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公開番号2025004297
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023103886
出願日2023-06-26
発明の名称表示装置及び電子楽器
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類F21S 2/00 20160101AFI20250107BHJP(照明)
要約【課題】良好な表示が可能な表示装置、及びそのような表示装置を備える電子楽器を提供する。
【解決手段】表示部材40は、発光素子であるLED72と、LED72からの光が入射される入射面64b1と、LED72からの光を出射する出射面64a1と、入射面64b1及び出射面64a1の間に位置する上面64c及び下面64dと、を含む導光部材60と、上面64c及び下面64dの少なくとも一部に対向する内壁面58a3及び内壁面58a4と、出射面64a1側に配置され、上面64c及び下面64dから離れる方向に向けて内壁面58a3及び内壁面58a4から連なる傾斜面50Cと、を有する遮光ケース50と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、
前記光源からの光が入射される入射面と、前記光源からの光を出射する出射面と、前記入射面及び前記出射面の間に位置する中間面と、を含む導光部材と、
前記中間面の少なくとも一部に対向する内壁面と、前記出射面側に配置され、前記中間面から離れる方向に向けて前記内壁面から連なる連なり面と、を有する遮光部材と、
を備える表示装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記連なり面は、前記中間面から離れるように前記内壁面に対して傾斜している傾斜面、又は前記中間面から離れる方向に向けて凹円弧状とされた湾曲面である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記連なり面は、前記傾斜面であり、
前記遮光部材は、前記傾斜面の裏側に位置する裏面部を有し、
前記裏面部は、前記傾斜面に対して平行である、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記遮光部材は、前記出射面を露出する出射開口部が設けられた前面部を有し、
前記連なり面は、前記出射開口部の一部として機能する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記出射面から出射される光を拡散する拡散シートを備え、
前記前面部は、前記拡散シートが取り付けられる取り付け領域を含み、
前記連なり面は、前記前面部のうち前記取り付け領域に重ならない位置に配置されている、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記光源は、複数の発光素子を有し、
前記複数の発光素子が第1方向に並列するように設けられた基板を備え、
前記導光部材の前記入射面と前記出射面、及び前記遮光部材の前記出射開口部は、前記第1方向を長辺方向とする略長方形状に設けられ、
前記連なり面は、前記出射開口部の開口端のうち前記第1方向と略直交する第2方向の両側に夫々配置されている、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項7】
前記導光部材の中間面は、前記出射面よりも平滑な平滑面である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
演奏に関する情報を表示するための請求項1~7のいずれか1項に記載の表示装置を備える電子楽器。
【請求項9】
前記表示装置を前記電子楽器の筐体に取り付けるための板金部材と、
前記表示装置と前記板金部材との間に挟み込まれる絶縁シートと、
を備える請求項8に記載の電子楽器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置及び電子楽器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、入射面に入射された光源からの光を導光し、入射面とは反対側の出射面から出射させる導光部材を備える表示装置が知られている。例えば特許文献1には、複数の光源である複数のLEDと、複数のLEDからの光を導光する導光部材と、を備える表示装置としてのLED表示器が開示されている。このLED表示器では、導光部材の各LEDと対向する端面に受光面(入射面)が設けられ、導光部材の受光面とは反対側の端面に受光面と平行な表示面(出射面)が設けられている。LED表示器の外周縁は、表示パネル(ケース部材)によって覆われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-127909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されるような表示装置では、光源からの光が拡散することによって所望の表示をすることが容易でないことがある。
【0005】
本発明は、良好な表示が可能な表示装置、及びそのような表示装置を備える電子楽器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の表示装置は、光源と、前記光源からの光が入射される入射面と、前記光源からの光を出射する出射面と、前記入射面及び前記出射面の間に位置する中間面と、を含む導光部材と、前記中間面の少なくとも一部に対向する内壁面と、前記出射面側に配置され、前記中間面から離れる方向に向けて前記内壁面から連なる連なり面と、を有する遮光部材と、を備える。
【0007】
本発明の電子楽器は、演奏に関する情報を表示するための上記の表示装置を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、良好な表示が可能な表示装置、及びそのような表示装置を備える電子楽器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る電子鍵盤楽器を前方側から見た全体斜視図である。
実施形態に係る電子鍵盤楽器の本体部を前方側から見た斜視図である。
実施形態に係る表示装置、絶縁シート、及び板金部材の分解斜視図である。
実施形態に係る表示装置の遮光ケースを前方側から見た斜視図である。
実施形態に係る表示装置の遮光ケースを後方側から見た斜視図である。
実施形態に係る表示装置の導光部材を前方側から見た斜視図である。
実施形態に係る表示装置の遮光ケース及び導光部材及びLED基板と、絶縁シート、板金部材の正面図である。
実施形態に係る表示装置の遮光ケース及び導光部材及びLED基板と、絶縁シート、板金部材の縦断面図であって、図7におけるVIII-VIII断面の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1に示す電子鍵盤楽器(電子楽器)1は、本体部10と、脚部100とを備えている。図1に示すように、本体部10は、白鍵22W及び黒鍵22Bからなる複数の鍵22を有し、鍵22の押鍵部分が露出するように配置された鍵盤20と、鍵盤20を囲んで保持する本体ケース(筐体)30とを備えている。脚部100は、一対の側板部材110と、ペダルフレーム120と、ペダル装置130とを備えている。なお、以下では、鍵盤20の複数の鍵22の配列方向を左右方向(図1の左側を左方向とする)とし、各鍵22の延在方向を前後方向(図1の手前側を前方向とし、奥側を後方向とする)とし、電子鍵盤楽器1の上下方向を上下方向(図1の上側を上方向とし、下側を下方向とする)として説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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