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公開番号2025010241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024188859,2023120530
出願日2024-10-28,2020-01-07
発明の名称ゲート装置、出入国審査システム、ゲート装置の制御方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G07C 9/25 20200101AFI20250109BHJP(チェック装置)
要約【課題】スムーズな出入国審査を実現するゲート装置を提供する。
【解決手段】ゲート装置は、取得部と、照合要求部と、制御部と、を備える。取得部は、審査対象利用者の生体情報を取得する。照合要求部は、利用者の生体情報と、利用者に発行されたパスポートの機械読取領域に記載されたMRZ(Machine Readable Zone)情報と、を対応付けて記憶する、サーバ装置に審査対象利用者の生体情報の照合を要求する。制御部は、上記照合により特定されたMRZ情報を用いてパスポートのIC(Integrated Circuit)チップから情報を読み出すことに成功した場合に、審査対象利用者が通行可能となるようにゲートを制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
審査対象利用者の生体情報を取得する、取得部と、
利用者の生体情報と、前記利用者のパスポートの機械読取領域に記載されたMRZ(Machine Readable Zone)情報と、を対応付けてゲート利用者情報として記憶するサーバ装置に前記審査対象利用者の生体情報の照合を要求する、照合要求部と、
前記照合により特定されたMRZ情報を用いて前記審査対象利用者の前記パスポートのIC(Integrated Circuit)チップから情報を読み出し、前記読み出した情報に基づいてゲートを制御し、
前記サーバ装置に前記審査対象利用者のゲート利用者情報の削除を請求する、制御部と、を備えるゲート装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記パスポートのICチップと通信できない場合、第1のメッセージを表示し、
前記読み出した情報が前記照合により特定されたMRZ情報によって復号できない場合、第2のメッセージを表示する、
請求項1に記載のゲート装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記審査対象利用者から取得した生体情報と前記ICチップから読み出した情報に含まれる生体情報の照合が成功した場合に、前記審査対象利用者が通過可能となるように前記ゲートを制御する、
請求項1に記載のゲート装置。
【請求項4】
前記照合要求部は、
前記審査対象利用者の顔画像から生成された特徴ベクトルを前記審査対象利用者の生体情報として前記サーバ装置に送信する、
請求項1に記載のゲート装置。
【請求項5】
利用者の生体情報と、前記利用者のパスポートの機械読取領域に記載されたMRZ(Machine Readable Zone)情報と、を対応付けてゲート利用者情報として記憶するサーバ装置と、
利用者の出入国審査の結果に応じてゲートを制御する複数の装置を含み、
前記装置は、審査対象利用者の生体情報を取得し、
前記サーバ装置に前記審査対象利用者の前記生体情報の照合を要求し、
前記照合により特定されたMRZ情報を用いて前記審査対象利用者の前記パスポートのIC(Integrated Circuit)チップから情報を読み出し、前記読み出した情報に基づいてゲートを制御し、
前記サーバ装置に前記審査対象利用者のゲート利用者情報の削除を請求する、
出入国審査システム。
【請求項6】
ゲート装置において、
審査対象利用者の生体情報を取得し、
利用者の生体情報と、前記利用者のパスポートの機械読取領域に記載されたMRZ(Machine Readable Zone)情報と、を対応付けてゲート利用者情報として記憶するサーバ装置に前記審査対象利用者の生体情報の照合を要求し、
前記照合により特定されたMRZ情報を用いて前記審査対象利用者の前記パスポートのIC(Integrated Circuit)チップから情報を読み出し、前記読み出した情報に基づいてゲートを制御し、
前記サーバ装置に前記審査対象利用者のゲート利用者情報の削除を請求する、
ゲート装置の制御方法。
【請求項7】
ゲート装置に搭載されたコンピュータに、
審査対象利用者の生体情報を取得する処理と、
利用者の生体情報と、前記利用者のパスポートの機械読取領域に記載されたMRZ(Machine Readable Zone)情報と、を対応付けてゲート利用者情報として記憶するサーバ装置に前記審査対象利用者の生体情報の照合を要求する処理と、
前記照合により特定されたMRZ情報を用いて前記審査対象利用者の前記パスポートのIC(Integrated Circuit)チップから情報を読み出し、前記読み出した情報に基づいてゲートを制御する処理と、
前記サーバ装置に前記審査対象利用者のゲート利用者情報の削除を請求する処理と、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲート装置、サーバ装置、出入国審査システム、ゲート装置の制御方法及びサーバ装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
空港において出入国審査が行われる。当該出入国審査の担当官は、パスポートに貼付された顔写真と面前の人物の顔を比較し、パスポートの顔画像と面前の人物の顔が一致する場合に当該人物の出入国を許可する。
【0003】
また、近年では、上記出入国審査を自動的に行う装置が導入されている。例えば、特許文献1に開示されたゲート装置は、パスポートに貼付された顔画像とゲート装置の面前に立つ人物の顔画像の照合結果により当該人物の出入国を審査する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-071126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたゲート装置では、利用者がパスポートの顔画像が記載されたページを開き、当該ページをゲート装置に備え付けられたパスポートリーダ(スキャナ)に載置する。当該ゲート装置は、パスポートリーダから上記照合(1対1照合)に必要なデータを取得している(例えば、特許文献1の段落[0035]参照)。
【0006】
特許文献1に開示されたゲート装置を利用するためには、利用者はゲート装置の前で立ち止まり、自身が保持するパスポートを開きパスポートリーダを介して当該開いたページの情報をゲート装置に読み込ませる必要がある。しかしながら、利用者にこのような動作を強要することは自動的に出入国審査を行うことの意義を没却する。即ち、特許文献1に開示されたゲート装置では、利用者がストレスなくスムーズに出入国審査を完了することはできない。
【0007】
本発明は、スムーズな出入国審査を実現することに寄与する、ゲート装置、サーバ装置、出入国審査システム、ゲート装置の制御方法及びサーバ装置の制御方法を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の視点によれば、審査対象利用者の生体情報を取得する、取得部と、利用者の生体情報と、前記利用者に発行されたパスポートの機械読取領域に記載されたMRZ(Machine Readable Zone)情報と、を対応付けて記憶する、サーバ装置に前記審査対象利用者の生体情報の照合を要求する、照合要求部と、前記照合により特定されたMRZ情報を用いてパスポートのIC(Integrated Circuit)チップから情報を読み出すことに成功した場合に、前記審査対象利用者が通行可能となるようにゲートを制御する、制御部と、を備える、ゲート装置が提供される。
【0009】
本発明の第2の視点によれば、利用者の生体情報と、前記利用者に発行されたパスポートの機械読取領域に記載されたMRZ(Machine Readable Zone)情報と、を対応付けてゲート利用者情報として記憶する、記憶部と、利用者の出入国審査の結果に応じてゲートを制御する、ゲート装置から受信した審査対象利用者の生体情報を用いて、前記ゲート利用者情報を検索し前記受信した生体情報に対応する前記MRZ情報を特定する、照合部と、前記特定されたMRZ情報を前記ゲート装置に送信する、通信制御部と、を備える、サーバ装置が提供される。
【0010】
本発明の第3の視点によれば、利用者の生体情報と、前記利用者に発行されたパスポートの機械読取領域に記載されたMRZ(Machine Readable Zone)情報と、を対応付けてゲート利用者情報として記憶する、サーバ装置と、利用者の出入国審査の結果に応じてゲートを制御する、ゲート装置と、を含み、前記ゲート装置は、審査対象利用者の生体情報を取得すると共に、前記サーバ装置に前記審査対象利用者の生体情報を送信し、前記サーバ装置は、前記ゲート利用者情報を検索し前記受信した生体情報に対応する前記MRZ情報を特定すると共に、前記特定したMRZ情報を前記ゲート装置に送信し、前記ゲート装置は、前記受信したMRZ情報を用いてパスポートのIC(Integrated Circuit)チップから情報を読み出すことに成功した場合に、前記審査対象利用者が通過可能となるように前記ゲートを制御する、出入国審査システムが提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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