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公開番号2025004316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023103918
出願日2023-06-26
発明の名称ベルト搬送装置および画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類G03G 15/16 20060101AFI20250107BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】モータの振動がローラに伝達し、ベルトが振動することを抑制する。
【解決手段】無端状のベルト部材を張架する第1ローラと、ベルト部材を張架する第2ローラと、第1ローラを支持するフレーム部材と、第2ローラの一方の端部を支持する第1ステアリング部材であって、フレーム部材に揺動可能に支持された第1ステアリング部材と、第2ローラの他方の端部を支持する第2ステアリング部材であって、フレーム部材に支持された第2ステアリング部材と、フレーム部材に設けられ、第1ステアリング部材に連結し、第1ステアリング部材を揺動させるステアリング駆動部と、を備え、ステアリング駆動部により第1ステアリング部材を揺動させることで第2ローラの軸方向の傾きを制御して、ベルト部材の回転方向に交差する幅方向への移動を補正するベルト搬送装置であって、第1ステアリング部材とステアリング駆動部との連結部に防振部材を設けた。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
無端状のベルト部材を張架する第1ローラと、
前記ベルト部材を張架する第2ローラと、
前記第1ローラを支持するフレーム部材と、
前記第2ローラの一方の端部を支持する第1ステアリング部材であって、前記フレーム部材に揺動可能に支持された第1ステアリング部材と、
前記第2ローラの他方の端部を支持する第2ステアリング部材であって、前記フレーム部材に支持された第2ステアリング部材と、
前記フレーム部材に設けられ、前記第1ステアリング部材に連結し、前記第1ステアリング部材を揺動させるステアリング駆動部と、を備え、
前記ステアリング駆動部により前記第1ステアリング部材を揺動させることで前記第2ローラの軸方向の傾きを制御して、前記ベルト部材の回転方向に交差する幅方向への移動を補正するベルト搬送装置であって、
前記第1ステアリング部材と前記ステアリング駆動部との連結部に防振部材を設けた、ことを特徴とするベルト搬送装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記第1ステアリング部材は、前記ステアリング駆動部との連結部として、前記ステアリング駆動部に当接する当接部材を有し、前記当接部材に前記防振部材を設けた、ことを特徴とする請求項1に記載のベルト搬送装置。
【請求項3】
前記当接部材は、支持部に支持された回転部材であり、前記回転部材の外周に前記防振部材を設け、前記ステアリング駆動部が前記防振部材を介して前記回転部材に当接する、ことを特徴とする請求項2に記載のベルト搬送装置。
【請求項4】
前記当接部材は、支持部に支持された回転部材であり、前記支持部と前記回転部材との間に前記防振部材を設け、前記ステアリング駆動部に当接する前記回転部材が前記防振部材を介して前記支持部に支持される、ことを特徴とする請求項2に記載のベルト搬送装置。
【請求項5】
前記ステアリング駆動部は、前記第1ステアリング部材との連結部として、前記第1ステアリング部材に当接する当接部材を有し、前記当接部材に前記防振部材を設けた、ことを特徴とする請求項1に記載のベルト搬送装置。
【請求項6】
前記当接部材は、駆動源に連結され、前記駆動源に回転駆動されるカムであり、前記カムの外周に前記防振部材を設け、前記第1ステアリング部材が前記防振部材を介して前記カムに当接する、ことを特徴とする請求項5に記載のベルト搬送装置。
【請求項7】
前記当接部材は、駆動源に連結され、支持部に支持されたカムであり、前記支持部と前記カムとの間に前記防振部材を設け、前記第1ステアリング部材に当接する前記カムが前記防振部材を介して前記支持部に支持される、ことを特徴とする請求項6に記載のベルト搬送装置。
【請求項8】
前記防振部材は、振動減衰特性を有する防振ゴムである、ことを特徴とする請求項1に記載のベルト搬送装置。
【請求項9】
前記無端状のベルト部材は、トナー像を担持する中間転写ベルトである、ことを特徴とする請求項1に記載のベルト搬送装置。
【請求項10】
前記第1ローラは、前記ベルト部材を張架し、前記ベルト部材を回転駆動する駆動ローラである、ことを特徴とする請求項1に記載のベルト搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無端状のベルト部材の回転方向に交差する幅方向への移動を補正するベルト搬送装置および当該ベルト駆動装置を有する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
像担持体から中間転写ベルトに一次転写したトナー像を中間転写ベルトから記録材へ二次転写する画像形成装置が実用化されている。中間転写ベルトは、複数のローラに張架されて回転駆動されるが、ベルトの回転過程において、ベルトがその幅方向の一端側または他端側に寄り移動(以下、蛇行と記す)する現象が発生する傾向がある。ベルトの蛇行によって、ベルトを張架しているローラからベルトが脱落したり、ベルトの端部が破損したりしてしまう恐れがある。
【0003】
そこで、ベルトの幅方向のエッジ位置を検出するエッジセンサの検出結果に基づいて、ベルトを支持するステアリングローラの傾き動作を制御して、ベルトの蛇行を補正する技術が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-034031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、ステアリングローラの傾き動作を制御するために、ステアリングモータと連結した偏心カムを介して、ステアリングローラを保持する揺動アームを傾き制御する構成が開示されている。
【0006】
ステアリングモータには、その回転角度を高精度に制御可能なステッピングモータが用いられる。しかし、ステッピングモータのステップ駆動による連続回転時に発生する回転子の固有振動は低速域共振の原因となり、その振動が問題となることがある。すなわち、画像形成装置においては、ステッピングモータの振動が揺動アームを介してステアリングローラに伝達し、中間転写ベルトが振動することで画像形成部で固有振動周期のピッチムラ画像(以下、バンディングと記す)が発生してしまう恐れがあった。
【0007】
そこで本発明の目的は、モータの振動がローラに伝達し、ベルトが振動することを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、無端状のベルト部材を張架する第1ローラと、前記ベルト部材を張架する第2ローラと、前記第1ローラを支持するフレーム部材と、前記第2ローラの一方の端部を支持する第1ステアリング部材であって、前記フレーム部材に揺動可能に支持された第1ステアリング部材と、前記第2ローラの他方の端部を支持する第2ステアリング部材であって、前記フレーム部材に支持された第2ステアリング部材と、前記フレーム部材に設けられ、前記第1ステアリング部材に連結し、前記第1ステアリング部材を揺動させるステアリング駆動部と、を備え、前記ステアリング駆動部により前記第1ステアリング部材を揺動させることで前記第2ローラの軸方向の傾きを制御して、前記ベルト部材の回転方向に交差する幅方向への移動を補正するベルト搬送装置であって、前記第1ステアリング部材と前記ステアリング駆動部との連結部に防振部材を設けた、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、防振部材によりステアリング駆動部の振動が第1ステアリング部材に伝達することを抑制できる。これにより、ステアリング駆動部の振動がベルト部材を張架するローラに伝達し、ベルト部材が振動することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の概略断面図
中間転写ベルトを含むベルト搬送装置のステアリング部の詳細構成を示す図
(a)、(b)中間転写ベルトの蛇行補正の原理を説明するための図
(a)、(b)中間転写ベルトの蛇行補正の原理を説明するための図
(a)、(b)中間転写ベルトの蛇行補正の原理を説明するための図
画像制御の制御ブロック図
中間転写ベルトを含むベルト搬送装置のステアリング部の詳細構成を示す図
実施例1におけるステアリング部の詳細構成を示す図
実施例2におけるステアリング部の詳細構成を示す図
実施例3におけるステアリング部の詳細構成を示す図
実施例4におけるステアリング部の詳細構成を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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