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公開番号2025004220
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-14
出願番号2024178563,2020158116
出願日2024-10-11,2020-09-23
発明の名称解析装置、解析方法および解析プログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G05B 19/418 20060101AFI20250106BHJP(制御;調整)
要約【課題】シートの各箇所において、複数の工程の製造履歴データを関連付けたデータを容易に参照することができる解析装置を提供する。
【解決手段】解析装置を、データ取得部101と、位置特定部102と、マップ表示部103を備える構成とする。データ取得部101は、シートを製造する際の複数の工程の製造履歴データを取得する。位置特定部102は、複数の工程間において、シート上の長辺方向における位置が同一の製造履歴データを関連付ける。マップ表示部103は、シートを示すマップ上の対応する位置に、長辺方向の位置が同一の製造履歴データを互いに関連付けて表示する。
【選択図】 図14
特許請求の範囲【請求項1】
シートを製造する際の複数の工程の製造履歴データを取得するデータ取得手段と、
前記複数の工程間において、前記シート上の長辺方向における位置が同一の製造履歴データを関連付ける位置特定手段と、
前記シートを示すマップ上の対応する位置に、前記長辺方向の位置が同一の製造履歴データを互いに関連付けて表示するマップ表示手段と
を備える解析装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記データ取得手段は、前記シートの検査データをさらに取得し、
前記マップ表示手段は、前記検査データが取得された位置に対応する前記マップ上の位置に前記検査データを重ねて表示する請求項1に記載の解析装置。
【請求項3】
前記位置特定手段は、時系列の前記製造履歴データを前記シートの長辺方向の位置データに変換し、前記長辺方向の位置が同一の履歴データと関連付ける請求項1または2に記載の解析装置。
【請求項4】
前記マップ表示手段は、複数の前記シートの製造履歴データを処理が行われた順に表示する請求項1から3いずれかに記載の解析装置。
【請求項5】
前記マップ表示手段は、選択された項目の製造履歴データを前記マップ上に表示する請求項1から4いずれかに記載の解析装置。
【請求項6】
前記マップ表示手段は、前記マップ上で選択された項目に関連する情報を表示する請求項1から5いずれかに記載の解析装置。
【請求項7】
シートを製造する際の複数の工程の製造履歴データを取得し、
前記複数の工程間において、前記シート上の長辺方向における位置が同一の製造履歴データを関連付け、
前記シートを示すマップ上の対応する位置に、前記長辺方向の位置が同一の製造履歴データを互いに関連付けて表示する解析方法。
【請求項8】
前記シートの検査データをさらに取得し、
前記検査データが取得された位置に対応する前記マップ上の位置に前記検査データを重ねて表示する請求項7に記載の解析方法。
【請求項9】
時系列の前記製造履歴データを前記シートの長辺方向の位置データに変換し、前記長辺方向の位置が同一の履歴データと関連付ける請求項7または8に記載の解析方法。
【請求項10】
シートを製造する際の複数の工程の製造履歴データを取得する処理と、
前記複数の工程間において、前記シート上の長辺方向における位置が同一の製造履歴データを関連付ける処理と、
前記シートを示すマップ上の対応する位置に、前記長辺方向の位置が同一の製造履歴データを互いに関連付けて表示する処理と
をコンピュータに実行させる解析プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、製造履歴の可視化に関するものであり、特に、シート製品の製造履歴の可視化に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
シート製品は、加工を施す際にロールからシートを引き出し、シートが通過する各装置において表面加工および熱処理等を施して、再度、ロールとして保管する工程を繰り返すことで製造される。そのような方法で、複数の製造工程を経て製造されるシート製品では、製品の異常が発生した際に、異常が発生した個所の製造条件の履歴を調べることが困難であることが多い。そのため、複数の工程で取得されたデータを比較する技術の検討が行われている。そのような、複数の工程で取得されたデータを比較する技術としては、例えば、特許文献1および特許文献2のような技術が開示されている。
【0003】
特許文献1の異物検査方法は、シート製品において、複数の検査工程で検出された異物が同一のものであるかを判定する方法に関するものである。特許文献1の異物検査方法では、各検査工程で検出された異物をシートの長辺方向の座標を基にマップに表示し、異物が存在する領域が重なるかで同じ異物であるかを判定している。また、特許文献2のシート製品の品質監視システムは、巻き出し長から算出した不良の位置と、製造装置の運転状態のデータを関連付けて管理している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-191127号公報
特開2010-70386号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術は次のような点で十分ではない。特許文献1の技術は、各検査工程で検出された異物が同一のものであるかを判断しているが、異物が検出された位置の製造条件の履歴データは、作業者がそれぞれの工程について検索して照合する必要があり、複雑で膨大な作業が必要となり得る。また、特許文献2の技術においても、装置の運転状態のデータを検査データに関連付けてはいるが、異物が発生した時点で装置の運転状態の履歴データがどのように変化したかについては関連付けすることができない。そのため、特許文献1および特許文献2の技術は、異常が発生した際に、異常が検出した個所における各工程の製造条件の履歴データを調べる技術としては十分ではない。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するため、シートの各箇所において、複数の工程の製造履歴データを関連付けたデータを容易に参照することができる解析装置等を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明の解析装置は、データ取得部と、位置特定部と、表示部を備えている。データ取得部は、シートを製造する際の複数の工程の製造履歴データを取得する。位置特定部は、複数の工程間において、シート上の長辺方向における位置が同一の製造履歴データを関連付ける。表示部は、シートを示すマップ上の対応する位置に、長辺方向の位置が同一の製造履歴データを互いに関連付けて表示する。
【0008】
本発明の解決方法は、シートを製造する際の複数の工程の製造履歴データを取得する。本発明の解決方法は、複数の工程間において、シート上の長辺方向における位置が同一の製造履歴データを関連付ける。本発明の解決方法は、シートを示すマップ上の対応する位置に、長辺方向の位置が同一の製造履歴データを互いに関連付けて表示する。
【0009】
本発明の解析プログラムは、シートを製造する際の複数の工程の製造履歴データを取得する処理をコンピュータに実行させる。本発明の解析プログラムは、複数の工程間において、シート上の長辺方向における位置が同一の製造履歴データを関連付ける処理をコンピュータに実行させる。本発明の解析プログラムは、シートを示すマップ上の対応する位置に、長辺方向の位置が同一の製造履歴データを互いに関連付けて表示する処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、シートの各箇所において、複数の工程の製造履歴データを関連付けたデータを容易に参照することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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