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公開番号2025007139
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108340
出願日2023-06-30
発明の名称分岐装置及び分岐装置の制御方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04B 10/27 20130101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約【課題】端局間の光通信の経路を確立するための光スイッチの数を低減することができる分岐装置及び分岐装置の制御方法を提供する。
【解決手段】本開示の分岐装置100は、第1光スイッチSW1及び第2光スイッチSW2を含む光スイッチ駆動回路20を備える。第1光スイッチSW1の第1入力ポート11は、第1端局Aに接続する第1伝送路A1と接続する。第2入力ポート12は、第3端局Cに接続する第1伝送路C1と接続する。第1出力ポート13は、第2光スイッチSW2の第1入力ポート21に接続する。第2出力ポート14は、第2端局Bに接続する第1伝送路B1と接続する。第2光スイッチSW2の第2入力ポート22は、第2端局Bに接続する第2伝送路B2と接続する。第1出力ポート23は、第1端局Aに接続する第2伝送路A2と接続する。第2出力ポート24は、第3端局Cに接続する第2伝送路C2と接続する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光信号が入力される第1及び第2入力ポートと光信号を出力する第1及び第2出力ポートとを有し、前記入力ポートと前記出力ポートとの間の光信号の伝送経路を切り替え可能な第1及び第2光スイッチを含み、
前記第1光スイッチの第1入力ポートは、第1端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第2入力ポートは、第3端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第1出力ポートは、前記第2光スイッチの第1入力ポートに接続する伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第2出力ポートは、第2端局に接続する第1伝送路と接続し、
前記第2光スイッチの第1入力ポートは、前記第1光スイッチの第1出力ポートに接続する伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第2入力ポートは、前記第2端局に接続する第2伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第1出力ポートは、前記第1端局に接続する第2伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第2出力ポートは、前記第3端局に接続する第2伝送路と接続する光スイッチ駆動回路を備える
分岐装置。
続きを表示(約 3,100 文字)【請求項2】
前記第1端局に接続する第1伝送路と前記第2端局に接続する第1伝送路との間と、前記第1端局に接続する第2伝送路と前記第3端局に接続する第1伝送路との間と、前記第3端局に接続する第2伝送路と前記第2端局に接続する第2伝送路との間との光信号の伝送経路を確立する場合、
前記第1光スイッチは、前記第1入力ポートと前記第2出力ポートとを接続、かつ、前記第2入力ポートと前記第1出力ポートとを接続し、
前記第2光スイッチは、前記第1入力ポートと前記第1出力ポートとを接続、かつ、前記第2入力ポートと前記第2出力ポートとを接続する
請求項1に記載の分岐装置。
【請求項3】
前記第1端局に接続する第1伝送路と前記第2端局に接続する第1伝送路との間と、前記第1端局に接続する第2伝送路と前記第2端局に接続する第2伝送路との間との光信号の伝送経路を確立する場合、
前記第1光スイッチは、第1入力ポートと第2出力ポートとを接続、かつ、第2入力ポートと第1出力ポートとを接続し、
前記第2光スイッチは、第1入力ポートと第2出力ポートとを接続、かつ、第2入力ポートと第1出力ポートとを接続する
請求項1に記載の分岐装置。
【請求項4】
前記第2端局に接続する第1伝送路と前記第3端局に接続する第1伝送路との間と、前記第2端局に接続する第2伝送路と前記第3端局に接続する第2伝送路との間との光信号の伝送経路を確立する場合、
前記第1光スイッチは、第1入力ポートと第1出力ポートとを接続、かつ、第2入力ポートと第2出力ポートとを接続し、
前記第2光スイッチは、第1入力ポートと第1出力ポートとを接続、かつ、第2入力ポートと第2出力ポートとを接続する
請求項1に記載の分岐装置。
【請求項5】
前記光スイッチ駆動回路は、
光信号が入力される第1及び第2入力ポートと光信号を出力する第1及び第2出力ポートとを有し、前記入力ポートと前記出力ポートとの間の光信号の伝送経路を切り替え可能な第3及び第4光スイッチと、をさらに含み、
第3光スイッチの第1入力ポートは、第4光スイッチの第1出力ポートに接続し、前記第3光スイッチの第2入力ポートは、前記第2端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第3光スイッチの第1出力ポートは、前記第1端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第3光スイッチの第2出力ポートは、前記第3端局に接続する第1伝送路と接続し、
前記第4光スイッチの第1入力ポートは、前記第1端局に接続する第2伝送路と接続し、前記第4光スイッチの第2入力ポートは、前記第3端局に接続する第2伝送路と接続し、前記第4光スイッチの第1出力ポートは、前記第3光スイッチの第1入力ポートに接続する伝送路と接続し、前記第4光スイッチの第2出力ポートは、前記第2端局に接続する第2伝送路と接続する
請求項1に記載の分岐装置。
【請求項6】
前記第1端局に接続する第1伝送路と前記第2端局に接続する第1伝送路との間と、前記第1端局に接続する第2伝送路と前記第3端局に接続する第1伝送路との間と、前記第3端局に接続する第2伝送路と前記第2端局に接続する第2伝送路との間との光信号の伝送経路を確立する場合、
前記第3光スイッチは、前記第1入力ポートと前記第2出力ポートとを接続、かつ、前記第2入力ポートと前記第1出力ポートとを接続し、
前記第4光スイッチは、前記第1入力ポートと前記第1出力ポートとを接続、かつ、前記第2入力ポートと前記第2出力ポートとを接続する
請求項5に記載の分岐装置。
【請求項7】
前記第1端局に接続する第1伝送路と前記第2端局に接続する第1伝送路との間と、前記第1端局に接続する第2伝送路と前記第2端局に接続する第2伝送路との間との光信号の伝送経路を確立する場合、
前記第3光スイッチは、第1入力ポートと第2出力ポートとを接続、かつ第2入力ポートと第1出力ポートとを接続し、
前記第4光スイッチは、第1入力ポートと第2出力ポートとを接続、かつ、第2入力ポートと第1出力ポートとを接続する
請求項5に記載の分岐装置。
【請求項8】
前記第2端局に接続する第1伝送路と前記第3端局に接続する第1伝送路との間と、前記第2端局に接続する第2伝送路と前記第3端局に接続する第2伝送路との間との光信号の伝送経路を確立する場合、
前記第3光スイッチは、第1入力ポートと第1出力ポートとを接続、かつ、第2入力ポートと第2出力ポートとを接続し、
前記第4光スイッチは、第1入力ポートと第1出力ポートとを接続、かつ、第2入力ポートと第2出力ポートとを接続する
請求項5に記載の分岐装置。
【請求項9】
光信号が入力される第1及び第2入力ポートと光信号を出力する第1及び第2出力ポートとを有し、前記入力ポートと前記出力ポートとの間の光信号の伝送経路を切り替え可能な第1及び第2光スイッチを含み、
前記第1光スイッチの第1入力ポートは、第1端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第2入力ポートは、第3端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第1出力ポートは、前記第2光スイッチの第1入力ポートに接続する伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第2出力ポートは、第2端局に接続する第1伝送路と接続し、
前記第2光スイッチの第1入力ポートは、前記第1光スイッチの第1出力ポートに接続する伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第2入力ポートは、前記第2端局に接続する第2伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第1出力ポートは、前記第1端局に接続する第2伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第2出力ポートは、前記第3端局に接続する第2伝送路と接続する光スイッチ駆動回路を備え、
前記第1及び第2光スイッチにおける前記伝送経路の切り替えを制御する
分岐装置の制御方法。
【請求項10】
前記光スイッチ駆動回路は、
光信号が入力される第1及び第2入力ポートと光信号を出力する第1及び第2出力ポートとを有し、前記入力ポートと前記出力ポートとの間の光信号の伝送経路を切り替え可能な第3及び第4光スイッチと、をさらに含み、
第3光スイッチの第1入力ポートは、第4光スイッチの第1出力ポートに接続し、前記第3光スイッチの第2入力ポートは、前記第2端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第3光スイッチの第1出力ポートは、前記第1端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第3光スイッチの第2出力ポートは、前記第3端局に接続する第1伝送路と接続し、
前記第4光スイッチの第1入力ポートは、前記第1端局に接続する第2伝送路と接続し、前記第4光スイッチの第2入力ポートは、前記第3端局に接続する第2伝送路に接続し、前記第4光スイッチの第1出力ポートは、前記第3光スイッチの第1入力ポートに接続する伝送路と接続し、前記第4光スイッチの第2出力ポートは、前記第2端局に接続する第2伝送路と接続し、
前記第3及び第4光スイッチにおける前記伝送経路の切り替えを制御する
請求項9に記載の分岐装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、分岐装置及び分岐装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
海底光ケーブルシステムでは、陸上の端局に設けられた光伝送装置同士が、海底光ケーブルを介して波長多重光信号の伝送を行う。また、分岐装置は、第1端局と第2端局とを接続する海底光ケーブルの途中に設置され、さらに海底光ケーブルを介して第3端局と接続する。分岐装置は、第1端局と第2端局と間で伝送される光信号を第3端局に分岐し、第1端局又は第2端局が第3端局と光通信できるようにする。
【0003】
特許文献1には、第1端局と第2端局と間で伝送される光信号を第3端局に分岐する経路を確立するための、1×2光スイッチ及び2×2光スイッチを多段に接続した回路を備える分岐装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/194842号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に係る分岐装置では、端局間の光通信の経路を確立するための光スイッチの数を低減することが課題である。例えば、特許文献1に係る分岐装置では、分岐装置の筐体内での光スイッチの実装数の上限により端局と接続するファイバペアの数に制限がある。また、特許文献1に係る分岐装置では、分岐装置の筐体内には、他の情報処理機器も収容される可能性があるため、筐体内のスペースを確保する必要がある。
【0006】
本開示は、そのような課題を鑑みることによって、端局間の光通信の経路を確立するための光スイッチの数を低減することができる分岐装置及び分岐装置の制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の分岐装置は、
光信号が入力される第1及び第2入力ポートと光信号を出力する第1及び第2出力ポートとを有し、前記入力ポートと前記出力ポートとの間の光信号の伝送経路を切り替え可能な第1及び第2光スイッチを含み、
前記第1光スイッチの第1入力ポートは、第1端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第2入力ポートは、第3端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第1出力ポートは、前記第2光スイッチの第1入力ポートに接続する伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第2出力ポートは、第2端局に接続する第1伝送路と接続し、
前記第2光スイッチの第1入力ポートは、前記第1光スイッチの第1出力ポートに接続する伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第2入力ポートは、前記第2端局に接続する第2伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第1出力ポートは、前記第1端局に接続する第2伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第2出力ポートは、前記第3端局に接続する第2伝送路と接続する光スイッチ駆動回路を備える。
【0008】
本開示の分岐装置の制御方法は、
光信号が入力される第1及び第2入力ポートと光信号を出力する第1及び第2出力ポートとを有し、前記入力ポートと前記出力ポートとの間の光信号の伝送経路を切り替え可能な第1及び第2光スイッチを含み、
前記第1光スイッチの第1入力ポートは、第1端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第2入力ポートは、第3端局に接続する第1伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第1出力ポートは、前記第2光スイッチの第1入力ポートに接続する伝送路と接続し、前記第1光スイッチの第2出力ポートは、第2端局に接続する第1伝送路と接続し、
前記第2光スイッチの第1入力ポートは、前記第1光スイッチの第1出力ポートに接続する伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第2入力ポートは、前記第2端局に接続する第2伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第1出力ポートは、前記第1端局に接続する第2伝送路と接続し、前記第2光スイッチの第2出力ポートは、前記第3端局に接続する第2伝送路と接続する光スイッチ駆動回路を備え、
前記第1及び第2光スイッチにおける前記伝送経路の切り替えを制御する。
【発明の効果】
【0009】
本開示により、端局間の光通信の経路を確立するための光スイッチの数を低減することができる分岐装置及び分岐装置の制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示に係る分岐装置100の光スイッチ駆動回路20の構成の一例を示すブロック図である。
本開示に係る分岐装置200の構成の一例を示すブロック図である。
本開示に係る分岐装置200の光スイッチ駆動回路20において確立される経路構成の概要を示す図である。
本開示に係る分岐装置200の光スイッチ駆動回路20において確立される経路構成状態の一例を示す図である。
本開示の分岐装置200の光スイッチ駆動回路20のState2での構成の一例を示す図である。
本開示の分岐装置200の光スイッチ駆動回路20のState3での構成の一例を示す図である。
本開示の分岐装置200の光スイッチ駆動回路20のState5での構成の一例を示す図である。
第1比較例に係る分岐装置200Rの光スイッチ駆動回路20RのState2での構成の一例を示す図である。
第1比較例に係る分岐装置200Rの光スイッチ駆動回路20RのState3での構成の一例を示す図である。
第1比較例に係る分岐装置200Rの光スイッチ駆動回路20RのState5での構成の一例を示す図である。
本開示のコンピュータ1000の構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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