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公開番号
2025001723
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101360
出願日
2023-06-21
発明の名称
運行支援装置、運行支援方法、及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/40 20240101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ダイヤの変更後に生じ得る状況に応じた対処方針を提示することが可能な運行支援装置等を提供することを目的の一つとする。
【解決手段】本開示の一態様にかかる運行支援装置は、交通機関の運行に異常が発生した際に変更され得るダイヤである変更ダイヤと、前記交通機関の利用者の流動に関する情報と、を利用して、前記交通機関における人流のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、前記シミュレーションの結果から、前記交通機関に関連する場所の混雑度を推定する推定手段と、前記推定の結果から、混雑度に関する条件を満たす対処方針を決定する決定手段と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
交通機関の運行に異常が発生した際に変更され得るダイヤである変更ダイヤと、前記交通機関の利用者の流動に関する情報と、を利用して、前記交通機関における人流のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、
前記シミュレーションの結果から、前記交通機関に関連する場所の混雑度を推定する推定手段と、
前記推定の結果から、混雑度に関する条件を満たす対処方針を決定する決定手段と、を備える、
運行支援装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記推定手段は、混雑度に基づく前記交通機関の利用者の疲労度を推定し、
前記決定手段は、疲労度に関する条件を満たす対処方針を決定する、
請求項1に記載の運行支援装置。
【請求項3】
前記決定手段は、混雑度に関する情報を利用して、前記交通機関の利用者へのサービスに関する指標を目的関数とする最適化問題を解くことによって、前記対処方針を決定する、
請求項1に記載の運行支援装置。
【請求項4】
前記決定手段は、混雑の解消に要する時間を最小化する駅員の配置を決定する、
請求項3に記載の運行支援装置。
【請求項5】
前記決定手段は、前記交通機関の利用者が反応する可能性を最大化する、コンテンツと当該コンテンツの配信先とを決定する、
請求項3に記載の運行支援装置。
【請求項6】
選択手段を備え、
前記シミュレーション手段は、
前記交通機関に関するダイヤを生成する生成手段と、
生成されたダイヤで前記交通機関が運行する場合の人流を予測する予測手段と、を備え、
前記生成手段は、複数の変更ダイヤを生成し、
前記予測手段は、変更ダイヤごとに人流の予測を行い、
前記推定手段は、変更ダイヤごとに混雑度を推定し、
前記選択手段は、推定された混雑度の比較によって、複数の変更ダイヤのいずれかを選択し、
前記決定手段は、選択された変更ダイヤに対応する推定の結果から、対処方針を決定する、
請求項1に記載の運行支援装置。
【請求項7】
前記交通機関が変更ダイヤで運行した際の利用者に関する統計データを取得する取得手段と、
前記統計データと前記シミュレーションの結果とを利用して、前記シミュレーションに関する評価情報を生成する評価手段と、を備える、
請求項1に記載の運行支援装置。
【請求項8】
前記シミュレーション手段は、利用者の流動に関する情報及びダイヤの情報と、人流と、の関係が学習された機械学習モデルを用いて、前記交通機関における人流のシミュレーションを行う、
請求項1に記載の運行支援装置。
【請求項9】
交通機関の運行に異常が発生した際に変更され得るダイヤである変更ダイヤと、前記交通機関の利用者の流動に関する情報と、を利用して、前記交通機関における人流のシミュレーションを行い、
前記シミュレーションの結果から、前記交通機関に関連する場所の混雑度を推定し、
前記推定の結果から、混雑度に関する条件を満たす対処方針を決定する、
運行支援方法。
【請求項10】
交通機関の運行に異常が発生した際に変更され得るダイヤである変更ダイヤと、前記交通機関の利用者の流動に関する情報と、を利用して、前記交通機関における人流のシミュレーションを行う処理と、
前記シミュレーションの結果から、前記交通機関に関連する場所の混雑度を推定する処理と、
前記推定の結果から、混雑度に関する条件を満たす対処方針を決定する処理と、をコンピュータに実行させる、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、交通機関の運行を支援する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
鉄道等の交通機関は、運行計画を示すダイヤグラムに応じて運行する。以降、ダイヤグラムを単に「ダイヤ」と称する。事故及び設備の故障等が発生すると、交通機関に不通及び遅延が発生することがある。このような場合には、予め定められたダイヤは変更される。そして、交通機関は、変更されたダイヤにて運行される。
【0003】
特許文献1には、ダイヤの変更に関する技術が開示される。具体的には、特許文献1には、過去のデータから当日と類似度の高い日の移動需要情報を用いて、列車に乗る乗客数をシミュレーションし、ダイヤを更新する技術が開示される。
【0004】
シミュレーションに関連する技術として、特許文献2には、セルモデル及び人数情報データを用いてシミュレーションを実行し、駅構内の混雑を混雑予測情報として求め、当該混雑予測情報に基づいて修正されたネットワークモデルに基づいてシミュレーションを実行し、駅構内の混雑を混雑予測情報として求めることが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2018/087811号
特開2019-101860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述のように、不通及び遅延等、交通機関に異常が発生した場合には、ダイヤは変更される。しかしながら、変更されたダイヤで交通機関が運行する場合に想定される状況を考慮して、異常発生後の対処方針を定めることについては明らかにされていない。
【0007】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ダイヤの変更後に生じ得る状況に応じた対処方針を提示することが可能な運行支援装置等を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様にかかる運行支援装置は、交通機関の運行に異常が発生した際に変更され得るダイヤである変更ダイヤと、前記交通機関の利用者の流動に関する情報と、を利用して、前記交通機関における人流のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、前記シミュレーションの結果から、前記交通機関に関連する場所の混雑度を推定する推定手段と、前記推定の結果から、混雑度に関する条件を満たす対処方針を決定する決定手段と、を備える。
【0009】
本開示の一態様にかかる運行支援方法は、交通機関の運行に異常が発生した際に変更され得るダイヤである変更ダイヤと、前記交通機関の利用者の流動に関する情報と、を利用して、前記交通機関における人流のシミュレーションを行い、前記シミュレーションの結果から、前記交通機関に関連する場所の混雑度を推定し、前記推定の結果から、混雑度に関する条件を満たす対処方針を決定する。
【0010】
本開示の一態様にかかるプログラムは、交通機関の運行に異常が発生した際に変更され得るダイヤである変更ダイヤと、前記交通機関の利用者の流動に関する情報と、を利用して、前記交通機関における人流のシミュレーションを行う処理と、前記シミュレーションの結果から、前記交通機関に関連する場所の混雑度を推定する処理と、前記推定の結果から、混雑度に関する条件を満たす対処方針を決定する処理と、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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