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公開番号
2025004861
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104724
出願日
2023-06-27
発明の名称
整線部材、灯具及び照明装置
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
F21V
23/00 20150101AFI20250108BHJP(照明)
要約
【課題】作業の手間を減少しつつコストを削減する整線部材、灯具及び照明装置を提供する。
【解決手段】整線部材は、被取付部に取り付けられる器具に着脱自在に装着される灯具において、器具と灯具とで形成される内部空間に設けられ、灯具から立設する保持部と、保持部の上端部に設けられ、灯具との間に形成される整線空間に電線が挿入される基部と、基部に接続され、灯具との間に、電線が整線空間に挿入される挿入口を形成し、電線の可動範囲を規制する挿入部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被取付部に取り付けられる器具に着脱自在に装着される灯具において、前記器具と前記灯具とで形成される内部空間に設けられ、前記灯具から立設する保持部と、
前記保持部の上端部に設けられ、前記灯具との間に形成される整線空間に電線が挿入される基部と、
前記基部に接続され、前記灯具との間に、前記電線が前記整線空間に挿入される挿入口を形成し、前記電線の可動範囲を規制する挿入部と、
を備える整線部材。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記挿入部は、
カール形状をなしている
請求項1記載の整線部材。
【請求項3】
前記挿入部と前記電線とは離間している
請求項1又は2記載の整線部材。
【請求項4】
前記挿入部と前記電線とは接触している
請求項1又は2記載の整線部材。
【請求項5】
被取付部に取り付けられる器具に着脱自在に装着される灯具において、前記器具と前記灯具とで形成される内部空間に設けられ、前記灯具から立設する保持部と、
前記保持部の上端部に設けられ、上面に電線が載置される基部と、
前記基部に設けられ、前記電線の移動を規制する規制部と、
を備える整線部材。
【請求項6】
前記保持部に設けられた弾性を有する係合部を更に備え、
前記係合部が前記灯具に設けられた被係合部と係合することによって、前記保持部は前記灯具に保持される
請求項1又は2記載の整線部材。
【請求項7】
前記係合部の長さは、前記保持部の長さよりも長い
請求項6記載の整線部材。
【請求項8】
前記係合部は、前記保持部から水平方向に延びている
請求項6記載の整線部材。
【請求項9】
前記基部から外側に延び、前記灯具に設けられた規制突起に挿入される規制孔が形成された規制片を更に備える
請求項1又は2記載の整線部材。
【請求項10】
前記基部には、熱を遮断する断熱孔が形成されている
請求項1又は2記載の整線部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電線をまとめる整線部材、灯具及び照明装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、器具と灯具とを備える照明装置が知られている。特許文献1には、吊ボルトを用いて天井材に取り付けられる器具本体と、器具本体に対して着脱自在に取り付けられる光源ユニットである灯具とを備える照明装置が開示されている。器具本体の底面部には、外部電線が挿入される孔が形成されており、天井材を通して室内側に露出する外部電線は、底面部に形成された孔から器具本体の内部に引き込まれ、灯具が有する端子台ユニットに接続されている。
【0003】
また、特許文献2には、スポンジ等の弾性を有する部材が、外部電線と接触する部位に保護部材として貼付される照明装置が開示されている。このように、灯具における外部電線が接触する部位に、弾性部材が貼付されることによって電源を保護することは有効である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5971591号公報
特許第5763240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示された照明装置は、電線をまとめることについて考慮されていない。ここで、従来、調光線といった電線を、インシュロックを用いて灯具上に整線する技術も知られている。この場合、灯具にインシュロックが取り付けられ、インシュロックによって電線が固定される。しかし、この場合、インシュロックに電線を固定するといった作業の手間が発生し、また、インシュロックを取り付けるためのコストが生じる。
【0006】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、作業の手間を減少しつつコストを削減する整線部材、灯具及び照明装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る整線部材は、被取付部に取り付けられる器具に着脱自在に装着される灯具において、器具と灯具とで形成される内部空間に設けられ、灯具から立設する保持部と、保持部の上端部に設けられ、灯具との間に形成される整線空間に電線が挿入される基部と、基部に接続され、灯具との間に、電線が整線空間に挿入される挿入口を形成し、電線の可動範囲を規制する挿入部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、挿入部が、灯具と基部との間に形成された整線空間に挿入される電線の可動範囲を規制している。このため、電線をまとめる際に、別途インシュロックといった部材が不要である。従って、作業の手間を減少しつつコストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る照明装置を示す組立斜視図である。
実施の形態1に係る照明装置を示す分解斜視図である。
実施の形態1に係る灯具を示す斜視図である。
実施の形態1に係る整線部材を示す斜視図である。
実施の形態1に係る整線部材を示す上面図である。
実施の形態1に係る整線部材を示す側面図である。
実施の形態1に係る整線部材を示す正面図である。
実施の形態1に係る灯具を示す斜視図である。
実施の形態1に係る整線部材の作用を示す斜視図である。
実施の形態1に係る整線部材の作用を示す側面図である。
実施の形態1に係る整線部材の作用を示す拡大図である。
比較例に係る照明装置を示す上面図である。
実施の形態2に係る整線部材の作用を示す斜視図である。
実施の形態2に係る整線部材の作用を示す側面図である。
実施の形態2に係る整線部材の作用を示す拡大図である。
実施の形態3に係る整線部材の作用を示す上面図である。
実施の形態4に係る整線部材を示す斜視図である。
実施の形態5に係る整線部材を示す斜視図である。
実施の形態6に係る整線部材を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る整線部材、灯具及び照明装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本開示が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本開示を限定するものではない。方向を表す用語としては、例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」又は「後」等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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