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公開番号2025010186
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024187241,2023118702
出願日2024-10-24,2020-03-27
発明の名称デバイス、表示方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約【課題】なりすまし方法が試みられた場合であっても不正アクセスを防止することが可能なデバイス、表示方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】デバイスは、カメラで撮像される被写体に対して視線を維持するように案内をする第1案内と、前記被写体に対して前記被写体の頭部の角度を変えるように案内をする第2案内と、を表示可能なディスプレイを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
カメラによって撮像される被写体に対して視線を維持するように案内する第1案内と、前記被写体に対して前記被写体の頭部の角度を変えるように案内する第2案内と、を併せて表示するディスプレイと、
前記カメラによって撮像された前記被写体を含む画像であって、前記第1案内に従いながら前記第2案内に従う前記被写体を含む画像を用いて、なりすましを判定するプロセッサと、を備えることを特徴とするデバイス。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記第2案内は、前記被写体に対して前記頭部を左右いずれかに向けるように案内することを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記被写体の前記視線の角度と、前記頭部の角度との間の角度差に基づいて、なりすましを判定することを特徴とする請求項1または2に記載のデバイス。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記画像から前記角度差を算出することを特徴とする請求項3に記載のデバイス。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記カメラによって撮像された複数の画像の各々について、前記被写体の視線の角度と前記頭部の角度との間の角度差を算出して一連の角度差を取得し、少なくとも前記一連の角度差に基づいて、なりすましを判定することを特徴とする請求項1または2に記載のデバイス。
【請求項6】
カメラによって撮像された、被写体に対して視線を維持するように案内する第1案内及び前記被写体に対して前記被写体の頭部の角度を変えるように案内する第2案内に従う前記被写体を含む画像を受信する受信部と、
前記画像を用いて、なりすましを判定するプロセッサと、を備えることを特徴とするデバイス。
【請求項7】
前記第2案内は、前記被写体に対して前記頭部を左右いずれかに向けるように案内することを特徴とする請求項6に記載のデバイス。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記被写体の前記視線の角度と、前記頭部の角度との間の角度差に基づいて、なりすましを判定することを特徴とする請求項6または7に記載のデバイス。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記画像から前記角度差を算出することを特徴とする請求項8に記載のデバイス。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記カメラによって撮像された複数の画像の各々について、前記被写体の視線の角度と前記頭部の角度との間の角度差を算出して一連の角度差を取得し、少なくとも前記一連の角度差に基づいて、なりすましを判定することを特徴とする請求項6または7に記載のデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、なりすまし防止のデバイス、表示方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子デバイスなどは、顔認識などの目的のために生体データを使用して、データへのアクセスを制限したり、特定の顔特性によって個人を簡単に認識したりしている。個人のセキュリティ、身元盗難の脅威などが大きな懸念となっており、悪意のある行為者は、自動化された身元認識セキュリティ方法を克服するために、特に電子デバイス上のデータへの不正アクセスを得るためまたは電子デバイスの使用のために、様々な技法の使用を試みている。顔認識は、例えば、デジタルカメラを備えたスマートフォン、スマートパッド、ラップトップ、パーソナルコンピュータ、ゲームシステムなどのデバイスへの不正アクセスに対抗する1つのセキュリティ方法である。しかし、顔認識は、写真、映像、マスクなどを使用することによって、人物を誤認するように意図的に行われる場合もある(以下、「なりすまし」と呼ばれることもある)。
【0003】
顔認識方法におけるそのような欠陥を克服するのを支援するために、いくつかの技法が実装されている。例えば、特許文献1には、カメラから複数の画像を撮影し、閾値比較を用いて静止画像を見ているか、または生きている人間の顔を見ているかどうかを検出することが教示されている。
また、例えば特許文献2に記載されているように、画面上に刺激を与えて被写体の顔反応を生じさせ、被写体の顔の動きをカメラで追跡し、顔反応の予測モデルと比較することで被写体が人間であることを確認する別の方法も知られている。
また、例えば特許文献3に記載されているように、画面上に画像を表示して被写体の目を動かせ、被写体の目をカメラで追跡して被写体が人間であることを確認する別の方法も知られている。
また、特許文献4に記載された別の方法では、被写体の視線角度を追跡し、パスコード順にディスプレイデバイス上の番号が付された位置を注視するなどのチャレンジに被写体を対応させることが提案されている。
しかし、これらの方法であっても、例えば、三次元マスクが使用されるなりすまし攻撃に対して依然として脆弱であり得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
欧州特許出願公開第2546782号明細書
欧州特許出願公開第3373202号明細書
米国特許出願公開第2017/0185760号明細書
米国特許出願公開第2019/0034606号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
なりすまし方法が試みられた場合であっても生体を適切に認識することができる、顔認識技術の脆弱性を克服する技法が求められている。
【0006】
したがって、本開示の例示的な目的は、なりすまし方法が試みられた場合であっても不正アクセスを防止することが可能なデバイス、表示方法、およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、カメラで撮像される被写体に対して視線を維持するように案内をする第1案内と、前記被写体に対して前記被写体の頭部の角度を変えるように案内をする第2案内と、を表示可能なディスプレイを備えることを特徴とするデバイスを提供する。
【0008】
本開示の第2の態様は、カメラで撮像される被写体に対して視線を維持するように案内をする第1案内を表示することと、前記被写体に対して前記被写体の頭部の角度を変えるように案内をする第2案内を表示することと、を含む表示方法を提供する。
【0009】
本開示の第3の態様は、コンピュータに、カメラで撮像される被写体に対して視線を維持するように案内をする第1案内を表示することと、前記被写体に対して前記被写体の頭部の角度を変えるように案内をする第2案内を表示することと、を実行させるためのプログラムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の例示的な画像処理デバイスを使用する場合の被写体の頭部角度対視線角度を示す図である。
本開示の例示的な方法のフローチャートである。
本開示の例示的な方法の別のフローチャートである。
本開示の例示的な画像処理デバイスのディスプレイ上における被写体に対するプロンプトの例を示す図である。
本開示の別の例示的な画像処理デバイスのディスプレイ上における被写体に対するプロンプトの例を示す図である。
生体対三次元マスクについての頭部角度の変化の間における被写体の視線角度と頭部角度との間の差の実験例を示す図である。
本開示の例示的な画像処理デバイスのブロック図である。
本開示の1つの例示的な実施形態による画像処理デバイスを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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