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公開番号
2025004120
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-14
出願番号
2024174669,2023515821
出願日
2024-10-04,2021-10-14
発明の名称
通信システム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04W
72/54 20230101AFI20250106BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】Listen-Before-Talk(LBT)手続きを使用した、ユーザ機器(UE)によるアクセスを改善する方法、ネットワークノード及びUEを提供する。
【解決手段】次世代モバイルネットワークにおいて、UEは、アクセスネットワークノードから、LBT手続のためにUEがチャネル占有の期間中に開始する固定フレーム期間(FFP)の期間を設定するための設定情報を受信する手段と、期間に従ってFFP期間を開始する手段と、FFP期間が、基地局によって開始されるチャネル占有の期間のFFP期間内のアイドル期間と重複しないよう調整する手段と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザ機器(UE:User Equipment)であって、
アクセスネットワークノードから、リッスンビフォートーク(LBT:Listen-Before-Talk)手続のために前記UEがチャネル占有の期間中に開始する固定フレーム期間(FFP:Fixed Frame Period)の期間を設定するための設定情報を受信する手段と、
前記期間に従ってFFP期間を開始する手段と、
前記FFP期間が、基地局によって開始されるチャネル占有の期間のFFP期間内のアイドル期間と重複しないよう調整する手段と、
を備える、UE。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記調整する手段は、前記FFP期間が、基地局によって開始されるチャネル占有の期間のFFP期間内のアイドル期間の終わりを超えないよう調整する、請求項1に記載のUE。
【請求項3】
前記FFP期間が基地局によって開始されるチャネル占有の期間のFFP期間内のアイドル期間の終わりを超える場合に、対応する送信が回避される、請求項1に記載のUE。
【請求項4】
アクセスネットワークノードであって、
ユーザ機器(UE:User Equipment)に、リッスンビフォートーク(LBT:Listen-Before-Talk)手続のために前記UEがチャネル占有の期間中に開始する固定フレーム期間(FFP:Fixed Frame Period)の期間を設定するための設定情報を送信する手段を備え、
前記期間は、前記UEによってFFP期間を開始するために用いられ、
前記FFP期間が、基地局によって開始されるチャネル占有の期間のFFP期間内のアイドル期間と重複しないよう前記UEにより調整される、アクセスネットワークノード。
【請求項5】
ユーザ機器(UE:User Equipment)における方法であって、
アクセスネットワークノードから、リッスンビフォートーク(LBT:Listen-Before-Talk)のために前記UEがチャネル占有の期間中に開始する固定フレーム期間(FFP:Fixed Frame Period)の期間を設定するための設定情報を受信することと、
前記期間に従ってFFP期間を開始することと、
前記FFP期間が、基地局によって開始されるチャネル占有の期間のFFP期間内のアイドル期間と重複しないよう調整することと、
を含む、方法。
【請求項6】
アクセスネットワークノードにおける方法であって、
ユーザ機器(UE:User Equipment)に、リッスンビフォートーク(LBT:Listen-Before-Talk)手続のために前記UEがチャネル占有の期間中に開始する固定フレーム期間(FFP:Fixed Frame Period)の期間を設定するための設定情報を送信することを含み、
前記期間は、前記UEによってFFP期間を開始するために用いられ、
前記FFP期間が、基地局によって開始されるチャネル占有の期間のFFP期間内のアイドル期間と重複しないよう前記UEにより調整される、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)規格またはその同等物もしくは派生物に従って動作する無線通信システムおよびそのデバイスに関連する。本開示は、排他的ではないが、Listen-Before-Talk(LBT)アプローチを使用した、無認可スペクトルへのユーザ機器(UE:User Equipment)により開始されるアクセスに関連する改善に特に関連する。
続きを表示(約 4,200 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP規格の最新の開発は、いわゆる「5G」または「ニューラジオ」(NR:New Radio)規格であり、「5G」またはNR規格は、マシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communication)、モノのインターネット(IoT:Internet of Things)/産業用モノのインターネット(IIoT:Industrial Internet of Things)通信、車両通信および自動車、高解像度ビデオストリーミング、および/またはスマートシティサービスなどの様々なアプリケーションおよびサービスをサポートとすることが予期される発展中の通信技術を指す。3GPPは、いわゆる3GPP次世代(NextGen)無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)および3GPP NextGenコア(NGC:3GPP NextGen core)ネットワークを経由して5Gをサポートすることを意図している。5Gネットワークの様々な詳細は、例えば、非特許文献1において説明される。
【0003】
エンドユーザ通信デバイスは一般的に、人間によって操作することができ、または自動化された(MTC/IoT)デバイスを含むことができる、ユーザ機器(UE)と称される。簡易化のために、本出願は、1または複数の基地局を介してコアネットワークに接続することが可能ないずれかの通信デバイスを指すために、用語モバイルデバイス、ユーザデバイス、またはUEを使用する。5G/NR通信システムの基地局は一般的に、ニューラジオ基地局(「NR-BS:New Radio Base Station」)または「gNB」と称されるのに対し、それらは、より典型的には、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)基地局(「4G」基地局とも一般的に称される)に関連付けられる、用語「eNB」(または、5G/NR eNB)を使用して言及されることがあることを認識されよう。非特許文献2および非特許文献3は、とりわけ、以下のノードを定義する。
gNB:UEに向かうNRユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し、NGインタフェースを介して5Gコアネットワーク(5GC:5G core network)に接続されるノード
ng-eNB:UEに向かう発展型ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access)ユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し、NGインタフェースを介して5GCに接続されるノード
En-gNB:UEに向かうNRユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し、E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC:E-UTRA-NR Dual Connectivity)においてセカンダリノードとしての役割を果たすノード
NG-RANノード:gNBまたはng-eNBのいずれか
【0004】
3GPPは、近隣のNG-RANノードの間のネットワークインタフェースとして、いわゆる「Xn」インタフェースをも定義してきた。
【0005】
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)は、アップリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information)と呼ばれる情報の組を搬送する。PUCCHのフォーマットは、UCIが何の種類の情報を搬送するかに依存する。使用されるべきPUCCHフォーマットは、何ビットの情報が搬送されるはずか、および、何個のシンボルが割り当てられるかによって決定される。NR(5G)において使用されるUCIは、以下の情報:チャネル状態情報(CSI:Channel State Information)、ACK/NAK、およびスケジューリング要求(SR:Scheduling Request)、のうちの1つ以上を含む。これは、LTE(4G)おいても全体的に同一である。
【0006】
次世代モバイルネットワークは、多様なサービス要件をサポートし、多様なサービス要件は、International Telecommunication Union(ITU)によって、3つのカテゴリ:Enhanced Mobile Broadband(eMBB)、Ultra-Reliable and Low-Latency Communications(URLLC)、およびMassive Machine Type Communications(mMTC)、に分類されてきた。eMBBは、High Definition(HD)ビデオ、仮想現実(VR:Virtual Reality)、および拡張現実(AR:Augmented Reality)など、大きなかつ保証される帯域幅を必要とするサービスに焦点を合わせた、従来のモバイルブロードバンドのサポートを強化することを提供することを目的とする。URLLCは、非常に短時間内に保証されるアクセスを必要とする、自動運転および工場自動化などの重大な用途に対する要件である。MMTCは、スマート計測および環境監視などの大規模な数の接続されるデバイスをサポートする必要があるが、あるアクセスディレイ(delay)を通常は許容することがある。それらの用途のうちの一部は、相対的に緩やかなサービス品質/経験品質(QoS:Quality of Service/QoE:Quality of Experience)要件を有することがあるのに対し、一部の用途は、相対的に厳しいQoS/QoE要件(例えば、高帯域幅および/または低遅延(latency))を有することがある。
【0007】
4G通信(例えば、ロングタームエボリューション(LTE)もしくはLTE-Advanced)に割り当てられたスペクトルまたは無認可/未割り当てスペクトル(例えば、5ギガヘルツおよび6ギガヘルツの無認可帯域、mmWaveとしても知られる、60ギガヘルツまでの無認可帯域)を使用して、5Gが実装されることがある。このシナリオは、スペクトル共有と称され、それは、ネットワークオペレータが相対的に迅速かつコスト効率よく、5Gアクセス技術をロールアウトすることを可能にする。無認可スペクトルの5Gの使用は、スタンドアロンのコンテキストにあるか、または無認可スペクトルもしくは共有スペクトルとの組み合わせであろうが、NR-Uと称される。
【0008】
5G通信によって生じる、4Gまたは無認可スペクトルにおける他の通信への妨害/干渉が最小に維持されることを保証するために、5Gは、いわゆるListen-Before-Talk(LBT)アプローチを採用する。LBTは、通信デバイスが共有/無認可スペクトル(または、チャネル)を使用する前に、クリアチャネル評価(CCA:Clear Channel Assessment)を適用するという機構である。LBTが適用されるとき、送信機は、チャネルをリスン/検知して、チャネルがフリーまたはビジーであるかどうかを決定し、チャネルがフリーであると検知される場合のみ送信を実行する。効果的に、送信機は、共有/無認可スペクトルにおけるチャネルが、そのチャネルを使用して送信すること(「トーク」)が許可される前に別の送信機(例えば、UEまたは基地局)によって使用されるかどうかを決定する必要がある。特に、CCAは、チャネルがクリアであるか否かを決定するために、エネルギー検出(ED:Energy Detection)を採用する。
【0009】
共有スペクトルチャネルアクセスにより動作するNR無線アクセスは、プライマリセル(PCell)、セカンダリセル(SCell)、および/またはプライマリSCell(PSCell)が共有スペクトルを使用して動作することができ、SCellがダウンリンク専用に構成され得る、いくつかの異なるモードを使用して動作することができる。gNBは、動的チャネルアクセスモードまたは準静的チャネルアクセスモードのいずれかにおいて動作する。両方のチャネルアクセスモードでは、gNBおよび/またはUEは、共有スペクトルチャネルアクセスにより構成されるセル上で送信を実行する前にLBTを適用することができる。
【0010】
リソースの動的スケジューリングに加えて、アップリンク送信のためのリソースの準静的スケジューリング(「configured grant(CG)」と称される)のための2つのスキームが存在する。第1のタイプの準静的スケジューリング(configured grant type 1と称される)では、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)シグナリングを使用して、全ての送信パラメータ(周期、時間オフセット、および周波数リソースを含む)、ならびに変調および符号化方式が基地局によって設定される。type 1構成では、UEは、周期およびオフセットによって設定される時間においてconfigured grantを使用することを開始することができる。UEがconfigured grantを活性化する時間を効果的に制御するために、オフセットパラメータが使用される。第2のタイプの準静的スケジューリング(configured grant type 2)では、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)によってグラントが活性化されることになるときにリソースが提供される一方、無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用して、周期が基地局によって設定される。この場合、PDCCHのタイミングによって活性化時間が良好に定義されるので、時間オフセットは使用されない。
(【0011】以降は省略されています)
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