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公開番号2025003359
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024093608
出願日2024-06-10
発明の名称定着装置及び画像形成装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20241226BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】加圧領域からの用紙の排出側において、アクチュエータの位置の変動を抑制できる定着装置を提供する。
【解決手段】定着装置は、熱源によって加熱される定着部材と、前記定着部材との間に、トナー像が転写された用紙を加熱及び加圧する加圧領域を形成する加圧部材と、前記加圧領域を通過した用紙を搬送する排出ローラー対と、前記加圧領域を通過した用紙を前記排出ローラー対に案内する排出ガイド27と、前記排出ガイド27に回転可能かつ軸方向に移動可能に支持された回転軸103と、前記回転軸103から径方向に延びる検知片105と、を備え、前記加圧領域を通過した用紙が前記検知片105に当接して前記回転軸103を中心として回動することで用紙を検知するアクチュエータ101と、を備え、前記排出ガイド27は、前記検知片105を収容して前記検知片105の用紙の幅方向への移動を規制するスリット93を有する。
【選択図】図7

特許請求の範囲【請求項1】
熱源によって加熱される定着部材と、
前記定着部材との間に、トナー像が転写された用紙を加熱及び加圧する加圧領域を形成する加圧部材と、
前記加圧領域を通過した用紙を搬送する排出ローラー対と、
前記加圧領域を通過した用紙を前記排出ローラー対に案内する排出ガイドと、
前記排出ガイドに回転可能かつ軸方向に移動可能に支持された回転軸と、前記回転軸から径方向に延びる検知片と、を備え、前記加圧領域を通過した用紙が前記検知片に当接して前記回転軸を中心として回動することで用紙を検知するアクチュエータと、を備え、
前記排出ガイドは、前記検知片を収容して前記検知片の用紙の幅方向への移動を規制するスリットを有することを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記排出ガイドよりも前記加圧領域から遠い側に配置されて、前記排出ローラー対の一方の排出ローラーを回転可能に支持すると共に該一方の排出ローラーが他方の排出ローラーから離間する方向に回動可能な支持部材を更に有し、
前記排出ガイドは、前記他方の排出ローラーとの間に指を挿入不可能な隙間を形成するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記熱源は面状ヒーターであることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項4】
前記幅方向における前記スリットと前記検知片との間隔が1mmであることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
用紙の幅方向に対向する一対の側板と、前記一対の側板間に設けられた梁部材と、を有し、前記定着部材及び前記加圧部材が支持されるハウジングを更に備え、
前記排出ガイドは、用紙の幅方向に沿って互いに反対の方向に突出する一対のボスを有し、
前記排出ガイドは前記梁部材にビス締結されていると共に前記一対のボスが前記一対の側板に形成された貫通孔に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項6】
用紙にトナー像を転写する画像形成部と、
前記画像形成部で転写されたトナー像を用紙に定着する請求項1に記載の定着装置と、
開閉可能に設けられ、開かれることで前記加圧領域からの用紙の排出側で前記定着装置を露出させるカバーと、を備え、
前記カバーを開いた状態でも通電可能であることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙にトナー像を定着する定着装置及びこの定着装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
定着装置における定着部材の加熱方式の一つとして、セラミック基板上に抵抗発熱体を形成した加熱体(面状ヒーター)を用いて加圧領域のみを加熱する方式が知られている。この方式は、昇温性が高く、また必要な部分のみを加熱することから、省エネルギー性に優れている。この方式では、定着部材の昇温性が高いため、安全上、ユーザーが定着部材に触れないようにする対策が必要である。
【0003】
特許文献1に記載の画像形成装置は、熱源を覆う閉位置と熱源を露出させる開位置とに移動可能な定着シャッタを備えている。定着シャッタは、加圧領域への用紙の進入側に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-101165号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記特許文献1に記載された画像形成装置では、加圧領域からの用紙の排出側にはシャッタは備えられていない。加圧領域で紙詰まりが生じた際には、排出側から詰まった用紙を取り出す場合が多い。このため、排出側においても、ヒーターや定着部材を露出させなくする必要がある。
【0006】
また、加圧領域からの用紙の排出側には、用紙を排出ローラー対に案内する排出ガイドが設けられる場合がある。排出ガイドには、加圧領域を通過した用紙を検知するアクチュエータが備えられる場合がある。このような場合、加圧領域での紙詰まりの処理時に、排出側から詰まった用紙を取り出す際、用紙がアクチュエータに当たって、アクチュエータの位置が変動することがある。すると、アクチュエータによって用紙を正確に検知できなくなる。
【0007】
本発明は上記事情を考慮し、アクチュエータの位置の変動を抑制できると共に、加圧領域からの用紙の排出側において、ユーザーがヒーター及び定着部材に接触できないように構成された定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の定着装置は、熱源によって加熱される定着部材と、前記定着部材との間に、トナー像が転写された用紙を加熱及び加圧する加圧領域を形成する加圧部材と、前記加圧領域を通過した用紙を搬送する排出ローラー対と、前記加圧領域を通過した用紙を前記排出ローラー対に案内する排出ガイドと、前記排出ガイドに回転可能かつ軸方向に移動可能に支持された回転軸と、前記回転軸から径方向に延びる検知片と、を備え、前記加圧領域を通過した用紙が前記検知片に当接して前記回転軸を中心として回動することで用紙を検知するアクチュエータと、を備え、前記排出ガイドは、前記検知片を収容して前記検知片の用紙の幅方向への移動を規制するスリットを有することを特徴とする。
【0009】
本発明において、前記排出ガイドよりも前記加圧領域から遠い側に配置されて、前記排出ローラー対の一方の排出ローラーを回転可能に支持すると共に該一方の排出ローラーが他方の排出ローラーから離間する方向に回動可能な支持部材を更に有し、前記排出ガイドは、前記他方の排出ローラーとの間に指を挿入不可能な隙間を形成するように設けられていることを特徴としてもよい。
【0010】
本発明において、前記熱源は面状ヒーターであることを特徴としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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