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公開番号2025004537
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023104272
出願日2023-06-26
発明の名称ハラスメント情報提供装置、ハラスメント情報提供方法およびコンピュータプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G10L 15/10 20060101AFI20250107BHJP(楽器;音響)
要約【課題】 会話においてハラスメントが懸念される発言をした者に、ハラスメントの抑制につながる納得感の有る情報を提示できる技術を提供する。
【解決手段】 ハラスメント情報提供装置は、文字起こし部と判断部と出力部を備える。文字起こし部は、会話における音声データから話者の発言をテキスト化する。判断部は、テキスト化された発言を表すテキストデータの解析によって会話のネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを算出し、当該ネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを用いて会話のハラスメント度合いを判断する。出力部は、ハラスメント度合いを表す情報を含むハラスメント情報を出力する。
【選択図】 図11
特許請求の範囲【請求項1】
会話における音声データから話者の発言をテキスト化する文字起こし部と、
テキスト化された発言を表すテキストデータの解析によって会話のネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを算出し当該ネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを用いて会話のハラスメント度合いを判断する判断部と、
判断されたハラスメント度合いを表す情報を含むハラスメント情報を出力する出力部と
を備えるハラスメント情報提供装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記判断部は、会話のテキストデータから、ネガティブな発言であるネガティブワードと、ポジティブな発言であるポジティブワードとを抽出し、会話に含まれているネガティブワードの数を用いてネガティブ度合いを算出し、また、会話に含まれているポジティブワードの数を用いてポジティブ度合いを算出し、当該ネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを用いて会話のハラスメント度合いを判断する請求項1に記載のハラスメント情報提供装置。
【請求項3】
前記判断部は、会話に含まれているネガティブワードとポジティブワードのそれぞれの数の情報に加えて、音声データから取得される情報をも用いて、ネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを算出する請求項2に記載のハラスメント情報提供装置。
【請求項4】
前記判断部は、会話に含まれているネガティブワードとポジティブワードのそれぞれの数の情報に加えて、会話の話者たちの関係を表す情報と話者それぞれの属性情報とのうちの少なくとも一つをも用いて、ネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを算出する請求項2に記載のハラスメント情報提供装置。
【請求項5】
前記判断部は、ハラスメントが懸念されるハラスメント発言に対する話者それぞれの耐性の程度を表すハラスメント耐性情報を取得し、当該ハラスメント耐性情報をも用いてハラスメント度合いを判断する請求項1に記載のハラスメント情報提供装置。
【請求項6】
コンピュータによって、
会話における音声データから話者の発言をテキスト化し、
テキスト化された発言を表すテキストデータの解析によって会話のネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを算出し当該ネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを用いて会話のハラスメント度合いを判断し、
ハラスメント度合いを表す情報を含むハラスメント情報を出力する
ハラスメント情報提供方法。
【請求項7】
会話における音声データから話者の発言をテキスト化する処理と、
テキスト化された発言を表すテキストデータの解析によって会話のネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを算出し当該ネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを用いて会話のハラスメント度合いを判断する処理と、
ハラスメント度合いを表す情報を含むハラスメント情報を出力する処理と
をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ハラスメントの抑制を図る技術を提供する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
いわゆるパワハラ防止法が施工されたことにも表されているように、職場などでハラスメントを抑制しようとする意識が高くなってきている。特許文献1(特開2020-9238号公報)や特許文献2(特開2023-9563号公報)には、ハラスメントを防止すべく、ハラスメント検知用のNGワードを用いたハラスメントの検知、および、その通知に係る技術が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-9238号公報
特開2023-9563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
会話の中でハラスメントが懸念される同じような発言があっても、その発言を受けた受け手がハラスメントを受けたと感じる場合と感じない場合がある。このようなことから、ハラスメントが懸念される発言だけで会話におけるハラスメントを的確に検知することは難しい。また、ハラスメントが懸念される発言(以下、ハラスメント発言とも称する)をした者は、ハラスメント発言をしたという自覚が無い場合も多いことから、ハラスメントの有無判定によって単にハラスメントが検知された旨が通知されても納得しないことが考えられる。このために、そのようなハラスメントの有無判定による単なるハラスメント検知の通知はハラスメントの抑制につながらない場合があると考えられる。
【0005】
本開示は上記課題を解決するために考え出されたものである。すなわち、本開示の主な目的は、会話においてハラスメントが懸念される発言をした者に、ハラスメントの抑制につながる納得感の有る情報を提示できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示におけるハラスメント情報提供装置は、その一態様として、
会話における音声データから話者の発言をテキスト化する文字起こし部と、
テキスト化された発言を表すテキストデータの解析によって会話のネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを算出し当該ネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを用いて会話のハラスメント度合いを判断する判断部と、
判断されたハラスメント度合いを表す情報を含むハラスメント情報を出力する出力部と
を備える。
【0007】
また、本開示におけるハラスメント情報提供方法は、その一態様として、
コンピュータによって、
会話における音声データから話者の発言をテキスト化し、
テキスト化された発言を表すテキストデータの解析によって会話のネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを算出し当該ネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを用いて会話のハラスメント度合いを判断し、
ハラスメント度合いを表す情報を含むハラスメント情報を出力する。
【0008】
さらに、本開示におけるコンピュータプログラムは、その一態様として、
会話における音声データから話者の発言をテキスト化する処理と、
テキスト化された発言を表すテキストデータの解析によって会話のネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを算出し当該ネガティブ度合いおよびポジティブ度合いを用いて会話のハラスメント度合いを判断する処理と、
ハラスメント度合いを表す情報を含むハラスメント情報を出力する処理と
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、会話においてハラスメントが懸念される発言をした者に、ハラスメントの抑制につながる納得感の有る情報を提示できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示におけるハラスメント情報提供装置(情報提供装置)の構成例を説明する図である。
音声データを文字起こし処理によりテキスト化したテキストデータの一例を説明する図である。
ネガティブワードの一例を表す図である。
ポジティブワードの一例を表す図である。
さらに、ポジティブワードの一例を表す図である。
ハラスメント情報を表示装置に表示した場合における表示の一例を表す図である。
ハラスメント情報の表示の別の一例を表す図である。
さらにまた別のハラスメント情報の表示例を表す図である。
ハラスメント情報提供装置(情報提供装置)の動作例を説明するフローチャートである。
ハラスメント情報を表示するさらに別の表示例を表す図である。
ハラスメント情報提供装置(情報提供装置)の別の構成例を説明する図である。
ハラスメント情報提供装置(情報提供装置)の別の動作例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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