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公開番号
2025003612
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2024186793,2022532908
出願日
2024-10-23,2020-07-01
発明の名称
認証制御装置、認証制御システム、認証制御方法及び認証制御プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ウォークスルー型の認証システムにおいて認証対象者の生体認証結果を適切に通知する。
【解決手段】認証制御装置は、複数の発光素子が埋設された所定の通路上の歩行者が撮影された撮影画像から当該歩行者の生体情報を取得する生体情報取得部と、取得した生体情報と複数の人物の生体情報との生体認証結果を取得する認証制御部と、撮影画像を解析して通路上の歩行者の位置を特定する位置特定部と、特定された位置を含む発光対象領域に対応する発光素子に対して、生体認証結果に関する表示制御を行う表示制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の発光素子が埋設された所定の通路上の歩行者が撮影された撮影画像から当該歩行者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
前記取得した生体情報と複数の人物の生体情報との生体認証結果を取得する認証制御手段と、
前記撮影画像を解析して前記通路上の前記歩行者の位置を特定する位置特定手段と、
前記生体認証結果に基づいて、発光対象領域と前記発光対象領域の表示態様を決定する決定手段と、
前記決定された発光対象領域に対応する前記発光素子に対して、前記決定された表示態様に基づく前記生体認証結果に関する表示制御を行う表示制御手段と、
を備え、
前記決定手段は、
前記生体認証結果が認証成功を示す場合、前記発光対象領域は前記特定された位置とし、前記表示態様は前記発光対象領域に対応する前記発光素子における第1の色での点灯を第1の期間維持する表示態様とし、
前記生体認証結果が認証失敗を示す場合、前記発光対象領域は前記生体認証結果が認証失敗を示した歩行者の進行方向とし、前記表示態様は前記発光対象領域に対応する前記発光素子における第2の色での点灯を第2の期間維持する表示態様とし、前記第1の色と前記第2の色は異なり、前記第1の期間は前記第2の期間よりも短い、
認証制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記進行方向は、前記撮影画像から予測される前記歩行者の進行方向である
請求項1に記載の認証制御装置。
【請求項3】
前記決定手段は、前記生体認証結果が認証失敗を示す場合、認証成功を示す場合よりも強調表示するように前記表示態様を決定する
請求項1又は2に記載の認証制御装置。
【請求項4】
前記決定手段は、前記生体認証結果に基づいて前記歩行者の属性を特定し、当該特定した属性に応じて前記表示態様及び前記発光対象領域の少なくともいずれかを決定する
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の認証制御装置。
【請求項5】
前記歩行者から測定された体表温度を取得する体表温度取得手段をさらに備え、
前記決定手段は、前記体表温度が所定値以上である場合に、当該体表温度が所定値未満である場合よりも強調するように前記表示態様及び前記発光対象領域の少なくともいずれかを決定する
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の認証制御装置。
【請求項6】
前記決定手段は、前記歩行者の体表温度の履歴に基づいて前記所定値を決定し、前記取得した体表温度と当該決定した所定値との比較結果に応じて、前記表示態様及び前記発光対象領域の少なくともいずれかを決定する
請求項5に記載の認証制御装置。
【請求項7】
前記撮影画像から前記歩行者の体形特徴量を抽出し、当該抽出された体形特徴量と前記特定された位置とを対応付けて履歴記憶手段に保存する保存手段をさらに備え、
前記決定手段は、
前記生体認証結果が認証失敗を示す場合、前記履歴記憶手段の中から、認証に失敗した歩行者の体形特徴量に対応付けられた位置を取得し、当該取得した位置を用いて当該歩行者の移動軌跡を生成し、当該移動軌跡を前記発光対象領域として決定し、
前記表示制御手段は、前記決定された移動軌跡に対応する前記発光素子に対して前記表示制御を行う
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の認証制御装置。
【請求項8】
前記表示制御手段は、
前記位置の特定後から前記歩行者の前記生体認証結果が取得されるまでの間、前記特定された位置を含む発光対象領域に対応する前記発光素子に対して前記第1の色及び前記第2の色とは異なる色での第1の点灯をさせるように表示制御を行い、
前記生体認証結果が取得された後、前記生体認証結果の成否に応じて前記第1の色での第2の点灯又は前記第2の色での第3の点灯のいずれかを選択し、前記発光対象領域に対応する前記発光素子に対して当該選択した点灯をさせるように表示制御を行う
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の認証制御装置。
【請求項9】
前記表示制御手段は、前記生体認証結果が認証失敗後に認証成功を示した場合、当該認証失敗時に点灯を維持した発光素子に対して消灯するように表示制御を行う
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の認証制御装置。
【請求項10】
前記通路は、前記複数の発光素子のそれぞれに対応する圧力センサがさらに埋設され、
前記認証制御装置は、前記圧力センサによる検出結果を取得する検出結果取得手段をさらに備え、
前記位置特定手段は、前記検出結果をさらに加味して前記位置を特定する
請求項1乃至9のいずれか1項に記載の認証制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、認証制御装置、認証制御システム、認証制御方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関し、特に、生体認証を制御するための認証制御装置、認証制御システム、認証制御方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
入退場時に認証を行う施設において、出入口に設けられたゲート装置が、入退場希望者に対する認証を行い、認証結果に応じてゲートの開閉制御を行っている。そして、近年では、多数の人物を同時並行に認証するために、ゲートレスのウォークスルー型の認証システムが求められている。
【0003】
特許文献1には、圧力センサを用いた個人認証システムに関する技術が開示されている。特許文献1にかかる個人認証システムは、多数の圧力センサが配置されたセンサシート上を通行者が歩行すると、情報処理装置がセンサシートで検出した圧力情報に基づき、圧力情報が事前に登録済みの人物か否かを判定し、未登録の人物の場合、警告を行う。
【0004】
特許文献2には、所定エリアを歩行する歩行者を撮影した顔画像と予め登録された辞書情報とを照合することにより歩行者が予め登録された人物かを判定する人物認証装置に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-050845号公報
特開2008-158678号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、特許文献1及び2では、ウォークスルー型の認証システムにおいて認証対象者の生体認証結果を適切に通知できないという問題点がある。特許文献1の場合、圧力センサで検出された圧力情報のみで認証対象者の認証を行うため、生体認証と比べて認証精度が低い。また、特許文献2の場合、ドアを用いるため、ウォークスルー型に適用できない。
【0007】
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ウォークスルー型の認証システムにおいて認証対象者の生体認証結果を適切に通知するための認証制御装置、認証制御システム、認証制御方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様にかかる認証制御装置は、
複数の発光素子が埋設された所定の通路上の歩行者が撮影された撮影画像から当該歩行者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
前記取得した生体情報と複数の人物の生体情報との生体認証結果を取得する認証制御手段と、
前記撮影画像を解析して前記通路上の前記歩行者の位置を特定する位置特定手段と、
前記特定された位置を含む発光対象領域に対応する前記発光素子に対して、前記生体認証結果に関する表示制御を行う表示制御手段と、
を備える。
【0009】
本開示の第2の態様にかかる認証制御システムは、
所定の通路に埋設された複数の発光素子と、
撮影装置と、
前記複数の発光素子及び前記撮影装置と接続された認証制御装置と、
を備え、
前記認証制御装置は、
前記撮影装置により前記通路上の歩行者が撮影された撮影画像から、当該歩行者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
前記取得した生体情報と複数の人物の生体情報との生体認証結果を取得する認証制御手段と、
前記撮影画像を解析して前記通路上の前記歩行者の位置を特定する位置特定手段と、
前記特定された位置を含む発光対象領域に対応する前記発光素子に対して、前記生体認証結果に関する表示制御を行う表示制御手段と、
を備える。
【0010】
本開示の第3の態様にかかる認証制御方法は、
コンピュータが、
複数の発光素子が埋設された所定の通路上の歩行者が撮影された撮影画像から当該歩行者の生体情報を取得し、
前記取得した生体情報と複数の人物の生体情報との生体認証結果を取得し、
前記撮影画像を解析して前記通路上の前記歩行者の位置を特定し、
前記特定された位置を含む発光対象領域に対応する前記発光素子に対して、前記生体認証結果に関する表示制御を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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