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公開番号2025005155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023105211
出願日2023-06-27
発明の名称紙容器、紙カップ
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65D 25/20 20060101AFI20250108BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】本開示は、ポリオレフィン層が外面に備わる紙容器10において、ポリオレフィン層には印字安定化処理が施される印字領域14を備えており、印字領域14に印字された印字15が欠落しにくい紙容器10を提供する。
【解決手段】少なくとも外面にポリオレフィン層を備える紙基材層を含む積層体により形成される紙容器10において、前記ポリオレフィン層が外面になるように、前記積層体が加工され、前記ポリオレフィン層には印字領域14を備え、前記印字領域14は印字安定化処理が施されている。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも外面にポリオレフィン層を備える紙基材層を含む積層体により形成される紙容器において、
前記ポリオレフィン層が外面になるように、前記積層体が加工され、
前記ポリオレフィン層には印字領域を備え、
前記印字領域は印字安定化処理が施されている紙容器。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記印字領域の表面自由エネルギーが、50mN/m以上である請求項1の紙容器。
【請求項3】
前記印字領域のFT-IRの赤外透過吸収スペクトルのうちC-Hの分子構造に起因する波長において、透過率が38%以上である請求項1の紙容器。
【請求項4】
前記波長が、Wavenumberで、2850/cm付近、2197/cm付近、1472/cm付近、718/cm付近のいずれかである請求項3に記載の紙容器。
【請求項5】
前記印字領域のFT-IRの赤外透過吸収スペクトルのうちC=Oの分子構造に起因する波長において、透過率が92%以下である波長を含む請求項1の紙容器。
【請求項6】
前記波長が、Wavenumberで、1795/cm付近、1733/cm付近、1700/cm付近のいずれかである請求項5に記載の紙容器。
【請求項7】
前記印字安定化処理は、プラズマ処理である請求項1の紙容器。
【請求項8】
前記紙容器が紙カップである請求項1から7のいずれか1項に記載の紙容器。
【請求項9】
前記印字領域が前記紙カップの胴部の底部を含む、もしくは前記胴部の底部の近傍である請求項8に記載の紙カップ。
【請求項10】
前記印字領域、もしくは前記印字領域の近傍に潤滑剤が付着する請求項9に記載の紙カップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、紙容器、紙カップに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、紙容器として、特許文献1のような技術が開示されている。すなわち、紙カップの口縁部周辺に流動パラフィンなどの潤滑剤を塗布しておいても、紙カップ胴部の外面に印字を可能にした紙カップが開示されている。具体的には口縁部近傍に凹部を設け、その凹部の領域に、印字部を設けている。
【0003】
上述の紙カップでは、紙カップ胴部に凹部を設ける加工手段が必要になる。また紙カップにおいては、胴部の底部(糸尻部)など凹部を設けにくい領域がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-081248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、ポリオレフィン層が外面に備わる紙容器において、ポリオレフィン層には印字安定化処理が施される印字領域を備えており、印字領域に印字された印字が欠落しにくい紙容器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題は、本開示の以下の実施形態により解決することができる。
すなわち、本開示の紙容器10は、
少なくとも外面にポリオレフィン層を備える紙基材層を含む積層体により形成される紙容器10において、
前記ポリオレフィン層が外面になるように、前記積層体が加工され、
前記ポリオレフィン層には印字領域14を備え、
前記印字領域14は印字安定化処理が施されている。
【0007】
また、本開示の紙容器10は、
前記印字領域14の表面自由エネルギーが、50mN/m以上であってもよい。
【0008】
また、本開示の紙容器10は、
前記印字領域14のFT-IRの赤外透過吸収スペクトルのうちC-Hの分子構造に起因する波長において、透過率が38%以上であってもよい。
【0009】
また、本開示の紙容器10は、
前記波長が、Wavenumberで、2197/cm付近、2850/cm付近、1472/cm付近、718/cm付近のいずれかであってもよい。
【0010】
また、本開示の紙容器10は、
前記印字領域のFT-IRの赤外透過吸収スペクトルのうちC=Oの分子構造に起因する波長において、透過率が92%以下であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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