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公開番号2024173436
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091851
出願日2023-06-02
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20241205BHJP(信号)
要約【課題】車両が収集したデータを、当該データを必要とするユーザに適切に提供する。
【解決手段】本開示の一態様にかかる情報処理装置100は、複数の車両からデータを収集する情報処理装置であって、情報提供を受けるユーザが希望するデータである第1データを保有する車両を複数の車両から抽出するための所定の条件を取得することと、複数の車両から収集した走行データを格納する第1データベースを参照して、複数の車両から、所定の条件を満たす走行データに対応する、1または複数の第1車両10を特定することと、第1車両10に関連付けられた端末に対して、第1データの提供依頼を送信することと、第1車両10から送信された第1データをユーザに提供することと、を実行する制御部110を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の車両からデータを収集する情報処理装置であって、
情報提供を受けるユーザが希望するデータである第1データを保有する車両を前記複数の車両から抽出するための所定の条件を取得することと、
前記複数の車両から収集した走行データを格納する第1データベースを参照して、前記複数の車両から、前記所定の条件を満たす走行データに対応する、1または複数の第1車両を特定することと、
前記第1車両に関連付けられた端末に対して、前記第1データの提供依頼を送信することと、
前記第1車両から送信された前記第1データを前記ユーザに提供することと、
を実行する制御部を有する、
情報処理装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記所定の条件は、所定の日時における走行位置、または、走行速度を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1車両が収集したデータである第2データを取得し、
取得した前記第2データを解析することで、前記第1車両が前記第1データを保有しているか否かをさらに推測し、
前記第1データを保有していると推測された前記第1車両に関連付けられた前記端末に対して、前記第1データの提供依頼を送信する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第2データは、前記第1車両が有するドライブレコーダの画像であり、
前記制御部は、取得した前記ドライブレコーダの前記画像を画像解析することで前記第1車両が前記第1データを保有しているか否かを推測する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第1車両が前記第1データを保有しているか否かを確認する通知を、前記第1車両に関連付けられた前記端末にさらに出力し、
前記第1データを保有していると確認が取れた前記第1車両に関連付けられた前記端末に対して、前記第1データの提供依頼を送信する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両からデータを収集する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両からデータを収集する技術が数多く知られている。これに関して、例えば、特許文献1には、ユーザの行動を表すセンサデータを収集して匿名化し、匿名化されたセンサデータと収集された任意のセンサデータとを組み合わせてデータ収集事業者サーバに送信するセンサデータ管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-241098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、車両が収集したデータを、当該データを必要とするユーザに適切に提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態の一態様は、
複数の車両からデータを収集する情報処理装置であって、
情報提供を受けるユーザが希望するデータである第1データを保有する車両を前記複数の車両から抽出するための所定の条件を取得することと、前記複数の車両から収集した走行データを格納する第1データベースを参照して、前記複数の車両から、前記所定の条件を満たす走行データに対応する、1または複数の第1車両を特定することと、前記第1車両に関連付けられた端末に対して、前記第1データの提供依頼を送信することと、前記第1車両から送信された前記第1データを前記ユーザに提供することと、を実行する制御部を有する、情報処理装置である。
【0006】
また、他の態様として、上記の装置が実行する方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両が収集したデータを、当該データを必要とするユーザに適切に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理装置が実行する処理の概念図。
実施形態に係る情報処理装置が有する構成要素を説明する図。
実施形態に係る情報処理装置の制御部が実行する処理のフローチャート。
実施形態に係る情報処理装置の制御部が、第2データを解析することで、第1車両が第1データを保有していることを推定する処理のフローチャート。
実施形態に係る情報処理装置の制御部が、ユーザへの問い合わせを行うことで、第1車両が第1データを保有していることを推定する処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
車両に搭載されたセンサが収集した各種データに対して適切な処理を行った上で、当該データを他の事業者等に提供する装置が知られている。
車両から収集したデータを利用することで、様々なサービスを提供することが可能になる。
【0010】
また、データを利用する事業者等(以下、ユーザと称する)の求めに応じて、特定のデータを有する車両を特定したいというニーズがある。
例えば、捜査機関が、捜査等に活用するために、車両に搭載されたドライブレコーダ等によって、特定の場所で撮影された画像データを閲覧したいというニーズがある。
(【0011】以降は省略されています)

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