TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025003584
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2024186440,2022539825
出願日
2024-10-23,2020-07-28
発明の名称
交通監視システム、交通監視方法及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20241226BHJP(信号)
要約
【課題】広域の交通状況を俯瞰的にリアルタイムで把握する。
【解決手段】広域の交通状況を俯瞰的にリアルタイムで把握することを目的とする。交通監視装置(102)は、道路における車両位置を示す位置情報を取得する位置取得部(106)と、位置情報に基づいて、車両位置の経時的な変化を示す履歴情報を生成する履歴生成部(107)とを備える。位置取得部(106)は、例えば、道路に敷設された光ファイバを利用した光ファイバセンシングに基づいて得られる位置情報を取得する。交通監視装置(102)は、さらに、道路における異常事象の種別に対応する車両位置の経時的な変化のパターンを示す事象別履歴パターンと車両位置の経時的な変化とに基づいて、道路における異常事象を検出する異常検出部(107)をさらに備えてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
道路における車両の位置である車両位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、
前記位置情報に基づいて、前記車両位置の経時的な変化を示す第1履歴情報を生成する履歴生成手段と、
道路における異常事象の種別に対応する車両位置の経時的な変化のパターンを示す事象別履歴パターンと前記第1履歴情報が示す前記車両位置の経時的な変化とに基づいて、前記道路における前記異常事象を検出する異常検出手段と、
前記履歴生成手段によって生成された第1履歴情報に基づいて、前記道路について予測される車両位置の経時的な変化を示す予測情報を生成する予測手段と、
前記事象別履歴パターンと前記予測情報が示す経時的な変化とに基づいて、前記道路において発生する異常事象の種別を予測する異常予測手段とを備え、
前記事象別履歴パターンは、前記異常事象としての渋滞に対応する渋滞パターンと、前記異常事象としての路上障害物に対応する障害物パターンと、の少なくとも1つを含み、
前記渋滞パターンは、前記車両の速度が基準速度よりも低速であり、かつ、車間距離が基準距離よりも短いことを示し、
前記障害物パターンは、前記車両が減速して車線を変更した後に、元の車線に戻ることを示す
交通監視装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記位置取得手段は、前記道路に敷設された光ファイバを利用した光ファイバセンシングに基づいて得られる前記道路における前記位置情報を取得する
請求項1に記載の交通監視装置。
【請求項3】
前記事象別履歴パターンは、前記異常事象としての前記車両の停止に対応する停止パターンをさらに含む
請求項1又は2に記載の交通監視装置。
【請求項4】
画面を表示手段に表示させる表示制御手段をさらに含み、
前記表示制御手段は、前記異常検出手段によって異常事象が検出された場合に、当該異常事象の発生場所を示す道路図を前記画面に表示させる
請求項1から3のいずれか1項に記載の交通監視装置。
【請求項5】
前記道路を撮影する撮像手段を制御する撮像制御手段をさらに含み、
前記撮像制御手段は、前記異常検出手段によって異常事象が検出された場合に、当該異常事象の発生場所を撮像手段に拡大して撮影させる
請求項1から4のいずれか1項に記載の交通監視装置。
【請求項6】
前記予測手段は、訓練用の前記第1履歴情報を入力として前記予測情報を生成する機械学習をした学習済みの学習モデルに基づいて、前記履歴生成手段によって生成された第1履歴情報を入力として前記道路についての予測情報を生成する
請求項1から5のいずれか1項に記載の交通監視装置。
【請求項7】
前記予測手段は、前記異常検出手段によって異常事象が検出された場合に、当該異常事象の種別と前記履歴生成手段によって生成された第1履歴情報とに基づいて、前記予測情報を生成する
請求項1から6のいずれか1項に記載の交通監視装置。
【請求項8】
前記予測手段は、訓練用の前記第1履歴情報と前記異常事象の種別とを入力として前記予測情報を生成する機械学習をした学習済みの学習モデルに基づいて、前記履歴生成手段によって生成された第1履歴情報と前記異常検出手段によって検出された異常事象の種別とを入力として前記道路についての予測情報を生成する
請求項7に記載の交通監視装置。
【請求項9】
画面を表示手段に表示させる表示制御手段をさらに含み、
前記表示制御手段は、前記異常予測手段によって異常事象の発生が予測される場合に、当該発生が予測される異常事象の発生場所を示す道路図を前記画面に表示させる
請求項1から8のいずれか1項に記載の交通監視装置。
【請求項10】
前記車両に搭載された運転制御装置と通信する通信手段をさらに含み、
前記通信手段は、前記異常予測手段によって異常事象の発生が予測される場合に、当該発生が予測される異常事象の発生場所を示す情報を前記運転制御装置に送信する
請求項9に記載の交通監視装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、交通監視装置、交通監視システム、交通監視方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、地点Aから地点Bまでの路線上の対象区間での移動体の分布状況を把握する技術が開示されている。特許文献1に記載の経路誘導装置は、ある時断面において、対象区間を数百メートルごとに分割した小区間の各々に存在する移動体の存在台数を、車両感知器の検出結果に基づいて算出することにより、移動体の分布状況を把握する。
【0003】
特許文献1に記載の車両感知器は、主として道路交通において道路上を走行する自動車の速度や通過交通量等を検知するために小区間に数個設置され、道路交通管制分野において広く用いられる旨の記載がある。
【0004】
しかし、車両感知器(トラフィックカウンタ)はその地点を通過する車両の情報を取得するだけなので、車両感知器がその地点を含む区間の車両の平均速度などの情報を正確に取得できるとは限らない。そこで、特許文献2では、プローブ情報の適切な利用を支援する技術を開示する。
【0005】
特許文献2に記載の交通情報管理システムは、道路の複数の区間ごとに、道路に設置されている車両感知器から取得した情報を用いて第1の交通状況を算出するとともに、道路を走行する車両から取得したプローブ情報を用いて第2の交通状況を算出する。そして、当該交通情報管理システムは、第1の交通状況と第2の交通状況に所定の閾値以上の差異がある区間に関する第1の交通状況と第2の交通状況を表示部に表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-203594号公報
特開2018-190117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一般的に、道路のある区間の交通状況が他の区間に影響することがあるので、道路管制のためには、道路における移動体の交通状況を広域で俯瞰的に把握できることが望ましい。また、道路の交通状況は、例えば交通事故があると比較的短時間で渋滞が発生するなど、時々刻々と変化するものであるので、リアルタイムで把握できることが望ましい。
【0008】
しかし、特許文献1に記載の技術で把握される対象区間での移動体の分布状況は、対象区間を分割した小区間の各々における移動体の存在台数であり、道路における移動体の交通状況を広域で俯瞰的に、かつ、リアルタイムで把握することが困難である。
【0009】
また、特許文献2に記載の交通情報管理システムによれば、第1の交通状況と第2の交通状況とに閾値以上の差異がある区間をユーザに知らせることができたとしても、当該区間における交通状況、例えば車両の平均速度を求めることは困難である。従って、特許文献2に記載の技術によっても、道路における移動体の交通状況を広域で俯瞰的に、かつ、リアルタイムで把握することは困難である。
【0010】
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、広域の交通状況を俯瞰的にリアルタイムで把握することが可能な交通監視装置、交通監視システム、交通監視方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本電気株式会社
原子発振器
1日前
日本電気株式会社
量子デバイスおよびその製造方法
8日前
日本電気株式会社
物体検出装置および物体検出方法
16日前
日本電気株式会社
分岐装置及び分岐装置の制御方法
8日前
日本電気株式会社
サーバ、推定方法、およびシステム
16日前
日本電気株式会社
監視装置、監視方法、及びプログラム。
8日前
日本電気株式会社
異常予兆判定装置および異常予兆判定方法
1日前
日本電気株式会社
デジタル署名システムと方法並びに記録媒体
16日前
日本電気株式会社
原子発振器、制御方法、制御装置、プログラム
16日前
日本電気株式会社
課金処理装置、課金処理方法、及びプログラム
8日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
8日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
8日前
日本電気株式会社
検索支援装置、検索支援方法、およびプログラム
5日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
16日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
9日前
日本電気株式会社
位置推定装置、位置推定方法、およびプログラム
9日前
日本電気株式会社
情報処理装置、データ生成方法、及びプログラム
5日前
日本電気株式会社
監視装置、監視方法およびコンピュータプログラム
2日前
日本電気株式会社
量子デバイス、発振周波数設定方法およびプログラム
1日前
日本電気株式会社
路面異常検出装置、路面異常検出方法及びプログラム
2日前
日本電気株式会社
分析評価支援装置、分析評価支援方法およびプログラム
9日前
日本電気株式会社
光ファイバセンシングシステム、制御装置、及び制御方法
9日前
日本電気株式会社
関わり提示装置、関わり提示システム、及び関わり提示方法
2日前
日本電気株式会社
通信システム
11日前
日本電気株式会社
通信システム
11日前
日本電気株式会社
VR訓練実績管理装置、VR訓練実績管理方法、及び、記録媒体
16日前
日本電気株式会社
商品情報処理装置
16日前
日本電気株式会社
日程調整装置、日程調整システム、日程調整方法およびプログラム
5日前
日本電気株式会社
フレーム長設定装置、送信装置、フレーム長設定方法、プログラム
16日前
日本電気株式会社
偏波変動監視装置、通信システム、偏波変動監視方法、及びプログラム
8日前
日本電気株式会社
光伝送路監視装置、光伝送路監視方法、及び、光伝送路監視プログラム
8日前
日本電気株式会社
通信品質監視装置、通信品質監視方法、及び、通信品質監視プログラム
1日前
日本電気株式会社
画像処理装置、表示システム、画像処理方法、および画像処理プログラム
10日前
日本電気株式会社
端末装置及び画像処理方法
11日前
日本電気株式会社
情報共有装置、情報共有システム、情報共有方法および情報共有プログラム
5日前
日本電気株式会社
処方履歴管理システム、処方履歴管理方法、及び、処方履歴管理プログラム
16日前
続きを見る
他の特許を見る