。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の光源装置と、
前記光源装置から入射する光を画像情報に基づいて変調する光変調装置と、
前記光変調装置により変調される光を投射する投射光学装置と、を備える、
プロジェクター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光源装置およびプロジェクターに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
プロジェクターに用いる光源装置として、ランプから発光した照明光を液晶パネル等の光変調装置上で時間的に走査することにより、光変調装置を照明する技術が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
【0003】
下記特許文献1に記載の光源装置は、白色光を射出するランプと、ランプから射出された白色光をRGB各光束にそれぞれ分離する分離プリズムと、分離されたRGB光束を走査する回転プリズムと、回転プリズムから入射するR光束およびB光束を反射する反射ミラーと、回転プリズムを透過したG光束と反射ミラーから入射したR光束およびB光束とを合成する合成プリズムと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-22006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記光源装置において、例えば、照明光とは異なる波長帯である非可視光等の光を被照明領域に照射する構成も考えられる。このような構成は、例えば、非可視光を合成する光学系を合成プリズムと光変調装置との間に配置することで実現可能である。しかしながら、新たに光学装置を追加するため、装置構成が大型化してしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一つの態様の光源装置は、白色光を射出する第1光源部と、非可視光を射出する第2光源部と、前記白色光を透過し、前記非可視光を反射する光学素子と、回転可能に支持された透光性部材から構成され、前記第1光源部から射出された前記白色光が入射する第1入射面と、前記第2光源部から前記非可視光が入射する第2入射面と、前記第1入射面から入射する前記白色光を射出させる第1射出面と、を有する第1透過光学素子と、を備え、前記第1入射面と前記第1射出面とは互いに平行であり、前記第1透過光学素子は、内周面および外周面が互いに平行となる筒形状を有するとともに、前記第1透過光学素子に対する前記第1光の入射方向である第1方向に交差する第2方向に沿って延びる第1回転軸を中心として回転し、前記光学素子は、前記第1透過光学素子の内側に配置され、前記第2入射面から入射した前記非可視光を反射して前記第1射出面から射出させ、前記第1透過光学素子は、前記第1回転軸を中心として回転することで、前記白色光を被照明領域にて走査させつつ、前記非可視光を前記被照明領域の所定位置に入射させる。
【0007】
本発明の一つの態様のプロジェクターは、本発明の一つの態様の光源装置と、前記光源装置から射出される前記第1光、前記第2光、および前記第3光を画像情報に基づいて変調する光変調装置と、前記光変調装置により変調される光を投射する投射光学装置と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のプロジェクターの概略構成を示す平面図である。
第2発光部の具体的な構成を示す図である。
透過光学素子が回転する際の白色光の挙動を説明する模式図である。
図3Aの続きを示す模式図である。
図3Bの続きを示す模式図である。
図3Cの続きを示す模式図である。
図3Dの続きを示す模式図である。
図3Eの続きを示す模式図である。
透過光学素子が回転する際の赤外光の挙動を説明する模式図である。
図4Aの続きを示す模式図である。
第2実施形態のプロジェクターの概略構成を示す平面図である。
第3実施形態のプロジェクターの概略構成を示す平面図である。
変形例の光源装置の要部構成を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光変調装置として液晶パネルを用いた液晶プロジェクターの一例である。
以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
【0010】
図1は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示す平面図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、光源装置10と、光変調装置21と、射出側偏光板22と、投射光学装置23と、を備える。
光源装置10は、第1光源部11と、第2光源部12と、第1透過光学素子13と、光学部材14と、第1回転駆動装置15と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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