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公開番号2025002540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102782
出願日2023-06-22
発明の名称サーバ、推定方法、およびシステム
出願人日本電気株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H04B 17/309 20150101AFI20241226BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザの要望に応じて、通信状況を推定する技術を提供する。
【解決手段】サーバ(1)は、基地局からの電波を受信可能な範囲を複数のメッシュに分割するメッシュ分割部(11)と、要求計算条件に基づいて、基地局からの電波を受信可能な範囲を、各グループが1または複数のメッシュからなる複数のグループに分割するグループ分割部(12)と、複数のグループのそれぞれについて、各グループに含まれる端末群の通信状況を推定する推定部(13)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基地局からの電波を受信可能な範囲の各地点における受信電力に関する指標に基づいて、前記範囲を複数のメッシュに分割するメッシュ分割手段と、
要求計算条件に基づいて、前記範囲を、各グループが1または複数の前記メッシュからなる複数のグループに分割するグループ分割手段と、
前記複数のグループのそれぞれについて、各グループに含まれる一つの端末の通信状況を推定し、当該推定結果に基づいて、各グループに含まれる端末群の通信状況を推定する推定手段と、
を備えるサーバ。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
隣接する第1のグループおよび第2のグループについて、
前記第1のグループに含まれる1つの端末の受信電力が、前記第2のグループに含まれる1つの端末の受信電力より高く、かつ、
前記第1のグループの範囲の大きさが、前記第2のグループの範囲の大きさに対して所定の割合以下の場合、
前記グループ分割手段は、前記第1のグループを、前記第2のグループに含める、
請求項1に記載のサーバ。
【請求項3】
前記グループ分割手段は、前記要求計算条件に基づき、MCS(Modulation and Coding Scheme)の値が変化する前記指標の値を閾値として、前記範囲を、各グループが1または複数の前記メッシュからなる複数のグループに分割する、
請求項1または2に記載のサーバ。
【請求項4】
前記基地局が複数の方向のうち、何れの方向に電波を放射するかを、前記推定手段による推定結果に基づいて決定する決定手段をさらに備え、
前記メッシュ分割手段は、前記複数の方向のそれぞれについて、前記範囲を複数のメッシュに分割し、
前記グループ分割手段は、前記複数の方向のそれぞれについて、前記範囲を、各グループが1または複数の前記メッシュからなる複数のグループに分割し、
前記推定手段は、前記複数の方向のそれぞれについて、各グループに含まれる端末群の通信状況を推定する、
請求項1または2に記載のサーバ。
【請求項5】
前記決定手段は、複数の基地局から電波を受信可能なメッシュについて、前記複数の基地局の数および当該メッシュ内の特性の少なくとも何れかに基づいて、当該メッシュに、前記複数の基地局の何れが電波を放射するかを決定する、
請求項4に記載のサーバ。
【請求項6】
前記メッシュ分割手段は、
受信電力に関する複数の指標のそれぞれの値に基づいて、指標毎に前記範囲を複数のメッシュに仮分割し、
仮分割後の前記複数のメッシュのそれぞれについて、前記複数の指標のそれぞれの値に基づく受信電力の推定値に基づいて、前記範囲を複数のメッシュに分割する、
請求項1または2に記載のサーバ。
【請求項7】
前記メッシュ分割手段は、
前記複数の指標として、送信EIRP(Equivalent Isotropic Tadiation Power)、損失、および受信アンテナ利得を用い、
前記指標の中央値または最悪値を用いて、前記受信電力の推定値を算出する、
請求項6に記載のサーバ。
【請求項8】
前記メッシュ分割手段は、複数の基地局のそれぞれについて、前記範囲を複数のメッシュに分割し、
前記グループ分割手段は、前記複数の基地局のそれぞれについて、前記範囲を、各グループが1または複数の前記メッシュからなる複数のグループに分割し、
前記推定手段は、前記複数の基地局のそれぞれについて、各グループに含まれる端末群の通信状況を推定する、
請求項1または2に記載のサーバ。
【請求項9】
サーバが、
基地局からの電波を受信可能な範囲の各地点における受信電力に関する指標に基づいて、前記範囲を複数のメッシュに分割することと、
要求計算条件に基づいて、前記範囲を、各グループが1または複数の前記メッシュからなる複数のグループに分割することと、
前記複数のグループのそれぞれについて、各グループに含まれる一つの端末の通信状況を推定し、当該推定結果に基づいて、各グループに含まれる端末群の通信状況を推定することと、
を含む推定方法。
【請求項10】
基地局からの電波を受信可能な範囲の各地点における受信電力に関する指標に基づいて、前記範囲を複数のメッシュに分割するメッシュ分割手段と、
要求計算条件に基づいて、前記範囲を、各グループが1または複数の前記メッシュからなる複数のグループに分割するグループ分割手段と、
前記複数のグループのそれぞれについて、各グループに含まれる一つの端末の通信状況を推定し、当該推定結果に基づいて、各グループに含まれる端末群の通信状況を推定する推定手段と、
を備えるシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信状況を推定するサーバ、推定方法、およびシステムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ネットワークの通信状況を推定する技術が知られている。
【0003】
特許文献1には、ネットワークエレメントの集合であるネットワーク領域にわたるネットワークリソースの分布を含む結合性を予測するモデルを生成するステップを含む方法が開示されている。当該方法では、生成したモデルを用いてネットワークをシミュレートし、ネットワークトラフィックを評価する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-278176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ネットワークの通信状況の推定では、通常、通信状況を推定する領域が狭く設定された場合、シミュレーションの精度は上がるが、シミュレーションに時間が掛かってしまう。一方で、通信状況を推定する領域が狭く設定された場合、シミュレーションに掛かる時間は短縮されるが、シミュレーションの精度が低くなってしまう。そのため、ユーザがシミュレーションにどれだけ時間を掛けるか、シミュレーションの精度をどの程度にするのか、選択できることが好ましい。しかしながら、特許文献1に記載の方法では、予めネットワーク領域を設定する必要があるため、ユーザの要望に応じてネットワーク領域を設定できない。そのため、特許文献1に記載の方法では、ユーザの要望に応じた通信状況の推定をすることができないという問題がある。
【0006】
本開示の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、ユーザの要望に応じた通信状況の推定をすることができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るサーバは、基地局からの電波を受信可能な範囲の各地点における受信電力に関する指標に基づいて、前記範囲を複数のメッシュに分割するメッシュ分割手段と、要求計算条件に基づいて、前記範囲を、各グループが1または複数の前記メッシュからなる複数のグループに分割するグループ分割手段と、前記複数のグループのそれぞれについて、各グループに含まれる一つの端末の通信状況を推定し、当該推定結果に基づいて、各グループに含まれる端末群の通信状況を推定する推定手段と、を備える。
【0008】
本開示の一態様に係る推定方法は、サーバが、基地局からの電波を受信可能な範囲の各地点における受信電力に関する指標に基づいて、前記範囲を複数のメッシュに分割することと、要求計算条件に基づいて、前記範囲を、各グループが1または複数の前記メッシュからなる複数のグループに分割することと、前記複数のグループのそれぞれについて、各グループに含まれる一つの端末の通信状況を推定し、当該推定結果に基づいて、各グループに含まれる端末群の通信状況を推定することと、を含む。
【0009】
本開示の一態様に係るシステムは、基地局からの電波を受信可能な範囲の各地点における受信電力に関する指標に基づいて、前記範囲を複数のメッシュに分割するメッシュ分割手段と、要求計算条件に基づいて、前記範囲を、各グループが1または複数の前記メッシュからなる複数のグループに分割するグループ分割手段と、前記複数のグループのそれぞれについて、各グループに含まれる一つの端末の通信状況を推定し、当該推定結果に基づいて、各グループに含まれる端末群の通信状況を推定する推定手段と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様によれば、ユーザの要望に応じた通信状況の推定をすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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