TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025004323
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023103931
出願日2023-06-26
発明の名称判定装置、判定方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類G08B 21/24 20060101AFI20250107BHJP(信号)
要約【課題】所定の領域において、あるべき物が無い場合に、ユーザに通知する判定装置、判定方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】判定システム1000は、判定装置100、撮影装置200、投影装置300を備える。撮影装置200は、あるべき物(対象物)が本来置いてある所定の領域を撮影する。判定装置100は、撮影装置200が撮影した画像に基づいて、対象物が本来置いてある場所に存在するか否かを判定する。投影装置300は、対象物が本来置いてある場所に存在しなかった場合に、そのことを通知するために、対象物が本来置かれている場所に警告を投影する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の領域を撮影した画像である撮影画像を取得し、
前記撮影画像の中に所定の対象物が存在するか否かを判定し、
前記所定の対象物が存在しないと判定した場合に、前記対象物が存在しないことを通知する、
制御部を備える、
判定装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記対象物が存在しないことを通知する情報として、前記対象物が存在していた場所に投影部によって所定の画像を投影させる、
請求項1に記載の判定装置。
【請求項3】
前記制御部は、
初期設定時に前記撮影画像を判定画像として取得し、
その後、定期的に前記撮影画像を確認画像として取得し、
前記判定画像と前記確認画像とを比較して前記所定の対象物が存在するか否かを判定する、
請求項2に記載の判定装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記判定画像と前記確認画像とを比較した際に、前記対象物の向きが異なっていても前記対象物が存在すると判定する、
請求項3に記載の判定装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記判定画像と前記確認画像とを比較した際に、前記対象物の場所が異なっていても前記対象物が存在すると判定する、
請求項3に記載の判定装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記判定画像と前記確認画像とを比較した際に、前記対象物の形が変化しない部分である不変部分が一致するなら、前記対象物が存在すると判定する、
請求項3に記載の判定装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記判定画像と前記確認画像とを比較した際に、前記対象物の色が経年変化による差異しかなかったら、前記対象物が存在すると判定する、
請求項3に記載の判定装置。
【請求項8】
制御部が、
所定の領域を撮影した画像である撮影画像を取得し、
前記撮影画像の中に所定の対象物が存在するか否かを判定し、
前記所定の対象物が存在しないと判定した場合に、前記対象物が存在しないことを通知する、
判定方法。
【請求項9】
制御部に、
所定の領域を撮影した画像である撮影画像を取得し、
前記撮影画像の中に所定の対象物が存在するか否かを判定し、
前記所定の対象物が存在しないと判定した場合に、前記対象物が存在しないことを通知する、
処理を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、判定装置、判定方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
情報をプロジェクタで現実世界のものに重ね合わせて投映するプロジェクションAR(Augmented Reality)技術が知られている。情報をプロジェクタで現実世界のものに投影する技術の応用例として、例えば特許文献1には、荷物忘れを荷物の所持者にわかりやすく通知する投影システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-23459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている投影システムは、所定の領域において荷物と荷物の所持者との位置関係を検出し、所持者と荷物との距離が閾値以上離れると、所定の投影を行うことによって、荷物忘れを所持者にわかりやすく通知する。しかし、このような従来技術では、荷物の置き忘れを通知することはできるが、所定の領域において、あるべき物が無い場合に、ユーザに通知することはできないという課題があった。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、所定の領域において、あるべき物が無い場合に、ユーザに通知することができる判定装置、判定方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る判定装置の一態様は、
所定の領域を撮影した画像である撮影画像を取得し、
前記撮影画像の中に所定の対象物が存在するか否かを判定し、
前記所定の対象物が存在しないと判定した場合に、前記対象物が存在しないことを通知する、
制御部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、所定の領域において、あるべき物が無い場合に、ユーザに通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る判定システムの機能構成の一例を示す図である。
実施の形態に係る判定システムを構成する装置の接続例を示す図である。
実施の形態に係る初期設定処理のフローチャートの一例である。
判定画像の一例を示す図である。
判定画像の中で認識された対象物の周りに点線の長方形が表示される例を示す図である。
実施の形態に係る判定用データの一例を示す図である。
実施の形態に係る判定処理のフローチャートの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態に係る判定システム等について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
【0010】
(実施の形態)
実施の形態に係る判定システム1000は、図1に示すように、判定装置100、撮影装置200、投影装置300、回転装置400を備える。撮影装置200は、あるべき物(対象物)が本来置いてある所定の領域、例えば、調理道具、工具等の器具の置き場を撮影する。回転装置400は、撮影装置200及び投影装置300を回転させるターンテーブルであり、撮影装置200で撮影可能な領域(及び投影装置300で投影可能な領域)を広げるための装置であって、回転装置400が回転することで撮影装置200の撮影方向(撮影可能な領域)及び投影装置300の投影方向(投影可能な領域)を変えることができる。もし、器具置き場等の所定の領域が狭い領域である場合(撮影装置200のカメラレンズの画角内に全ての調理道具や工具等の器具が収まる場合)には回転装置400は不要である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
自動運転車
9日前
ニッタン株式会社
煙感知器
1か月前
株式会社サンライン
発炎筒携行容器
7日前
能美防災株式会社
表示灯カバー
1か月前
能美防災株式会社
非常放送システム
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
21日前
トヨタ自動車株式会社
運転支援システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
運転支援装置
1か月前
戸田建設株式会社
検知システム
7日前
トヨタ自動車株式会社
ドライブレコーダ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報提供システム
29日前
株式会社市川工務店
車両用ゲート開閉装置
1か月前
株式会社IHI
運転支援装置
28日前
本田技研工業株式会社
制御装置
1か月前
シャープ株式会社
通信装置および通信方法
7日前
シャープ株式会社
駐車場管理システム
28日前
光陽無線株式会社
浸水予測システム及びプログラム
1か月前
株式会社デンソー
車両用表示装置
7日前
能美防災株式会社
防災システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法及びシステム
1か月前
能美防災株式会社
防災機器
1か月前
能美防災株式会社
防災機器
1か月前
Turing株式会社
情報処理装置およびプログラム
28日前
能美防災株式会社
防災制御盤
1か月前
富士通株式会社
OD決定方法およびOD決定プログラム
1か月前
能美防災株式会社
加煙試験器
1か月前
三菱電機株式会社
車両制御装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
能美防災株式会社
異常検知装置
1か月前
能美防災株式会社
保守用電話機
21日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
能美防災株式会社
火災受信機又は防災表示装置
1か月前
株式会社JVCケンウッド
運転支援装置及び運転支援方法
7日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
カシオ計算機株式会社
判定装置、判定方法及びプログラム
1日前
株式会社JVCケンウッド
運転支援装置及び運転支援方法
7日前
続きを見る