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公開番号2025004251
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-14
出願番号2024181255,2020102703
出願日2024-10-16,2020-06-12
発明の名称カートリッジユニット
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G03G 21/18 20060101AFI20250106BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】カートリッジに対するカバー部材の着脱の作業性を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジBを保護するためのカートリッジ保護組立体であって、回転体62と、回転体62を回転可能に支持する枠体71、73であって回転体62の外周面の一部を露出させる開口71aが形成され被係合部を有する枠体71、73と、を備えるカートリッジBと、被係合部に係合する係合部を有し、開口71aの少なくとも一部を覆う、枠体71、73に着脱可能なカバー部材1001と、を備えるカートリッジ保護組立体において、カバー部材1001は、少なくとも係合部を含む部分における透光率が40%以上であることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジを保護するためのカートリッジ保護組立体であって、
回転体と、前記回転体を回転可能に支持する枠体であって前記回転体の外周面の一部を露出させる開口が形成され被係合部を有する枠体と、を備えるカートリッジと、
前記被係合部に係合する係合部を有し、前記開口の少なくとも一部を覆う、前記枠体に着脱可能なカバー部材と、
を備えるカートリッジ保護組立体において、
前記カバー部材は、少なくとも前記係合部を含む部分における透光率が40%以上であることを特徴とするカートリッジ保護組立体。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記被係合部は、前記回転体の軸線方向における前記枠体の端部に設けられており、
前記カバー部材は、前記枠体の前記端部の外形に対応した凹状部であって、前記端部に対して、軸線方向に対向する第1の壁部と、前記軸線方向と直交する方向に対向する第2の壁部と、を含む凹状部を有し、
前記係合部は、前記凹状部の内側に配置され、
前記第1の壁部と前記第2の壁部の透光率は、40%以上であることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ保護組立体。
【請求項3】
前記係合部は、前記軸線方向に見たときに前記第1の壁部に隠れ、前記軸線方向と直交する方向において前記被係合部とは反対側から見たときに前記第2の壁部に隠れる位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ保護組立体。
【請求項4】
前記枠体は、前記画像形成装置本体に対する前記カートリッジの位置を決めるための被位置決め部を有し、
前記被位置決め部は、前記軸線方向に延びる円筒形状を有し、その外周面に前記被係合部を含み、その先端の少なくとも一部と前記被係合部が、前記軸線方向に見たときに前記第1の壁部に隠れることを特徴とする請求項3に記載のカートリッジ保護組立体。
【請求項5】
前記カバー部材は、前記軸線方向と直交する方向に延びる係止腕と、前記係止腕の先端に設けられ、前記軸線方向と直交する方向に突出した凸形状を有する係止部と、を有し、
前記枠体は、前記被位置決め部の前記外周面における前記被係合部の裏側に設けられ、前記係止部が係止する被係止部を有し、
前記係止部と前記被係止部は、前記軸線方向と直交する方向に見たときに、前記係止腕に隠れた位置となる角度を有し、
前記係止腕と前記係止部の透光率は、40%以上であることを特徴とする請求項4に記載のカートリッジ保護組立体。
【請求項6】
前記カバー部材は、前記回転体の軸線方向と直交する方向に延びる係止腕と、前記係止腕の先端に設けられ、前記軸線方向に突出した凸形状を有する係止部と、を有し、
前記枠体は、前記軸線方向に凹んだ凹形状を有し、前記係止部が係止する被係止部を有し、
前記係止部と前記被係止部は、前記軸線方向に見たときに、前記係止腕に隠れた位置にあり、
前記係止腕と前記係止部の透光率は、40%以上であることを特徴とする請求項2~4のいずれか1項に記載のカートリッジ保護組立体。
【請求項7】
カートリッジは、
前記回転体としての第1の回転体と、前記第1の回転体を回転可能に支持する前記枠
体としての第1の枠体と、を有する第1のユニットと、
第2の回転体と、前記第2の回転体を回転可能に支持する第2の枠体と、を有する第2のユニットと、
を備え、
前記カバー部材は、前記第1のユニットと前記第2のユニットの間に差し込まれるスペーサ部を有し、
前記スペーサ部は、前記第1のユニットとの当接部が、前記軸線方向に見たときに前記第1の壁部に隠れ、前記軸線方向と直交する方向に見たときに、前記第2の壁部に隠れた位置となる角度を有することを特徴とする請求項2~6のいずれか1項に記載のカートリッジ保護組立体。
【請求項8】
前記第1の回転体は、感光体ドラムであり、
前記第2の回転体は、現像ローラであることを特徴とする請求項7に記載のカートリッジ保護組立体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に着脱可能なカートリッジの保護組立体に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、プロセスカートリッジ方式の装置構成が知られている。すなわち、トナー補給やメンテナンスを容易にするために、感光体、帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとしたものが実用化されている。
【0003】
プロセスカートリッジのクリーニング枠体には、感光体が回転可能に支持されており、感光体の表面の一部が枠体の開口から露出した構成となる。そのためユーザが感光体の表面に接触する可能性がある。ユーザが感光体の表面に接触すると、手脂等が感光体の表面に付着し、画像弊害が発生するおそれがある。ユーザの感光体の表面への接触を防止するために感光体の表面をカバー部材により覆う場合がある。カバー部材は、防塵及びユーザの接触を防止する役割を持つ。
【0004】
またジャム処理等のメンテナンスをする際、一度本体に装着したカートリッジを抜いて、本体外で一時保管する場合がある。その際、ユーザがカバー部材を再度付け直す可能性が挙げられる。この場合も前述と同様に、感光体の表面をカバー部材により覆うことで、防塵及びユーザの接触を防止することができる。ユーザが誤って感光体の表面に接触するリスクを更に低減するために、特許文献1では、カバー部材と、カバー部材に取り付けられたシート部材が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-207731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載のカバー部材は、一度外した後に再度カートリッジに付け直すことができる。
【0007】
本発明の目的は、カートリッジに対するカバー部材の着脱の作業性を向上させることができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明のカートリッジ保護組立体は、
画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジを保護するためのカートリッジ保護組立体であって、
回転体と、前記回転体を回転可能に支持する枠体であって前記回転体の外周面の一部を露出させる開口が形成され被係合部を有する枠体と、を備えるカートリッジと、
前記被係合部に係合する係合部を有し、前記開口の少なくとも一部を覆う、前記枠体に着脱可能なカバー部材と、
を備えるカートリッジ保護組立体において、
前記カバー部材は、少なくとも前記係合部を含む部分における透光率が40%以上であ
ることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、カートリッジに対するカバー部材の着脱の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例1に係るカートリッジ保護組立体の斜視図
本発明の実施例1に係る画像形成装置の断面図
本発明の実施例1に係るカートリッジの断面図
本発明の実施例1に係るカートリッジの分解斜視図
本発明の実施例1に係るカートリッジの分解斜視図
本発明の実施例1に係る画像形成装置の断面図
本発明の実施例1に係る画像形成装置の断面図
本発明の実施例1に係る画像形成装置の斜視図と部分斜視図
本発明の実施例1に係るカートリッジとカバー部材の斜視図
本発明の実施例1に係るカートリッジの正面図
本発明の実施例1に係るカートリッジの側面図
本発明の実施例1に係るカートリッジの側面図と部分断面図
透光率測定方法
カバー部材の色と厚みと透光率の関係
本発明の実施例2に係るカートリッジの正面図
本発明の実施例2に係るカートリッジの部分断面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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