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公開番号
2025002843
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103210
出願日
2023-06-23
発明の名称
車載機器制御装置および車両用冷凍サイクル装置
出願人
個人
代理人
弁理士法人かいせい特許事務所
主分類
F02D
29/02 20060101AFI20241226BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】エンジン負荷制御を終了するときにガソリンエンジンの作動が不安定になることを抑制する。
【解決手段】ガソリンエンジン2の吸気の負圧を利用するブレーキブースタによって操作力が軽減されるブレーキペダルが踏まれており、かつ負圧が所定値よりも小さい場合、ガソリンエンジン2に負荷をかける車載機器4、21を停止させるエンジン負荷制御を行う制御部40を備え、制御部40は、エンジン負荷制御を終了する場合、ガソリンエンジン2のアイドル回転数を上昇させてから車載機器4、21を稼動させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ガソリンエンジン(2)の吸気の負圧を利用するブレーキブースタによって操作力が軽減されるブレーキペダルが踏まれており、かつ前記負圧が所定値よりも小さい場合、前記ガソリンエンジン(2)に負荷をかける車載機器(4、21)を停止させるエンジン負荷制御を行う制御部(40)を備え、
前記制御部(40)は、前記エンジン負荷制御を終了する場合、前記ガソリンエンジン(2)のアイドル回転数を上昇させてから前記車載機器(4、21)を稼動させる車載機器制御装置。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
ガソリンエンジン(2)によって駆動され、冷媒を吸入して圧縮し吐出する圧縮機(21)と、
前記圧縮機(21)から吐出された前記冷媒を放熱させる放熱器(22)と、
前記放熱器(22)で放熱された前記冷媒を減圧させる減圧部(23)と、
前記減圧部(23)で減圧された前記冷媒を蒸発させる蒸発器(123)と、
ガソリンエンジン(2)の吸気の負圧を利用するブレーキブースタによって操作力が軽減されるブレーキペダルが踏まれており、かつ前記負圧が所定値よりも小さい場合、前記圧縮機(21)を停止させるエンジン負荷制御を行う制御部(40)を備え、
前記制御部(40)は、前記エンジン負荷制御を終了する場合、前記ガソリンエンジン(2)のアイドル回転数を上昇させてから前記圧縮機(21)を稼動させる車両用冷凍サイクル装置。
【請求項3】
前記圧縮機(21)の吸入側と吐出側とを連通させて均圧化させる均圧部(28)と、
前記均圧部(28)を開閉する均圧弁(26)とを備え、
前記制御部(40)は、前記圧縮機(21)が停止した場合、前記圧縮機(21)の吸入側と吐出側とが連通するように前記均圧弁(26)を開弁させる均圧制御を行う請求項2に記載の車両用冷凍サイクル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガソリンエンジンで走行する車両に搭載された車載機器を制御する車載機器制御装置、およびガソリンエンジンで走行する車両に用いられる冷凍サイクル装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ガソリンエンジンで走行する車両に搭載されたブレーキブースタは、ガソリンエンジンの吸気系に生ずる負圧をブレーキ負圧として蓄圧して、そのブレーキ負圧によって駆動されることで運転手のブレーキペダル操作力を軽減する。
【0003】
ここで、車両のガソリンエンジンには走行負荷のみならず、オートマチックトランスミッション、圧縮機、オルタネータ等の車載機器の負荷がかかる。ガソリンエンジンがアイドリング状態であるときにこれらの負荷が大きくなると、ガソリンエンジンの回転数を維持するようにスロットルバルブが開く方向にアイドルスピードコントロールが働くため、吸気の負圧が小さくなり、ブレーキ負圧も小さくなる。
【0004】
特に、冷凍車のように、車室空調用冷凍サイクル装置と荷室空調用冷凍サイクル装置という2つの冷凍サイクル装置を有する車両では、車室空調用冷凍サイクル装置の圧縮機と荷室空調用冷凍サイクル装置の圧縮機という2つの圧縮機があるので、ガソリンエンジンの負荷が大きくなりやすい。そのため、吸気の負圧が小さくなりやすく、ブレーキ負圧も小さくなりやすい。
【0005】
この点、特許文献1に記載の車載機器制御装置は、ブレーキペダルが踏まれており、かつブレーキ負圧が所定値よりも小さい場合、ガソリンエンジンに負荷をかける車載機器を停止させるエンジン負荷制御を行うようになっている。
【0006】
車載機器を停止させることで車両エンジンの負荷を低減させるので、ガソリンエンジンの吸入空気量が減少してスロットルバルブが閉じ側へ制御される。これにより、吸気の負圧が大きくなり、ブレーキブースタを駆動するのに必要なブレーキ負圧が確保される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023-71628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記従来技術では、エンジン負荷制御を終了する場合、すなわち車載機器を再稼動させる場合、アイドリング状態のガソリンエンジンの負荷が大きくなるので、ガソリンエンジンのアイドル回転数が低下して作動が不安定になってしまう。
【0009】
本発明は上記点に鑑みて、エンジン負荷制御を終了するときにガソリンエンジンの作動が不安定になることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、請求項1に車載機器制御装置は、
ガソリンエンジン(2)の吸気の負圧を利用するブレーキブースタによって操作力が軽減されるブレーキペダルが踏まれており、かつ負圧が所定値よりも小さい場合、ガソリンエンジン(2)に負荷をかける車載機器(4、21)を停止させるエンジン負荷制御を行う制御部(40)を備え、
制御部(40)は、エンジン負荷制御を終了する場合、ガソリンエンジン(2)のアイドル回転数を上昇させてから車載機器(4、21)を稼動させる。
(【0011】以降は省略されています)
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